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上司呆れ顔(^^)v  「 学びのしくみ探究会」通信!

たくさんの人と繋ぎ合いたい!紡ぎ合いたい!
社会教育・公民館には、そんな力があるんじゃないかッ!(笑)

53 最終章のはじまりはじまりーーー ^^

2007年01月11日 20時50分41秒 | 探究会通信

 やっと冬らしくなりましたねー。
 名立の最南では、さらに積雪が…
 でも、14日に雪の塔を作ってさいの神行事が行われる計画ですが、危ぶまれています(ToT)
 それほど今年は少ないです。


 さて、本日メールにてご連絡しましたが、ブログの方にもアップしておきますね。

 探究会の活動もいよいよ年度末に向かって、とりあえず最終章!
 今度は、事業について、ケンケンガクガクしましょう 

 各グループの日程が決まりましたので、報告します。
 遅くなっちゃってスミマセン、連絡が。

 後日、共通の資料はお送りする予定です。
 よろしくお願いします。
 詳細は、各グループ毎に案内が廻ると思いますので、それに従ってください。
 
   ●グループ1:1/15(月)18:30~ 会場:未定
   ●グループ2:1/10(水)18:30~ 会場:レインボーセンター
   ●グループ3:1/23(火)18:00~ 会場:総合体育館

 なお、私の所属するグループ2は、上記の予定のように、昨晩、実施しました。
 タイムアップのため、レインボーセンターからアップルグリムに会場を移し、22時近くまで熱く議論しました 
 (ホントかよ!アップルグリムのナシゴレンは美味かったー!)

 昨夜は、9/27に行った「組織」についての協議を振り返って、それぞれの立場で事業の現状を中心にお話ししました。
 次回、それぞれの立場・所属から、机上のモデルとなるような事業を、みんなで作ってみようということになりました。
 そうすることで、事業の目的、内容も議論できますし、推進課・公民館・体育課・区の連携方策なども議論できるので。


 各グループ協議の方法は、いろいろあっていいと思います。
 すでに開催したグループ協議の方法を参考にしてもらってもいいと思います。  過去の協議内容等は、全てブログにアップしてありますので、事前に見ておいてもらうと良いかもしれません。

 では、最終章のはじまりはじまり…

 See you next!







52 Web版「東京・新潟学(楽)習会」No.4だよ~

2007年01月09日 22時59分03秒 | 探究会通信
 
Web版「東京・新潟学(楽)習会」No.3に続きまして、No.4。
我が探究会の発表といきましょー!

最初に、H立親分さんのご挨拶から、はじまりはじまりーっ!

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皆さん、どうもお疲れさまです。
えっと、こういう所に、我々の取り組みの話の時間を設けていただきまして、ホントにどうもありがとうございます。

我々は、去年1月に、上越市、14市町村が合併しまして、いろんな見えなかった点、他の町村の見えなかって点、元々の上越市の取り組みやなんか、これじゃダメだろーって、少しでも何とかならないかってことで、事務局のS田君が…、みんなだまされまして(笑)、集まった仲間です。
で、今までは、合併して酒飲みが減ったろー?ってみんなに言われるんですけれども、合併したとたんに、酒飲みする機会が増えまして、毎回のように終電で帰るようになりました。

で、今日は…、スミマセン、私、たまたま年がイッパイだったもんで、代表ってことになっていますH立と申しますが、よろしくお願いします。
今日は、事務局のS田君の方から説明していただきますので、よろしくお願いいたします。

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えーっ?
おいらは騙しちゃいないぜーー(笑)

続いて、Y本エミー嬢!

