J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2023年~)

今日のラーメン(油そばW盛り@東京油組総本店 藤沢組)

2024年05月07日 | ラーメン(都外)


連休明けの今日は雨ときどき曇り。今朝は上空に白い雲が広がっていて、その下を灰白色の綿雲が悠然と南から北に流れていた。今朝の気温は19℃で湿度が高く、南よりの風が吹いている。外出のために外に出ると、空気がシメシメとしていて、湿った風がヒンヤリと感じられた。
今日は介護休暇で1日休んだ。朝早く、老健施設に行く予定となっているため、平日と同じ時間に起床すると家を出る。日野駅から電車に乗って藤沢駅に到着したのは、午前8時過ぎである。

実家に寄って老健施設に向かう。施設の近くにあるショッピングモールの中のカフェでモーニングを食べるつもりでいたのだが、ショッピングモールの営業時間が10時からで、中のカフェも営業時間もショッピングモールの営業時間と同じと知って、あてが外れた。結局、朝食を食べることができず、持参したペットボトルのドリンクだけ飲む羽目になった。
実家に到着した時はまだ雨は降っていなかったが、やがて、弱い雨がパラパラと降ってきた。実家と老健施設を往復して、再び実家に戻ると、間もなくして本降りの雨が降り出してきた。

日中は雨ときどき止む。昼間の最高気温は20℃で、朝からあまり気温が上がらず、肌寒いくらいの陽気となった。強い南よりの風が吹いていて、雨が時折、実家の雨戸を叩きつけるように降っている。上空には白い雲が広がっていて、すごい早さで雲が流れていくのが見えた。
午後4時頃には雨雲が東の方に抜けて雨が止んだので、帰宅の途につく。結果的にお昼を抜いたこともあり、途中で遅いお昼を食べて帰ることにした。本鵠沼駅から藤沢駅に出ると、JR藤沢駅の北口に出た。柳通りから銀座通り交差点を抜けて、サム・ジュ・モール商店街に入る。左手の交差点脇に立つビルの隣のビルの1階に油そば屋「東京油組総本店 藤沢組」がある。


今日はこの店に入ることにした。
店に入ると、入口右手に券売機があって、ここで食券を購入する。ちなみに券売機の右脇の棚には紙エプロンが詰められていた。


券売機の右脇には全てのメニューが掲示されている。
食券を買うと店の奥に進んだ。店内は入口から見て正面に厨房があって、その手前にカウンター席が10席L字形に配されている。その右手には4人掛けのテーブル席が2卓配されていた。空いているカウンター席に座ると、店員が冷水の入ったコップと刻みネギが入った容器を置いたので、食券を店員に手渡した。注文したのは「油そばW盛り」「スペシャルトッピングB」である。無料トッピングは「つぶし生にんにくW(ダブル)」「柚子こしょう」を注文した。店員から紙エプロンが必要か聞かれたので、不要と答えた。

料理の注文を終えると、お冷を少し飲んだ。カウンターの上には台ふきんとティッシュボックスが置かれている。カウンターテーブルの上にはラー油と酢、ブラックペッパーグラウンド、辛味、箸、楊枝、冷水のポットが置かれている。
最初に「柚子こしょう」が出された。しばらくして「油そばW盛り」「スペシャルトッピングB」「つぶし生にんにくW(ダブル)」がカウンターの中から出された。


さっそく箸を取って、油そばを食べることにした。
「油そばW盛り」の麺は太麺で、麺の上には半熟玉子が1個とチャーシューが2枚、刻みチャーシューが4切れ載せられている他、メンマ、ネギごま、刻み海苔、「つぶし生にんにくW(ダブル)」が載っている。


まずは箸で麺と麺の上に載せられた具を絡ませるようにして混ぜる。丼の底には醤油ベースの特製タレと特別に調合した油が溜まっていて、これが麺に絡むと、麺が茶色く染まった。適度に麺がタレと具に絡んだところで、ラー油を廻し入れ、更に刻みネギをたっぷりと載せて、更にかき混ぜる。
刻みネギが程よく麺に絡んだところで、麺を食べた。国内最高品質の小麦粉を使っているという自家製麺はもちもちとした歯応えで、小麦粉の風味と食感が感じられる。麺に絡んだ半熟玉子がクリーミーで、刻みネギのシャキシャキとした食感とゴマの粒々とした食感が美味しい。メンマはジューシーで、チャーシューも麺に絡んで口の中に入ってくる。ニンニクのガツンとした風味が麺にコクを与えていて、海苔の味わいと刻みチャーシューの柔らかい肉の食感がアクセントになっている。

2枚のチャーシューは麺にうまく絡まなかったので、そのまま食べることにした。直径7cmで厚みが5mmほどのチャーシューは柔らかくて、脂身が少なく、赤身の旨さが味わえる。「柚子こしょう」をたっぷりと載せて食べると、「柚子こしょう」の辛味と清涼な風味が鼻腔を抜けて行った。肉の旨味を「柚子こしょう」が引き立てているかのように美味しい。チャーシューを食べながら麺を食べた。
チャーシューを食べてしまうと、「油そば」にも「柚子こしょう」を投入して味変を楽しむ。「柚子こしょう」の爽やかな辛味が麺に絡んで喉の奥に消えていく。ひたすら麺を食べていくと、丼の中が空になった。油もタレも具も残っていない。綺麗に丼が空になってしまった。

美味しかった。満腹である。コップに残った冷水を飲み干すと、食器類をカウンターの上に全て載せて、店を出た。
藤沢駅から小田急線快速急行電車に乗って町田駅に出ると、JR横浜線に乗り換えて帰宅の途につく。日野駅に着く頃には日も沈んで、空は暗くなっていた。改札を抜けて駅の外に出ると、甲州街道沿いに歩き始めた。上空には暗い空に白い雲が広がっているものの、雲の合間から暗い空が顔を出している。

日中降っていた雨で濡れた路面は、ほぼ乾いていた。ただ湿度が高くて、空気がシメシメとしている。北よりの風がヒンヤリと感じられるものの、湿っぽく感じられた。涼しい陽気なのに、少し汗をかいている。ちょっと西の空を横田から飛び立った軍用機が轟音と共に横切っていくのが見えた。

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