蒸し暑い夏に、汗もなければつまらない。
そう思わせてくれる、日本の夏の花火大会。
無事、今年も安倍川花火大会の打ち上げる轟音が、静岡の夜にこだました。
手元で楽しむおもちゃ花火の店によると、どういうわけか、花火大会のときには、よく売れるのだという。
花火師の心意気が、腹底に響き、伝播するのだろうか。
しかし、余韻が人目については興ざめだ。
花火の後始末は、ちゃんとしたい。
海岸に出かける機会もいや増すこの時期、邪魔な残滓が目に付く。
ペットボトルや空き缶、そして、花火の燃えカス。
自分たちも、また来るだろうに。
札幌出身の佐藤信幸は、三保の海を見て考えた。
折角ここで4年過ごす。
ましてや、海に関わって、学びを深める。
お世話になるこの土地の海を、きれいにしようか。
こうして2004年4月、環境サークルECOが東海大学に誕生した。
海洋学部、海洋土木工学科。
海に出て、ゴミを拾う。シンプルな活動だ。
海に繋がる森を護る活動に、参加する。
地域の環境団体の活動に、参加する。
他校の環境サークルと、手を結ぶ。
全国の大学に呼びかけて、三保で環境合宿を開く。
積極的に、自らが踏み出しては、世界を広げ、仲間を増やしてきた。
そうしよう、というのではない。
活動を重ねては、もっとできることを探し、出かけたり呼びかけては、またやる。
その積み重ねの結果。
海を綺麗にしていたい、と思ったら、そのために出来ることを視野広く見渡して行ってきたら、
なるべくして、そうなったのだ。
そして、大学4年の夏を迎える。
海岸に漂着する、たくさんの流木も見てきた。
佐藤伸幸は、この木にバイオマスとしての利用価値を見る。
海水を含んだ木は、扱いが厄介なのでは?
ガス化するんです。
来春から、産業廃棄物の会社で働くつもりだ。
すごいんですよ、こいつの考えてること。
東海大学海洋学部、地球環境工学科4年、林昌規は、一緒に歩んできた。
お互いに、お互いを認め合い、尊敬している。
見ていても、気持ちのいい二人。
海に浮かぶブイ。
あの下には、様々な海洋観測機がついている。
海水と、波や、海洋生物、という穏やかならざる環境で使う、大事な観測機器を、
もっと丈夫で腐食しない製品に。
林昌規の来春からの勤め先は、こういう開発をする会社。
最後の夏だ。
静岡からも離れてゆく。
最後の花火だ。
すんぷエコアクションの構想が生まれる。
自分たちの集大成。
後輩たちの、次への一歩。
今まで関わってきた人へ、土地への、感謝を込めて。
9月9日(土)10日(日)11日(月)の3日間の中から1日、
どこでもいい、誰とでもいい、好きなところを綺麗にしませんか。
お休みの日を当てて、海へ、川へ、山へ。
平日を入れたのは、事業所や企業で、お昼休みにでも、ご一緒に。
自宅の前でもいい。いつも行く公園でもいい。会社の駐車場や、道路でもいい。
すんぷエコアクションのサイトに登録して、ここでやるよ、と声を上げてくれませんか。
なんと、でっかい目線を持った大学生じゃないか。
個人参加なら、登録しなくても、開催会場から行けるところを選んで行けばいい。
全国の大学生なら、同期間に開催する今年のエコプロジェクトの合宿へ。
準備を進め、毎回、議論が激しい会議を開いているらしい。
それが当たり前だし、いつも激しいよな。
こともなげにそういう二人。
社会人のアドバイザーも募集している。
実行委員会に名を連ねる大学生の出身地は、札幌、東京、長野、大阪、九州。。。
彼らの静岡への思いを受け取らなくて、どうする、静岡人。
海を目前の学び舎で、海を相手に毎日過ごしてきた彼ら。
彼らの目には、なにが映っているのだろう。
批評、批判ではなく、行動で心を表せる彼ら。
地球の明日を担うことも、当たり前だと、言わずもがなに腹においているのだろう。
現実の大洋も、荒れ方が目立つ昨今、社会の海も、大荒れだ。
海流を変えていけるだろうか。
波を受け流し、或いは乗り、またはやり過ごしていって欲しい。
きっと、これも、言わずもがな、な杞憂なのだろうけれど。彼らには。
大事なサークル連絡先の携帯を、海辺での活動中に、海中に落とした。
使い物にならなくなった。
海水は、電子機器にとって、なかなか厄介だ。 連絡先は、やっと復活。
林さん、これも、来春から役立つかもしれないね。
ウイルスにPCをやられたけど復活しましたという佐藤さん、
何かをやろうと思う前に、めげていられない粘りを、また見せたね。
生きるということは、汗をかくことなのだね。
心に響き渡るでっかい花火の打ち上げまで、あと43日。
*詳細はhttp://www.geocities.jp/sunpu_ecoaction/
そう思わせてくれる、日本の夏の花火大会。
無事、今年も安倍川花火大会の打ち上げる轟音が、静岡の夜にこだました。
手元で楽しむおもちゃ花火の店によると、どういうわけか、花火大会のときには、よく売れるのだという。