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皆さん、こんにちはー。
久しぶりに社会教育主事という名前の役職で、名簿を書いていただきました。
普段は私は主事という役職でいつもやっています。
教育委員会に採用されて11年目です。私はこの仕事が、ホントに大好きです。あのー、社会教育主事として公民館事業をすることもそうですし、図書館司書として、ブックスタート事業といって、赤ちゃんに絵本の読み聞かせをすることで赤ちゃんと接してますし、学芸員として、遺跡の発掘もします。それから、O潟区に私は住んでいますので、O潟区の観光案内してくれって言われて、観光ガイドもします。
私、自分の仕事は「何でも屋」だと思ています。で、もっと行政も、学校の先生も、それから地域の人たちも、私をもっと活用して欲しいと思っていますし、私が11年間で持った人脈で、もっと地域づくりとかに役立たせることがあるんじゃないかと思っています。
で、そういったことを、今度、今、学びのしくみ探究会の中で、みんなでアクションを起こしています。
合併した当初、「なんでこんな事業やってんの」って、そんなことを課長さんに言われたこともありました。でも、2年目になって、「あっ、それはこの区のこういう条件やこうゆう地域の人たちの要望があるからやってるのね」というふうに話が変わっています。
私たちが意見を言うことで、随分、みなさん、あのー行政の皆さんの意見も変わってきましたし、私たちを見る目も変わってきました。もっともっと、アクションを起こしていこうと思っています。これからも頑張っていきます。是非、応援お願いいたします。

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あらっ、11年目だっけ?
さーお次ぎは、N坂トモコ嬢!

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どうも、あのー…。先ほどの校長先生が多分前にお勤めになっていた大手町小学校の近くに、高田公民館というのがあります。私は今そこで勤務しておりますけれども、合併する前、上越市の社会教育主事は私1人でした。新卒で入って、13万人の上越市で1人。それから、産休を終えた職員が1人戻って2人になりました。その中で何かやろうと思っても、私は全く動けない状態だったんですけれども…。今、市町村合併してマイナスの面もありますけれども、私は合併して、社会教育主事の仲間が増えて、本当に今よかったと思っています。
あのー、なかなか、あのー、先ほどの謙信KIDSプロジェクト事業も、うまくいかない面とか、今年初めての事業ですので、色々課題も多いですけれども、上越でも、こんなふうにやっているんだということを、皆さんにお伝えして、また、外からも応援していただけたらと思います。
今日はどうもありがとうございました。

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あたしのつたない”まとめ”よりも、奇麗どころからおしゃべりしていただいた方が、反応がいいでしょー(笑)
てなことで、おしまいおしまいー。

温かい雰囲気で迎えていただいて、今井実行委員長さん、手島さんなど、実行委員の皆さんに感謝です。
さらに頑張っていきたいですねー。


えっ、私の発表?

割愛! 管理者権限!  (笑)

いつも同じことしゃべってますから…


51 Web版「東京・新潟学(楽)習会」No.3だよ~

2007年01月09日 22時41分19秒 | 探究会通信
お待たせしました。
記事No.「47」に引き続いて、岸”ユー君”裕司秋津コミュニティ顧問の講演録を…
ビデオは省略です。ゴメンなさい。
でも、話の内容は、見なくてもお分かりになるんじゃないかなー

ではではどうぞーーー!

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(岸さん)



1年、2年、3年生は、授業ではない帰宅時間なんですけれども、自由に参加していいということで、92年度から導入して、ずっと続けてきました。先ほど申し上げた、生涯学習の研究指定で得た成果から、授業の恊働という案が出てきまして、じゃ、何からやったらいいか、という話し合いの中から、あっ、クラブ活動がいいんじゃないか、ということで始まったのが、(ビデオにある)クラブ活動です。今日まで続いておりますけれども、学校週5日制実施のために、土曜日が休みになったので…。現在では、さらに授業時数が縮減されていますから、月に1回に減って、火曜日の午後に現在は行っています。第3火曜日かな。ですから、テレビに映ってた、いわゆるサラリーマン的なお父さんたちは、東京に勤めておりますので、参加することが出来なくなりました。


(熱心に岸さんのお話をお聞きする参加者の皆さん え~またかよ、この写真)

