気弱なウルフの山のあしあと

一度きりの人生 前を向いて歩く。山は登るのは大好きだけど、下るのは苦手。苦手を克服するために、休みの日は山に登ってます。

山で至福のひと時を 蝶ヶ岳 vol. 1

2012年09月17日 | 北アルプス


   【 テン泊も そろそろ寒さ対策が必要となってきました 】


 2012年9月15~16日(土~日)


  そろそろ夏山シーズンも終わりつつありますが 


  夏山シーズンしかテン泊登山をしないので 今シーズン最後のテン泊登山を


  悩んで 悩んで 悩み抜いて 出発前日に 蝶ヶ岳に決定しました 


  ( 今回蝶ヶ岳でテン泊して 来月もう一回行けるような気がしたので 来月が最後かな? 笑 )



 9月15日(土)


  前日仕事を終えて テン泊用の荷物と一応日帰りのザックも車に積み込んで自宅を出発 


  高速道路を乗り継ぎ 梓川 S.A で時間調整をして 午前 0 時に豊科インターを流出


  インターを出て 直ぐの信号を左折して 2 キロほど直進 


  豊科駅入口交差点を右折して 次の信号交差点 新田 を左折します


  道なりに 3 キロほど走ると突き当りますので 突き当りの交差点 北海渡 を右折


  200 m ほど走って ほりで~ゆ 四季の郷 方面へ左折


  あとは 道なりに 10 キロほど くねくねの林道を走れば  に到着します


  1 時頃に到着しましたが  7 割ほど埋まっていました


  ( 下山した時は 駐車場から出られるかどうか心配になるほど 車が溢れていました 


   にはトイレもあるので 安心して車中泊が出来ます


  翌朝 4 時半過ぎに目が覚めたので 準備をして出発します 


 
  5:10  奥の林道入口からスタートです


   この先 800 m ほど林道歩きです

  

  


  5:25 登山口のに到着


  用意しておいた登山届を提出して 建物左奥の登山道へ進みます

   登山相談所

  


  鉄のハシゴを渡って 常念岳と蝶ヶ岳の分岐を左へ進みます

   鉄橋

  

   分岐点

  


  この先 本沢を歩くのですが それほどの水量も無いようなのでそのまま進みます


  ( 増水時には常念岳方面への迂回路を歩くことになりますので 注意して下さいね 


  分岐点からほどなく 鉄の吊り橋がお出ましです

   よく揺れますので ゆっくりと渡って下さいね

  

   橋下を勢いよく沢が流れてます

  


  本沢のガレた道を 15 分も歩いて行くと 


  5:40 最後の水場 力水 に到着します

   2 リットルほど汲んで担ぎます

  


  常念山脈の稜線上には水場がないので 水を担いで上がるか


  小屋で買い求めるか ( 蝶ヶ岳ヒュッテは 1 リットル 150 円 ) いずれかの方法で水を確保して下さいね


  前回の編笠山も 前々回の双六岳も 水の心配がなかったので 


  テン泊装備を担いでいても それほど重さを感じなかったのですが


  さすがに テン泊装備プラス水 2 リットルは きつかったですね~ (^_^;)


  力水から少し登りつめると 有名なゴジラ君に出会えます

   来るたびに進化 ( ? ) してます 笑

  


  ゴジラ君に挨拶を済ませ 朝陽が差し込む登山道をてくてく歩いて行くと

   真っ直ぐで 緩やかな道

  


  登山道の右側の木々の間から 前常念岳や常念岳が顔を覗かせています

   前常念岳

  

   雲がかかっているのが常念岳

  


  この時期 花も見頃を過ぎているので 時々見つける花を楽しみながら


  樹林帯の中のジグザグの急登を ひたすら歩いて行きます

   

   

   登山道

  


  6:40 まめうち平に到着

   まだまだ歩かねば (^_^;)

  


  まめうち平の辺りは 比較的緩やかな登山道が続きますが


  所々 ぬかるんでいるので 嵌らないように注意が必要です

   ぬかるんだ登山道

  


  この先も まだまだ急坂の登山道が 延々と続きます ( 笑 )

   登山道

  

  


  蝶沢のガレ場を浮石に注意しながら歩き

   標識の字が読めなくなってますね 

  


  山腹のトラバース道を慎重に進んで行きます

   倒木のトンネル?