花火師の心意気が、腹底に響き、伝播するのだろうか。
しかし、余韻が人目については興ざめだ。
花火の後始末は、ちゃんとしたい。
海岸に出かける機会もいや増すこの時期、邪魔な残滓が目に付く。
ペットボトルや空き缶、そして、花火の燃えカス。
自分たちも、また来るだろうに。
札幌出身の佐藤信幸は、三保の海を見て考えた。
折角ここで4年過ごす。
ましてや、海に関わって、学びを深める。
お世話になるこの土地の海を、きれいにしようか。
こうして2004年4月、環境サークルECOが東海大学に誕生した。
海洋学部、海洋土木工学科。
海に出て、ゴミを拾う。シンプルな活動だ。
海に繋がる森を護る活動に、参加する。
地域の環境団体の活動に、参加する。
他校の環境サークルと、手を結ぶ。
全国の大学に呼びかけて、三保で環境合宿を開く。
積極的に、自らが踏み出しては、世界を広げ、仲間を増やしてきた。
そうしよう、というのではない。
活動を重ねては、もっとできることを探し、出かけたり呼びかけては、またやる。
その積み重ねの結果。
海を綺麗にしていたい、と思ったら、そのために出来ることを視野広く見渡して行ってきたら、
なるべくして、そうなったのだ。
そして、大学4年の夏を迎える。
海岸に漂着する、たくさんの流木も見てきた。
佐藤伸幸は、この木にバイオマスとしての利用価値を見る。
海水を含んだ木は、扱いが厄介なのでは?
ガス化するんです。
来春から、産業廃棄物の会社で働くつもりだ。
すごいんですよ、こいつの考えてること。
東海大学海洋学部、地球環境工学科4年、林昌規は、一緒に歩んできた。
お互いに、お互いを認め合い、尊敬している。
見ていても、気持ちのいい二人。
海に浮かぶブイ。
あの下には、様々な海洋観測機がついている。
海水と、波や、海洋生物、という穏やかならざる環境で使う、大事な観測機器を、
もっと丈夫で腐食しない製品に。
林昌規の来春からの勤め先は、こういう開発をする会社。
最後の夏だ。
静岡からも離れてゆく。
最後の花火だ。
すんぷエコアクションの構想が生まれる。
自分たちの集大成。
後輩たちの、次への一歩。
今まで関わってきた人へ、土地への、感謝を込めて。
9月9日(土)10日(日)11日(月)の3日間の中から1日、
どこでもいい、誰とでもいい、好きなところを綺麗にしませんか。
お休みの日を当てて、海へ、川へ、山へ。
平日を入れたのは、事業所や企業で、お昼休みにでも、ご一緒に。
自宅の前でもいい。いつも行く公園でもいい。会社の駐車場や、道路でもいい。
すんぷエコアクションのサイトに登録して、ここでやるよ、と声を上げてくれませんか。
なんと、でっかい目線を持った大学生じゃないか。
個人参加なら、登録しなくても、開催会場から行けるところを選んで行けばいい。
全国の大学生なら、同期間に開催する今年のエコプロジェクトの合宿へ。
準備を進め、毎回、議論が激しい会議を開いているらしい。
それが当たり前だし、いつも激しいよな。
こともなげにそういう二人。
社会人のアドバイザーも募集している。
実行委員会に名を連ねる大学生の出身地は、札幌、東京、長野、大阪、九州。。。
彼らの静岡への思いを受け取らなくて、どうする、静岡人。
海を目前の学び舎で、海を相手に毎日過ごしてきた彼ら。
彼らの目には、なにが映っているのだろう。
批評、批判ではなく、行動で心を表せる彼ら。
地球の明日を担うことも、当たり前だと、言わずもがなに腹においているのだろう。
現実の大洋も、荒れ方が目立つ昨今、社会の海も、大荒れだ。
海流を変えていけるだろうか。
波を受け流し、或いは乗り、またはやり過ごしていって欲しい。
きっと、これも、言わずもがな、な杞憂なのだろうけれど。彼らには。
大事なサークル連絡先の携帯を、海辺での活動中に、海中に落とした。
使い物にならなくなった。
海水は、電子機器にとって、なかなか厄介だ。 連絡先は、やっと復活。
林さん、これも、来春から役立つかもしれないね。
ウイルスにPCをやられたけど復活しましたという佐藤さん、
何かをやろうと思う前に、めげていられない粘りを、また見せたね。
生きるということは、汗をかくことなのだね。
心に響き渡るでっかい花火の打ち上げまで、あと43日。
*詳細はhttp://www.geocities.jp/sunpu_ecoaction/
飛行場のところで車を発見.
でも、釣り人が多すぎて本人は発見できませんでした.
かわりに大量のペットボトルの残骸を発見。
持って帰っても始末が悪いから、誰も拾わないんだろうな.
年に2回ほど近所の川の脇の道路を、掃除するんだが大量の缶の始末いつも困ります.
で、サバは結局釣れなかったらしく、連絡はきませんでした.
ぜひに。
真崎海水浴場は、海洋生物がたくさん上がっていて、面白い海岸だし。大事にしたいです。