学校や行政というのは、自分たちの都合で勝手に変えるんですね。だけど、子どもは自分たちの子どもですから、我々が育てなければなりません。今、学力問題が色々言われていますが、例えば、土曜日がまた授業日になるかもしれません。逆に、休みを取っても、学力がしっかりしているということになったら、4日制になるかもしれません。そうゆうことも踏まえて、主体者である我々は、どういう子どもを育てるのか。行政に振り回されないで、どうゆうことをしっかりやっていくのか。そうゆうことも、突きつけられている時代なのではないのか。というふうに私は思いました。当然責任も伴います。先生任せでは出来ません。
将棋クラブの加藤さんという当時の担当の先生が、はっきり言ってました。19人の子どもに、ひとり、先生1人で1分ずつ教えたら、19分かかる。だけどこれだけおじさんがいてくれるので、助かります。教師は、助かっていいんです。それぐらい、実は教師は、今、忙しくて喘いでいるんですから。保護者と教職員が、保護者と地域の方々が、授業に参画することによって、授業がより豊かになる。つまり、教師の仕事である、ホントの仕事である授業を豊かにする。そのことによって…。今、核家族ですから、平均2.4人ですから、家では大人2人しかいません。学校に上がって、小学生の場合は担任としか、もし1日話をしなければ、大人3人としか会話をしません。そうゆう現状の中で、コミュニケーション能力を、どこで培うのか。さらに、褒められる体験はどこで得られるのか。自尊感情の育成ですね。それは、授業を恊働することによって、秋津ではかなりのことが出来るようになってきました。将棋で勝てば、「君、強くなったね」と褒められます。褒められると、「学校っていい所だ」「このおじちゃんたち、素敵な人だ」、そうゆう付加価値Cというのが生まれてきて、ずーっと続けられるようになってくるんですね。


(熱心に岸さんのお話をお聞きする参加者の皆さん おいおいやめようぜー、この写真)

学校を開くという言葉がよく言われていますが…。第1に開くのは、私たちは「授業」である、「授業」こそ開くべきである…。ただし、無判断に開くのではなくて、やはり現状の教員体制の中で、何を開いたら子どもたちの授業がより良くなるのか、さらには、教師に過重に負担にならない、むしろ、教師の願う授業充実が得られるのか、このことをまず考えながら開いていくことが大切だと思っています。私たちは、様々な試行錯誤の中で、現在では、年間23件の学社融合プログラムと言っておりますが、年間で、様々に展開されています。
その23のプログラムで、保護者や地域の方が授業で学校に通うのは、年間に約2万人います。児童数352人ですが、そこに、顔と名前の知った人が、延べ2万人通ってくる訳ですから、学校の中は「安全」です。安全なのは、Cという価値というふうに思っています。
この、こうゆう授業時間中に学校を開くあり方を、「狭義の学社融合」、「狭い意味での学社融合」というふうに言っています。

第2番目に、学校が持っている何を開くのか。2番目には、施設を供用する、開くということです。その状態のビデオを次ぎに見ていただきたいと思います。

《ビデオ省略》


(実践とそれを理論立てたら、鬼に金棒!)


今、前段で見ていただいのが、ここと同じようなコミュニティルームという名称です。で、秋津小学校コミュニティルーム運営委員会というのを作ってですね、秋津コミュニティの役員が51人いるんですけど、その51人がそっくり重任する形で、教育員会から委嘱を受けて、委嘱を受けてもお金は貰ってません(笑)。年間たったの3万円です。ただし、水道、光熱費等等は、元々学校のメーターなので、我々の税金ということになる訳ですが、何よりも管理人を置いてないので、人件費がかからない。つまり、行政にとってもメリットがある。使う我々が、使い終わったら掃除もして、年に3回ほど大掃除もするんですけれども、そう約束事の上で、自主・自立・自己管理という理念で運営をして、今日で11年目になっています。

年間ほぼ1万数千人が通ってきます。ですから先ほどの学社融合の、狭義の学社融合の授業の2、3万人と、この1万人を加えると、年間3、4万人が、延べで352人の学校に通い続けてくる。その中で、今、(ビデオの中で)島村さんという大正琴のお婆ちゃんが言ってましたが、相手が高校生になっても、こっちが名前を忘れていても名前で呼んでくれる、これは何を意味するかと言えば、親しみ合いの街づくりになると思います。ですから、学校の安全は、地域の安全とセットであるという考え方になってくる訳ですね。それと同時に、「子どもを守る」という言葉が、今、非常にキーワードになってますが、我が子を守るためには、我が子の隣の子に目線がおよぶ大人を作らなければダメなんだ。さらには、「我が子を将来の犯罪者にしない」という考え方を持たなければ、犯罪社会は減りません。イギリスは、ものすごい監視カメラを設置している国です。人口比率で言うと、日本の10倍の犯罪数があります。あれだけ監視カメラを設置していながら、実は、検挙率は上がってないんです。下がってんです。中村オサムさんという千葉大の先生が調べた結果で、ハッキリしてるんです。