  

   石や岩がゴロゴロし始めました

  


  悪路と書かれた場所もありますので 落石や滑落に注意しながら


  バランス良く歩いて行きます

   険しくなっていく登山道

  

  

  

   トリカブト

  

   常念岳~前常念岳

  


  8:10 ?ベンチに到着

   あと 1.7 キロ

  


  この先も 木のハシゴや岩ゴロで急坂の登山道を歩いて グングンと高度を上げて行きます

   

  

  


  8:50 最終ベンチに到着

   常念岳の眺めが グッドです

  

  


  最終ベンチの少し手前辺りから 樹林帯を抜けます


  ダケカンバの葉がが少し黄色く色づいてきていたので 


  葉の黄色と青い空のコントラストに秋を感じながら 荷物が重いのも忘れて


  ガンガン前に進んで行きます ( 笑 )

   もうすぐ紅葉が楽しめるかな 

  

  

  


  9:10 蝶ヶ岳・大滝山の分岐点に到着

   夏はお花畑です

  


  この分岐点辺りに 蝶の雪形が残ることから 蝶ヶ岳と名付けられたそうです


  麓から 蝶の雪形を見てみたいですね


  分岐点までくれば 蝶ヶ岳ヒュッテまではもう少しです


  ハイマツの間のザレた登山道を 一気に駆け上がり ( 気持ちとしては駆け上がっているつもり…? )

   

  
 

  


  9:20 蝶ヶ岳ヒュッテのテン場に到着

   まだガラガラのテン場

  


  テン場にザックを置いて 蝶ヶ岳ヒュッテでテン場の受付を済ませます ( 1 泊 500 円 )


  で サクサクとテントを設営して


  ちょっと遅めの 朝ご飯を食べました 

   朝ごパン

  


  朝食後は テン場横の階段ポンポンと軽快に上がって


  槍・穂高の絶景に会える ~~~ はずが…

   肝心な部分が 雲の中で… (^_^;)

  

  

   常念岳方面も信州側に雲

  


  まっ 時間もたっぷりあることですし 雲がきれるのをのんびり待つことにしましょうか


  テン場から 3 分も歩けば蝶ヶ岳山頂なので 一応行っておきましょね ( 笑 )


  蝶ヶ岳山頂 ( 2,677 m )から 前穂高岳・焼岳方面

   蝶ヶ岳山頂

  



  長くなりましたので


       山で至福の一時を 蝶ヶ岳 vol. 2 に続きます 

     

  


  

 


  


  

   


  


  


  


  

  





  

  

  


  


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4 コメント

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Unknown (ヒロシ)
2012-09-17 23:40:37
こんばんは!J-ウルフさん!
蝶ケ岳に登られていたんですね!
槍・穂高連歩の風景はどうだったのでしょうね!
16日はいい天気だったでしょうから、続編が楽しみです!

三股からの登りは結構きついですね!最後の大滝山分岐までの登りが辛かった記憶がありますよ(笑)

今も思い出しますが、蝶ケ岳ヒュッテの丘から見た朝の槍・穂高の眺めは良かったですね~。
私もまた登りたいですね!
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ヒロシ さんへ (J-ウルフ)
2012-09-18 20:21:26
こんばんは !

良いですよね~ 蝶ヶ岳
前回 常念岳~蝶ヶ岳を日帰りで歩いた時 
テント場からのロケーションが良さそうだなぁ~って思っていて
今回 実現できて 幸せでしたね~~ 

三俣からの登り 私は大好きなんです よ~( 笑 ) 
歩く登山道にメリハリがあって 山に登っているなぁ~って思えるからなんですけどね 

ヒロシ さんも機会があれば 蝶ヶ岳 またチャレンジして下さいね 
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ヤッホーー! (Waiha)
2012-09-24 21:15:17
こんばんは~~
お元気してましたか~~
してるようですね~~  ルンルンルンルンル~ン

「登山相談所」のノボリに印刷してある文字 なんと読めばいいのか
ボクの学識では 読めないっす

プラス2リットル イコール プラス2kgで
長い登山道になると このぐらいと思われる重さでも きつくなるのかなぁ ふ~ん
力水を飲んで登りましたか?

ゴジラ君 ちゃんと歯の手入れがされてて虫歯が無いみたい いいなぁ
誰かとケンカして 頭蓋骨陥没しちゃったみたいですね

きれい トリカブトきれい すごい綺麗

「朝ごパン」 手造りだったらいいのになぁ とっても残念

ウルフさん
2000mを超えた朝の空気って メチャ美味しかったでしょうね
ボクはまだ 登山に於いて2000mを超えた空気を吸ったことがありません
来春 岩手山へ 山スキーでその空気を吸いに行こうと思っております
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Waiha さんへ (J-ウルフ)
2012-09-27 19:22:56
返事が遅くなって 申し訳ありません m(_ _)m

登山相談所の幟は 裏返っているので
鏡に映していただければ ばっちり読めますよ ( 笑 )

ゴジラ君は 登山者に愛されているので
来るたびに 男前に成長しております ( 笑 )
次回の再会が楽しみなんですよ~ 

2,000 m を越えた稜線上の朝の空気は
凛としていて 厳かというか神聖な空気ですよね
来年の春 ぜひ味わってみてくださいね 
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