【 凛とした空気に 身も心も引き締まります 】
山肌が赤く染まる瞬間 北穂高岳~奥穂高岳 vol. 1
上高地から 5 時間ほどで涸沢に到着して
広~い幕営地の中から 快適に過ごせそうな場所を選んで テント設営
紅葉真っ盛りの週末ともなると お隣さんのテントとの距離もすっごく近くなるのでしょうが
この日は それぞれのプライバシーが適度に保たれるくらい ゆったりしたテント場でした

テント場から見える 北穂高岳

さっ テント設営も完璧にできたので ( 笑 )
お昼ご飯を食べに 涸沢ヒュッテへお昼ご飯を食べに行きましょうか
石畳の道を 1 分も歩けば 到着です
涸沢ヒュッテ

涸沢ヒュッテも涸沢小屋も お・で・ん が有名のようですが
敢えて ラーメンを注文

醤油味のさっぱりとしたラーメンで 美味しかったです
そうそう ラーメンをテラスで食べようと思ったのでが
生憎 空からポツポツを雨粒が落ちてきていたので パノラマ売店の屋根のある場所で食べました
ラーメン

テラス

ラーメンを食べ終わり テントへ戻って 読書タイム

( 15 時に 幕営料 大人一名一泊 1,000 円 2 泊なので 2,000 円を払いに行きました )
雨粒も落ちてこなくなり 時折陽も差すようになって テントの中は快適
本を読んでいたはずが いつの間にか お昼寝タイムに突入


周辺の方が夕食の準備をする音で目覚め 後れを取らないように ( 笑 ) 自分も夕食の準備開始
すき焼きうどん


夕方から穂高の山並みには ガスが流れ込んで 姿が隠されたりしましたが
ガスの動きも早く 山の背後には雲が多いいながらも 稜線がくっきりと見える時もあって
明日の稜線歩きのイメージトレーニングをしてみたりして のんびりとした時間を過ごし
19 時過ぎに 就寝 ( はやっ

前穂高岳

奥穂高岳

翌日の下山ルート ( ザイテングラート )

北尾根

涸沢小屋と左の尖山は涸沢槍

涸沢槍

二日目 ( 9/12 )
朝 4 時半過ぎに起きてみると 雲一つない晴天



穂高の山が 赤く染まるかなぁ…
たくさんの人たちが 山小屋やテントから外へ出て その瞬間を待っています
空が白み始め 5:20


赤く染まる 5:27



モルゲンロート終わり 5:35

ん~~ こんな景色が見れたら 山に登らなくても
涸沢で テントを張って のんびり過ごすのもいいかなぁ… なんて思っちゃいますよね
さっ
そろそろ 歩き始めましょうか

( この日の朝 冷え込んだので テントのフライに 霜がびっしりとついていました (@_@) )
霜でバリバリ

6:00 まずは 涸沢小屋を目指して 石畳の登山道をテクテク
石畳の道

涸沢小屋の周辺に咲いていた花たち



涸沢小屋の手前を右手に進み すぐの所から 取り付きます
北穂高岳への入り口

登山道


テン場が小さく見えます


登山道は 概ねガレ場が続きます
落石を起こさないように 浮石などに注意を払いながら 高度を上げていきます
登山道



歩く登山道の石に 白いペンキでマークが付けられているので
マークや矢印に従って歩けば 道迷いなどの心配はないかな

空は青く 空気も澄んでいるので もう少し高度を上げれば 富士山が見えるかな~~

そんな事を思いながら のんびりと歩いて行きます
前穂高岳と北尾根

南陵の鎖場手前は ガレ場のトラバース
落石注意

ガレ場のトラバースを慎重に歩き
ふと 左に目をやると…

ふっ 富士山だ~~~

雲海に浮かぶ富士山


いつみても 富士山は端正なお姿でございますね

では 先に進みましょうか
ガレ場のトラバースを過ぎると 鎖場 & 鉄梯子
長めの鎖が設置されていますが 足掛かりもしっかりとしていたので
それほど鎖に頼ることなく 三点支持で上がっていきました
それと 鎖は一本しかありませんので 上り下りすれ違いの際は譲り合うようにしましょうね

鎖場

濡れている時は 滑りやすいので要注意ですね


鉄梯子を上りきると 南陵に取り付きます
と 長くなりましたので
山肌が赤く染まる瞬間 北穂高岳~奥穂高岳 vol. 3 に続きます

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