(スミマセン、文字だけだと飽きるんで…)

「人の石垣でこそ安全は守れる」。「保護者や地域の方っていうのは素敵な人なんだ」。そういう出会いを学校の授業でつくり、学校の部屋を開放することによって、地域住民のそれぞれのふれあいの場を作っていくということ、さらに言えば「高齢化社会」、別な言い方をすれば「長寿社会」、長寿社会は、いいことです。問題は、要介護者を減らすということが問題なんですね。そのためには、心身ともに元気な高齢者を、我々仲間としてつくっていくということ、それは、人間の触れ合い無くしてできません。ですから、学校教育と同時に、社会教育の機能を存分に活かしながら、トータルとして、昨日生まれた赤ちゃんから、明日お亡くなりになるであろう高齢者の方まで含めて、「いつでも」「どこでも」「だれでも」が学べる学校、そして地域をつくること、このことを私は、「生涯学習の地域づくり」というふうに考えています。
ですから、今の…、授業を開いて、地域の方々と恊働するということが第1点。第2点は、学校が持っている「施設」という機能を、生涯学習のまちづくりに活かすために、どうやって地域と共有していくか、この2つを推進していくことによって…。結論になりますが…。
学社融合は、方法であり、目標ではない。スクールコミュニティを育むことである。そのスクールコミュニティとは何なのかと言えば、誰でもが、いつでも、どこでも学べる生涯学習の「街育て」に寄与する学校と地域をつくること。
もう一つは、誰でもが、安心で安全に学び、働き、教職員が働き、暮らせる、ノーマライゼーションの「街育て」に寄与する学校と地域をつくること。
これを目指すことを、「スクールコミュニティ」というふうに考えています。けっして、「コミュニティスクール」という制度が、悪いと言っているのではありません。あれは、狭義の学社融合の学校の運営時間だけの話で、学校運営に参画するといっても、学校の人事だであるとか、かなり狭い領域だけです。学校だけが一人よくなるとは、私は思いません。様々な現代的な社会の課題を、やはり今まで社会教育という手法を使って、地域住民自らの課題にしながら、そして解決して来た歴史がありますから、学校教育もそれらと一体となって、運営していくといくこと、そして、地域住民誰でもが参画できる、おういう新しい学校像を、私たちは「スクールコミュニティ」というふうに考えています。

えー、池上さんから、が、お休みになったので、少し多く時間をいただきながら、話をさせていただきました。
どうもありがとうございました。

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こちらこそありがとうございました。
社会教育の役割を十分に理解していただいている中でのお話なので、私たちも力付けられます。

本当にありがとうございました!


 



 

49さー!さらに…

2006年12月27日 23時07分36秒 | 探究会通信
 
年の瀬も、押すに押して押しまくった、12/26(火)18:30~・レインボーセンター。

探究会の今までの活動を振り返って、今後の活動を展望するため、研修会を開催。
(こう書くと、なんて高尚なんでしょう!)

概要を報告します。

事前の出欠確認では「100%」の出席!と思われたんですが、体調不良や仕事の片付けなど、最終的には9名の参加。

欠席された方には、資料を後日お送りしますが…
今後の活動内容を確認しました。

 ●1月
  「理想の事業像」ってことで、各グループに分かれて、2回ほどワークショップを開くことに。
  その後、全員で集まる機会を設けてみんなでワークショップ。

 ●2月・3月
  以前検討した「組織」も含めて、報告書作成に向けて協議。

3月になると、異動やなんやらでバタバタするので、なるべく早めに動きましょうってことになりました。

 近々、グループ1はO潟区:Y本E美様から、グルーム2はO島区:M山F人様から、グルーム3はS和区:M山Y達様からそれぞれ、日程調整の連絡がいくと思いますのでよろしく!

