J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

いのち

2005年01月29日 | Weblog
       
             ためらいのない線

                    鳳凰が線

          
             命ほとばしる線








何もない平原から、線が鳳凰を浮かび上がらせる。

そこに、随分と長い間いたのだろう。

原初のまだ前の、前とも後ともわからぬいつの間にか、

そして

見つけたのではなく、生み出される。

線の命が、命の線。

彼は鳳凰。彼も鳳凰。



写真の鳳凰/駿河藍染士 増田猪冨

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4 コメント

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平和な鳥 (haha)
2005-01-30 20:54:15
正月に37年ぶりに再開した友に 今日また会うことが出来た。一冊の本を手渡してくれた。故郷の懐かしい風景写真とエッセー。5年前に出版したそうだ。電車の中で25編 全て読み 全てに共感し 元気をもらった。

私が言葉に出来ない気持ちを 文字にし 、くよくよ悩んできたことを さらりと飛び越え(本人はそうでもなかっただろうけど)生きている。

帰ってきて ここを訪れると鳳凰の話し。

鳳凰は平和なときに現れる鳥。小さなことだけど 私には大きな喜びの日。

以前 小布施町の岩松院の鳳凰を見に行ったけれど おめでたい鳥ということしか知らなかった。静岡の鳳凰にも会いにいけたらなあ。
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hahaさん、 (本人)
2005-01-30 21:13:27
よかったねえ。素敵な日。いいおともだち、分かち合えるhahaさん、空間が離れていても、時間が跳んでも、友達は、繋がってるんだね。

増田さんは、全国の鳳凰も探して歩いたって。信州も行ったらしいよ。

納めるのは今年で、来年から拝めるらしい。

会いたいねえ。

あ、2月3日、NHK第一ラジオで1:45pmころだったか、靜岡からその話しをします。5分しかないから、触るだけなんだけどね。よろしかったら、聞いてくださいませ。
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タイトルで (ハヤト)
2005-01-31 18:13:37
「はっ」としてしまった。なんとストレートに響くタイトルでありますか。

一寸だけアラベスクを想い出したよん。いつかは神が浮かび上がるのか。
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ハヤトさん、 (本人)
2005-01-31 21:49:53
増田さんは、唐草模様の収集家でもあるのだ。

駿河唐草を生み出してもいる。

命って、なんにでもあるって思うね。
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