◆ 完・オヤジの反乱 ◆

　殿で～す。

奥さんの“プチ家出”の翌日に早速、ある方の紹介で、殿はＨさんと初の対面。

温厚で優しい感じのオジサンです。


早々に、Ｈさんのプランを聞かせてもらうことに。

「先月、長年勤めてました、会社を定年退職しまして、これから第２の人生をと考えてます」

「それは、素晴らしいで事です！　わたくしで、お手伝いできることがあれば、喜んでやらせて頂きます」

「はい、是非！　　まずは、『ネットカフェ』をやろうと思ってます」

　　　ちょ、ちょ、ちょっと待って下さいよ。　　いきなり～

「どうしてまた～」

「はい、自分があまり接客が得意じゃないんで、接客が少なく、自分が好きな料理を

出せるような店がいいなぁと思いまして」

　　　？？？

　　　他、諸々言われたんですが、長くなりますので省略します。

　　　ネットカフェと聞いた時点で、殿はこのコンサルをお断りします。

「ネットカフェは、かなりの資金がかかりますし、個人店では非常に厳しいと思います」

「それを何とかするのが、あなた方の仕事なんじゃないですか？」

「はい、そうです。　が、先々店が存続できなくなるような案件は受ける事ができません」

「じゃ、ネットカフェは自分たちでは無理だと言う事ですか？」

「はい、もう今となっては厳しいと思います」

「・・・・・」

「ただ、他の業態でやられると言う事でしたら、ご相談に乗れます」


　　　と言う事で、一旦“白紙”に。


それから、１０日くらいした頃に、Ｈさんの奥さんから、是非会いたいとの電話がありました。

約束の時間に『Ｇスト』で。

Ｈさんから聞いていた通りの、ふくよかな奥さんでした。

会うなり

「殿さん、有難うございました。ペラ主人を止めて頂いて」

「いえいえ。　　わたしは、自分の立場上の事をお話したまでで」

「殿さんがいらっしゃった後に、ペラから電話がありまして、あ、ペラって主人の事ですけど

ネットカフェの件だけど、ちょっと話があるって言ってきましたの」

「はい」

「それで、戻って話しを聞いたんです」

「はい」

「そうしたら、コンサルに反対されて、ネットカフェはやめることにしたって言うんです」

「そうですか」

「はい、それで相談した結果、わたしがケーキ屋さんをやることになったんで、宜しくお願いしま～す」

　　　は？　　は？？　　は？？？

　　　なんじゃ～、この夫婦は～　　いいの～これで～


　　　　　　　　　　　　　　　　花かと思えば
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　ボールペンでした～

　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　最後には
　　　　　　　　　　　　　　　似た者同士
　　　　　　　　　　　　　　　　それ夫婦


　　そんなもんなのかな～　　　　　そんなもんじゃな～い



　 ↓　頑張ります　お願いします。



　　　　　

◆ 続・オヤジの反乱 ◆

　殿で～す。

“オヤジの反乱”第１話から時間が空きました。


さて、最終段階の資金調達。

その段階を迎え、奥さんに『私、出て行きます』宣言をされたＨさん。

気の弱～いＨさんなんですが、今回のＨさんはちょっと違ってます。


「わかった！　じゃ、好きにしろ」

「はぁ　　私は、今までどれだけ家の遣り繰りとかで、頑張って来たと思ってるの！」

「バカを言うんじゃない！！　それはオレのセリフだ！」

「あんたの安月給で、どれだけ苦労したと思ってんのよ！」

「だったら、お前だって、パートにでもでればよかっただろ！」

「買いたい物も買えずに、我慢してたんだから」

「バカをぬかせ！！　　じゃ、何だその“腹”は　　それが我慢してた“腹”か」

「じゃ、自分だって私みたいに太れるように、稼いできたらよかったじゃないの！」


　　　ちょっと、まぁまぁまぁまぁ、お互い冷静になって～


「オレはだな～、飼いたかった“金魚”ですら我慢したんだからな！」

　　　Ｈさん、金魚飼いたかったの？　　　可愛い。

「何が、金魚よ！私だって、お肉を食べに行った時くらい、１５０ｇのハンバーグじゃなくて

４５０ｇくらいのサーロインが食べたかったわ！！！」

　　　そりゃ奥さん、お腹がでるのも当然。　　　

　　　あ～言やこう言う状態です。


「もうわかった！　　だから、好きなようにしてくれ」

　　　今回は、ホント強気のＨさんです。

「わかりました、好きなようにさせてもらいますが、あんた、今回は結婚して初めて私に“盾”を突いたわね～」

「・・・」

「そんな事が出来るんだったら、もっと早くから『会社』でそんな風にしっかりしてくれればよかったのよ！！！」

「・・・」

　　　実は、ここまで言うとＨさんが止めると思ってた奥さんの思惑が外れてしまったんです。

「じゃ、私はホントに出て行きますからね」

「はい、どうぞ」


と、奥さんの“プチ家出”スタートです。


　　あっら～、今日も終われませんでした。




　　　　　　　　