 詳細は、資料を見てくださいねー 

 現在、自分たちが携わっている事業について、フリートークも行いました。
 その内容も、後日に。



47 Web版「東京・新潟学(楽)習会」No.2だよ~

2006年12月23日 14時56分34秒 | 探究会通信
 
前回の今井実行委員長のあいさつに引き続き、岸裕司さんの講演の内容を…。
(有名人なんでまたまた実名で^^)


(丁髷を結い、一見怪しそうなんですが…(笑) 人懐っこい、いい笑い顔をされます。)

ご存知の方も多いと思われますが…
千葉県習志野市・秋津コミュニティ顧問!
23年前に東京湾の埋立地にできた新しい街「秋津」を舞台に、そこの秋津小学校を拠点にして活動されています。
 → 秋津コミュニティ http://www.akitsu.info/aki_comm/comm.html
            http://www.akitsu.info/

また、学社融合を進める全国組織、「学校と地域の融合教育研究会」の副会長もお勤めです。
 → 学校と地域の融合教育研究会 http://www.yu-go.info/

新潟にも度々…。
数年前にも社会教育主事会の研修会にお出でいただきました。

それでは、岸裕司さんの講演録を。
長くなるので、何回かに分けてお伝えします。

司会者さん、よろしくね。

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(司会者)
さて、お次ぎは、本日のメインイベンター。
千葉県習志野市、秋津コミュニティ顧問の岸裕司さんです。

では、岸さん、よろしくお願いします!!!


今、ご紹介いただきました岸裕司と申します。
池上先生が、来れなかったことが幸いなのか、不幸なのか、少し時間を多くいただくことになりました。
多くもらったから、有益であるかどうかは、私の責任ではなくて、主催者の責任です(笑)
先に、申し上げておきます。
えー、それじゃ、あの、1時までいただいたということで、お願いします。

僕は、先ほど今井さんが先生なんて言ってくれたんですけど、先生でもなんでもなくてですね、3人の子どもの保護者として、今日お話しさせていただく、千葉県の習志野市立秋津小学校というところの、保護者がスタートです。

PTAの役員を7年やりまして、で、その間に、当時、生涯学習というような単語が出てきましてですね、それで、やめればいいのに、教育委員会がですね、秋津小学校を生涯学習の研究指定にしたんですね。それが、かれこれ15年くらい前で、で、教師は教師研究部会というのをつくって、当時の子どもたちが、生涯にわたり学んでいくということの基礎研究をしました。
で、同時にPTAの方に、保護者研究部会をつくってくださいと、話があって、やめればいいのにというのはその話なんです。PTAが受けてしまったんですね。で、3年間やりまして、その間、学校週5日制が導入されていませんでしたので、土曜日の午後は、昔遊びを子どもたちに教えるとかですね、または、秋津という地域はですね、習志野市の中の、まーいわば新住民なんですね。東京湾の埋立地に、今から26年前に出来て、ちょうど東京から行きますと、幕張メッセの一つ手前の駅が最寄り駅です。ディズニーランドを越えて5つ目なんですね。ですから、習志野市のことを何にも知らない。古い街、貝塚が出るような街なんですが、ですから、生涯学習と称して、習志野史跡巡りを行ったり、さらに、翌年、幕張メッセが出来たもんですから、大イベントホールのこけら落としと称してですね、創作秋津オペレッタ、423人が参加して、そんなものも行いました。


(岸さんの講演を聴く参加者 …ん?どこかで見たことある写真…)

