気弱なウルフの山のあしあと

一度きりの人生 前を向いて歩く。山は登るのは大好きだけど、下るのは苦手。苦手を克服するために、休みの日は山に登ってます。

山肌が赤く染まる瞬間 北穂高岳~奥穂高岳 vol. 2

2014年09月16日 | 北アルプス


   【 凛とした空気に 身も心も引き締まります 】


       山肌が赤く染まる瞬間 北穂高岳~奥穂高岳 vol. 1


  上高地から 5 時間ほどで涸沢に到着して


  広~い幕営地の中から 快適に過ごせそうな場所を選んで テント設営


  紅葉真っ盛りの週末ともなると お隣さんのテントとの距離もすっごく近くなるのでしょうが


  この日は それぞれのプライバシーが適度に保たれるくらい ゆったりしたテント場でした 

   テント場から見える 北穂高岳

  


  さっ テント設営も完璧にできたので ( 笑 )


  お昼ご飯を食べに 涸沢ヒュッテへお昼ご飯を食べに行きましょうか


  石畳の道を 1 分も歩けば 到着です

   涸沢ヒュッテ

  


  涸沢ヒュッテも涸沢小屋も お・で・ん が有名のようですが


  敢えて ラーメンを注文 


  醤油味のさっぱりとしたラーメンで 美味しかったです


  そうそう ラーメンをテラスで食べようと思ったのでが


  生憎 空からポツポツを雨粒が落ちてきていたので パノラマ売店の屋根のある場所で食べました

   ラーメン

  

   テラス

  
   

  ラーメンを食べ終わり テントへ戻って 読書タイム 


  ( 15 時に 幕営料 大人一名一泊 1,000 円  2 泊なので 2,000 円を払いに行きました )


  雨粒も落ちてこなくなり 時折陽も差すようになって テントの中は快適


  本を読んでいたはずが いつの間にか お昼寝タイムに突入 


  周辺の方が夕食の準備をする音で目覚め 後れを取らないように ( 笑 ) 自分も夕食の準備開始

   すき焼きうどん

  

  


  夕方から穂高の山並みには ガスが流れ込んで 姿が隠されたりしましたが


  ガスの動きも早く 山の背後には雲が多いいながらも 稜線がくっきりと見える時もあって


  明日の稜線歩きのイメージトレーニングをしてみたりして のんびりとした時間を過ごし


  19 時過ぎに 就寝 ( はやっ

   前穂高岳

  

   奥穂高岳

  

   翌日の下山ルート ( ザイテングラート )

   

   北尾根

  

   涸沢小屋と左の尖山は涸沢槍

  

   涸沢槍

  




   二日目 ( 9/12 )


  朝 4 時半過ぎに起きてみると 雲一つない晴天 


  穂高の山が 赤く染まるかなぁ…


  たくさんの人たちが 山小屋やテントから外へ出て その瞬間を待っています

   空が白み始め 5:20

  

  

   赤く染まる 5:27

  

  

  

   モルゲンロート終わり 5:35

  


  ん~~ こんな景色が見れたら 山に登らなくても


  涸沢で テントを張って のんびり過ごすのもいいかなぁ… なんて思っちゃいますよね


  さっ


 
  そろそろ 歩き始めましょうか 


  ( この日の朝 冷え込んだので テントのフライに 霜がびっしりとついていました (@_@) )

   霜でバリバリ

  


  6:00 まずは 涸沢小屋を目指して 石畳の登山道をテクテク

   石畳の道

  

   涸沢小屋の周辺に咲いていた花たち

  

  

  


  涸沢小屋の手前を右手に進み すぐの所から 取り付きます

   北穂高岳への入り口

  

   登山道

  

  

   テン場が小さく見えます

  

  


  登山道は 概ねガレ場が続きます


  落石を起こさないように 浮石などに注意を払いながら 高度を上げていきます

   登山道

  

  

  


  歩く登山道の石に 白いペンキでマークが付けられているので


  マークや矢印に従って歩けば 道迷いなどの心配はないかな 


  空は青く 空気も澄んでいるので もう少し高度を上げれば 富士山が見えるかな~~ 


  そんな事を思いながら のんびりと歩いて行きます

   前穂高岳と北尾根

  


  南陵の鎖場手前は ガレ場のトラバース

   落石注意

  


  ガレ場のトラバースを慎重に歩き


  ふと 左に目をやると… 


  ふっ 富士山だ~~~ 

   雲海に浮かぶ富士山

  

  


  いつみても 富士山は端正なお姿でございますね 


  では 先に進みましょうか


  ガレ場のトラバースを過ぎると 鎖場 & 鉄梯子


  長めの鎖が設置されていますが 足掛かりもしっかりとしていたので


  それほど鎖に頼ることなく 三点支持で上がっていきました


  それと 鎖は一本しかありませんので 上り下りすれ違いの際は譲り合うようにしましょうね 

   鎖場

  

   濡れている時は 滑りやすいので要注意ですね

    


  鉄梯子を上りきると 南陵に取り付きます



  と 長くなりましたので


       山肌が赤く染まる瞬間 北穂高岳~奥穂高岳 vol. 3 に続きます 

  


  


  



  


  

  

   

  

      


   


  


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