　　富山の『海鮮丼』らしいです。

　　Ｋ君、美味しそうな写真有難う。今度は『クール便』で本物を待ってま～す。




　　　　　　　　　　　　いつまでも
　　　　　　　　　　　　　気弱男と
　　　　　　　　　　　　　　言うんじゃねぇ！


　ヨッ！　男だねぇ～　　　やるときゃやんないとねぇ～　　いいぜ、大将


↓　頑張ります　お願いします。

▼ 正直者 ▼

　殿で～す。

また、若干日にちが空いてしまいました。ごめんなさい。

最近、忙しくって忙しくって。(何て、言い訳です)


さて、かなり古い話しになるんですが、会社の若い社員が、結婚をすることになりました。

彼(Ｏ君)は、凄く真面目な性格で、お客さんにも非常に好かれる好青年です。

そんなＯが突然

「殿、突然ですが、ボク今度結婚をする事にしました」

　　殿はビックリ！　　あんなに真面目な奴がいつの間に？？

「お～～」　　

「それと、今～、妊娠４ヶ月なんです」

　　はぁ　

　　いくらなんでも・・・・

　　Ｏよ、お前もやるときゃ、やるな～　　真面目で好青年のはずが。

　　考えられねぇ。

「そ、そりゃ、よ、良かったじゃないか。　両家のご両親には挨拶は済ませたのか？」

「はい、先日の休みに済ませてきました」

「そうか、それはおめでとう」

「はい、有難うございます。　それでお願いがあるんですが　　是非仲人をお願いしたんです」

　　と、言う事で仲人を引き受け

「じゃ、まず奥さんと会わないとな」


後日、二人と正式に合うこととなりました。


Ｏは背が１８０㎝を超え、今風で言うイケメンです。

が、しかし、彼女の方はってぇと、

『どうして、お前がこんな彼女を？？？』ってな、娘さんなんです。

背はＯと並ぶと４０㎝ほど違いますし、色黒です。

どう頑張ったって、お世辞にも『綺麗』って言う言葉は使えません。

というか、『綺麗』って言う言葉に失礼です。

ま、Ｏが選んだから、顔じゃなく心根で選んだんだろうと、自分なりに解釈。

それにしてもな～　　　　ま、いいっか～

『美人』は３日で飽きるけど『ブス』は３日で慣れるって言うから。


そして、めでたく結婚式に。


粛々且つにぎやかに式は進みました。

式も大詰めを迎え、新郎・新婦の友人、同僚が写真撮影を始めました。

その時、新郎の友人の一人が

「おいＯ、今日の奥さんのウェディング姿を見てどうだ～？　　綺麗さに惚れ直したか～？？」

「いや、別に～」

「おいおい、今日は結婚式だぞ！！　ここはいくらなんでも綺麗と言うべきだろ！！」

「何を言ってるんだ！！　神様に誓う結婚式で嘘が言えるか！」

全員　　ポカ～～～ン


と、何が何でも正直者のＯ君でした。




　　　　　　　　　　　