で、そうする過程で、オペラを演じたおじさんやおばさんがですね、演じることに喜びをもって、「劇団かの海一座」などというのをつくってですね、実は今日も、定期公演で15回目の公演の日なんです。私は、昨日見てきましたので、今日は、片付けにも参加しない訳ですが…。それからコーラスのお母さん、さらには我々、父親は、当時、生活科が導入されたので、先生の要望で生き物を飼い育てる授業をしたい、充実したいということで、飼育小屋を作ったんですね。学校に集う楽しさを、お父さんたちが味わうようになって、えー味わうようになった中にはですね、だいたい作業をすると汗をかきます。汗をかくと、だいたい喉が渇きます。喉が渇くと、あれが欲しくなります。ということで毎回、5時くらいから学校の敷地の中で、あれの会というのを延々とやりましてですね、今日まで続いている訳ですが、そうゆうモノづくりに疲れたお父さんたちが、工作クラブというのをつくって、その後、余裕教室の1室を図書室に改造したり、様々な活動をする中で、研究指定は終わります。ところが、せっかく引っ掛かった保護者たちはですね、そうゆう楽しみをずっと続けていきたい、ということで、秋津コミュニティーといいます校区全体の生涯学習を推進する任意団体をつくり、学校に事務局を置き、今日まで来ています。
その過程で、活動する恒常的な場所が欲しいという要求が出て来て、当時子どもの数がどんどん減った中で出て来た、余裕教室を4つ、それから花壇も減る訳ですね。減るというか、あのー、学級花壇が空いちゃう訳ですね。ですから、学級花壇もいくつか借りて、現在は、300平米借りて、「裏の畑」というサークル名の名前、サークルをつくってですね…。それから、陶芸窯が学校にあったんですけど、陶芸に熱心な先生が転校するとですね、陶芸窯が使われなかったんです。学校備品で、せっかく100万くらいかけて設置しているはずのものも使えないので、大人たちの秋津陶芸同好会というサークルもつくり、その3つの施設を、13年前から秋津小学校コミュニティルームという名称で、借りています。
ですから、秋津コミュニティといいます生涯学習のソフトを開発する団体があって、その活動があったが故に、ハード施設としてのコミュニティルームの開設に至りました。
で、5年前に、ご当地の方々、それから当時の校長先生等がですね、秋津小に見学に来ていただき、そして、4年前の平成14年度ですね、この笹口、ホットハウス笹口が開設されて、私は、2年前に伺いましたが、秋津よりもものすごく素敵な部屋でですね、もって帰りたいなと思うくらい、ロケーションとしては大変いいコミュニティルームが出来たなーと、大変嬉しく思っています。
そんなご縁があって、今日、来させていただきました。

前置きがちょっと長くなりましたけれども…。えー、お手元に僕のレジュメがあると思いますので、それに添って話を進めたいと思います。

えっと、いただいた題は、「学社融合とスクールコミュニティ」という題をいただきました。
スクールコミュニティというのは、追々お話ししますけれども、文部科学省がいっている「コミュニティスクール』というのと、ちょっとニュアンスが違います。「目指すところが違うんだ」ということが、今日の私の話の趣旨です。

あっ、一番最初に出だし言った話、忘れてしまいました。
先生ではなくて、そんなことで、地域のおじさんなので、「岸さん」とか、または「ユー君」と呼んでもらう方が、私はとても気楽です。

えー、それでせっかく、あの、見たら資料もありますので…。えー、お手元に、聖籠中学の、「コミュニティスクール、聖籠中で試行」というのがありますが…。えー、一番、見出しの下、左に、「本県ではまだ指定校はないが、聖籠町の聖籠中学校が、唯一昨年度から試行している」と…。実は秋津小学校も、千葉県で唯一同じことをやって来たんです。で、やって来たんですが…。いよいよ、今日僕がもってきた朝日新聞の千葉版に、「習志野に、コミュニティ・スクール」ってのがありますが…。えー、今度は試行ではなくてですね、習志野市教育委員会が、文部省が法律を変えた制度に則って、地域学校運営協議会、通称、コミュニティスクールと言いますが、それを、この10月1日に設置した、という記事なんですね。


(熱心に、ユー君のお話を聞く参加者。あれーっ、同じじゃん、この写真)

えー、コミュニティスクールは、特徴をいくつか申し上げますと、えー、保護者や地域住民および学識経験者や学校運営の当事者であられます校長先生や教頭先生等等、およそ15人くらいが委員に、教育委員会から任命されます。保護者や地域住民は、地方公務員の特別職になります。ですから、えー、個人情報であるとかですね、いくつかの制限を受けた公務員になります。で、その上で、明治5年の学校教育制度発足以来、初めてと言っていいくらいのことが、いくつかあります。
そのいくつかは…。教職員人事に、保護者や地域住民が意見を言ってもいい、ということが、最大の目玉です。具体的に言えば、「あの教師いらない」または、「こうゆうことを熱心にやってくれる校長に来て欲しい」という意見を言えます。このことは、学校教育制度始まって以来の大改革ということが言えると思います。
ですから、及び腰の教育委員会も、実はたくさんあるんですが…。えー、日本全国で現在105校くらい指定されていて、今後は、あちらこちらで、増えていく可能性をもっている、そういう制度だと、そうゆうふうに思っています。
しかし、それにもいろいろ問題がありますので、それらの問題については、共著でみんなで書いた、今日の主題である「市民立学校をつくる教育ガバナンス」を読んでいただくと、良くお分かりいただけると、先に宣伝しておきますが…。特に私のところは、法律文の問題点であるとか、むしろこれを土台にして、こうゆうふうに教育委員会が指定する際に、運営規則をつくると、ホントの意味での市民立になっていくよ、というようなことを、私が実践を通して感じたことなどをですね、具体的にここに書いてあります。是非お読みいただいて、皆さんの地域、または学校運営上の今後のイメージなどをつくっていく際の、参考にしていただければと思っています。

それじゃ、じゃ、学社融合と、私が言うスクールコミュニティというのはどういうことなのかについて、話をさせていただきたいと思います。
えー、(資料の)頭のクロポチ、「学社融合は、融合の発想。すなわち、WinアンドWinの一形態である。一形態には、夫婦融合や行政内融合もある」とゆうふうに書きました。
実は、私はビジネスマンです。月曜日から金曜日までは、東京の文京区で、広告のデザイン会社を経営しています。えー、29で独立して、今年で25年目かな。潰れずにですね、一応やってきました。
そのビジネスで、私が学んで来た一番重要な考え方が、この「WinアンドWin」なんです。「WinアンドWin」というのは、この図が、その下に2つありますが、右の状態なんですね。Aという私の会社が、Bという会社と取引する際に、両方がメリット無いと仕事が長続きしない、という考え方です。ですから、私の会社も仕事をするよ、こちらの会社も仕事を出してくれるよ、その関係性を重ね合わせて、双方が喜ぶように仕掛けをし、仕事をしていくという考え方です。そうでないと、世の中見てますと…。自分だけ勝ちゃあいいんだ、俺の部署だけ儲かりゃいんだ、というようなことが山ほどあります。そして、どっかで破綻します。
例えば、最近でも…。損保ジャパン、関係者がいたら申し訳ありませんが、損保ジャパンという保険会社がですね、保険金を詐欺して、詐欺してというのは加入者に払わないで、そして2週間の営業停止ということがありました。同じく、明治安田生命という会社も保険金詐欺がありました。三井物産という大きな会社も、東京との排ガス規制のトラックにつける機械の数値をごまかして、そして、回収騒ぎ、大きな会社のダメージということもありました。つまり、今が自由主義の社会であるが故に、先ほど今井さんがおっしゃったように、情報の開示、情報公開と説明責任っていうのをセットで内在化しておかないと、どんな会社でも、どんな組織でも、どこかで破綻するというふうに、私は思っています。
ですから、突っ込まれるから情報を開示するんではなくて、情報を開示する前提で組織運営を行っていた方が、はるかにいいんだ、ということが、私は、自由であるということの根本にあると思います。で、そのことは、(資料の)E=Aの中に学校を入れ、Bの中に、地域または保護者というのを入れれば、自ずと、学校運営も、「WinアンドWin」の関係にいくように、仕組んでいくということが大切であるということに、私は気がついて、ずっと地域で、学校に関わることをしてきました。