　　『彼岸花』が咲くころに、あの世に旅立つと、ご先祖様がみんなで出迎えて

　　くれるそうです。　　殿も、この頃に旅立とう。



　　　　　　　　　　　何であれ
　　　　　　　　　　　　正直者を
　　　　　　　　　　　　　押し通す


　でもな、ちょっとくらいの嘘はいいぜ。　『ダメ』です、嘘は泥棒の始まりです！　はいはい。


↓　頑張ります　お願いします。

● 中国とは ●

　殿で～す。

“オヤジの反乱”の続きを書く予定でしたが、今の“中国”の理不尽さが、

どうも納得いかないんで、急きょ変更です。


今回の“尖閣諸島”問題で、漁船の衝突事故の件がありますが、現状その船長が日本国に

逮捕されている状態です。

あくまでも、日本国の法律に基づいて処置なので、他国の中国が文句を言う筋合いのものではありません。

そうすると、それに対する報復なのか、民間の“フジタ”の社員４人を『いちゃもんを付けた逮捕』

ホント、考えられない国です。

もちろん、一部の人の行動ではあるんでしょうが、日本人としては、考える事のできない行動です。

領土問題が、ある事ですから、軽々に言う事はできないんでしょうが、明治時代から

日本は色んな形式で、日本の領土と言う事を示してきたわけです。

それを、今更になって、ホント厚かまし過ぎるのにも程があります。


“東シナ海”のガス油田開発にしてもしかり。

既成事実を、作った方が“勝ち”だとばかりに、そうそうに工事を始めてしまう。

「あり～」　　のんびり屋の日本人では着いて行けません。


いろんな『アミューズメントパーク』とか『モーターショー』なんかでの

堂々たる“パクリ”。　　　　見事なもんです。

パクッたことに対する、恐縮感など微塵もありません。

そんな国を相手にして、外交を行わなければいけない『菅内閣』

大丈夫か

前原外相では心もとないんじゃねぇの


北朝鮮と変わらないような理不尽をしてくる国に対して、おい、大丈夫かい


ここはさ～、一先ず与野党の垣根を越えて、

“中国対策総大将”として、石原慎太郎東京都知事を任命して、

『チョー強行策』でも取ってもらいたいもんです。


最後に一言。

　殿の友人関係で中国人が何人もいます。

彼らと話をすると、愛国心はキッチリと持ってはいるんですが、『是々非々』は

日本人と何ら変わる所のない、立派な人間です。




　　　　　　　　　　


　　　やっぱり、今日の一番の嬉しい話題は、これでしょう。

　　　１０年連続２００本安打。　　　おめでとうございます。




　　　　　　　　　　　　なにしても
　　　　　　　　　　　　　文句は言わねぇ
　　　　　　　　　　　　　　日本人


　なめんじゃねぇぞ～　　　　　頼むぞ前原さん



↓　頑張ります　お願いします。

◆ オヤジの反乱 ◆

　殿で～す。

知り合いで、今年の３月に定年を迎えられた方がいらっしゃいます。

Ｈさんといいます。

彼は、性格的には凄くおとなしく、長年一つの会社で頑張って来ました。

岐阜県の土岐市にお住まいで、片道１時間半の通勤を４０年近く続けられてきた

サラリーマンの“かがみ”みたいな人です。

家族の為子供の為にと、必死の４０年だったわけです。

それこそ、以前に書いた背広は“よれよれ”カッターの袖は“擦り切れた”典型的な

オッサンサラリーマンでした。


そのＨさん、何と言うことか、何をトチ狂ったのか、いきなり奥さんに

「退職金を元手にネットカフェ　をやるぞ」

「はぁ　　何を言い出すの　あんた、バッカじゃないの」

　　言い方は別として、奥さんが怒りだすのも納得できます。

「オレは、４０年近くお前や家族の為に頑張って来た！　　これからは好きなようにさせてもらう！！」

　　これまた、Ｈさんの言い分もわかります。

「そんなものやって、将来の事考えてるの」

「うるさ～い！！　　お前が子供におカネがかかると言って、オレの小遣いを少しずつへらして

定年前には、次長だっていうのに、２５０００円ってあるか！　みっともない。」

「何を言ってるの！　どこの家庭でも、それが当たり前のことなのよ！！」

「何が当たり前だ。　そのせいでオレなんか未だに５３ｋｇしかないいんだぞ

それに比べて、おまえの８７ｋｇは一体何だ！　しかも、真上からみたら、◎(二重丸)にしか、見えねぇだろ！！」

「体重のことなんか、何にも関係ないでしょ！　　あんたは元々太らない『ペラ』な体質なの！！」

「ペラとは何だ！ペラとは！！」

「ペラとはねぇ、『ガリ』より酷いって事！」

「うるせい～！！」


　ってな感じで、話しあいと言うか“罵り合い”は、物別れに終わりました。

ところが、今回のＨさんは違います。

いつもですと、誰が見ても、奥さんの“象”的お尻に敷かれ、ぺしゃんこに“ペラ”ってる

Ｈさんですが、色んな資料を集め、色んな業者さんと会い、着々と準備を進めています。


さ～て、大体の構想が出来上がったところで、資金調達です。

すると、前回の大バトルと言うか、大罵り合い以降、何にも言わなかった奥さんが


「あたし、出て行きます」　　　と、ピシャリ！


あっちゃ～～　　　　え？　ええ？？　　えええ～？？？


これまた、終われませんでした。　　　ごめんなさ～い。




　　　　　　　　　　　


　　きれいな花をパチリ

　　画像より、『紫色』がとても綺麗でした。

　　さてさて、また、名前がわかりません。宜しくお願いします。




　　　　　　　　　長年の
　　　　　　　　　　オレの栄養
　　　　　　　　　　　女房行き


　当ったり～～　　旦那さん『ペラ』で、奥さん『ブ～』の組み合わせ、多いよねぇ～


↓　頑張ります　お願いします。