もう一つ、典型例としては、(資料の)左側の図ですが、これを私たちは、「連携の図」と言っています。英語的に言うと、「ギブアンドテイク」。これだけあげるんだからこれだけ返しなさい、という関係性のあり方なんですね。ですから、(資料の)右の円と左の円、分かれていて、さらに左の円には丸が3つ、右の円には小さい丸が2つ、これは何をいってるかというと、資産や人的な、人的物的な資産を言ってます。
左の図のように、学校運営のために、地域の人に協力していただく。または、社会教育では、左側のように子どもたちを連れて来ていただく、というような関係で、真ん中が離れているんですね。共有するところが無いんです。つまり、学校運営する時に地域の人や保護者に来ていただくと、学校にはメリットがあるけれども、地域の人には、必ずしもメリットを生まないことがある。そして、長続きしない。なぜかというと、資産の交換ですので、交換バランスが崩れることがあります。バランスが崩れると続きません。私たちは、最初から右のように、バランスが崩れないように、はじめから学校運営上の目的と、参画する保護者や地域の方々の目的を重ね合わせするので、長続きする。ということを、我々は、実践から培ってきました。ですから、Aの中に私を入れて、Bの中にワイフを入れるとですね、夫婦融合と言いまして、今日新潟に来ることも、「行ってらっしゃい!お土産買って来てねー」と、そうゆうふうに仲良くできる。
それで、融合の発想というのを私が定義しまして、(資料の)ここに2行で書きましたが…。
関わり合う2人以上や、機関同士、機関ですから「学校」という機関と、「地域」という組織であったり、または町内会であったり、福祉団体であったりNPOであったり、何でもいいんです。または、教育委員会と首長部局とかですね、教育委員会の中にも、学校教育部署と社会教育部署というのがあるんですが、だいたい反りが悪いんですが、その両方を融合してもらうと、「行政内融合」と言います。実は、笹口小学校のホットハウス笹口は、生涯学習部署と学校教育部署が融合しないと、現実にこうゆうことは出来ないんですね。なぜかというと、地域の人に入ってもらうと学校は迷惑です。さらには、地域の人に入ってもらって、負担が大きくなります。日曜日にこうやって開くということは、校長先生は、無休出勤で今日来ていることになるんですね。これではメリットが双方に行かないです。そこをどうやってメリットをつくっていくかということをしっかり考えた上で、開設しているので、私がいう「行政内融合」である。
主体者A・B、双方が目指す目的を、同時に果たし、時にはCという新しい価値をも生むように、はじめから意図してあることを仕組む発想法。実は、このCというのが、校区に取っては、ものすごく重要だと言う事実が、様々な事実から、私たちは得られました。次世代育てであるとか、「サスティナブル」と言いますが、子どももの数を増やすとかですね、子どもの数を増やさないと、学校は無くなります。学校が無くなると、町は廃れます。じゃどうやって子どもの数を増やすかというと、UタウンやIタウンできる魅力的な学校や地域をつくることなんです。そういう仕事は、一般に教職員や行政はやりません。悪いということでなくて、仕事が違うからです。じゃ誰がやるのか。保護者や地域住民なんです。それは、継続ということが出来るからです。今は小学生でも、2、3年後には中高生になって、街中であってもあいさつが出来る。「おい、お前、その頭なんだ、金髪は?だけど可愛いな」。なぜかと言えば、小学生の時の可愛い顔を知っているからです。中学生の先生は、中学に入った時の顔しか知りませんから、いつも金髪、茶髪になれば指導対象になるんですね。そのあたりが違うんですね、地域住民と。ですから街をつくるのは、「人」「こと」「モノ」と言われますが、私はそこに「時」という概念をつけて、街づくりの四大要因であると。その「時」を担うのは、主体者Aである「地域住民」であるというふうに私は思っています。そうゆう中から、Cという街づくりの価値、次世代育ちの価値も生まれてくる。そうゆうことを目指すことが、実は私は、「スクール・コミュニティ」と言うふうに考えています。

ちょっと前置きが長くなったんですけども、じゃ、どうやったら学社融合の2つのあり方を導入しつつ、スクール・コミュニティをつくっていくことが出来るのか、そのあたりを、ビデオを見ていただきながら、もう少し詳しく見ていただきたいと思います…。


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とりあえず、今日はここまでに… 
また次回。


(鋭意作業中 



46 Web版「東京・新潟学(楽)習会」No.1だよ~

2006年12月20日 00時34分11秒 | 探究会通信
 
お待たせしました!やっと完成。
実行委員会の許可もいただきました! H部さんありがとうございます

平成18(2006)年11月26日(日)、新潟市立笹口小学校視聴覚室で行われた『第2回東京・新潟学(楽)習会「市民立学校ってオモシロイ!」』
その中から、管理人の独断と偏見で、本日から何回かに分けて、Web版としてお送りしまーす!

No.1の今回は、かの新潟社会教育界の至高
前新潟県公民館連合会々長・新潟市公民館長の今井昭友実行委員長のあいさつから…  (有名人だから実名で… ^^ )

それでは司会者の方どうぞ!


(司会者)
はい、司会者です。
管理人さんからバトンタッチしました。
えー、本日は、この会に、県内外より、たくさんの方からご出席いただきました。
ありがとうございました。
それではまず最初に、実行委員会を代表して、今井昭友実行委員長からあいさつを申し上げます。


(今井実行委員長)
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実行委員長の今井です。
実行委員長になってしまい、面映い気持ちもありますが…
ある時、文書をいただいたら、私の名前が入ってまして、これはしまったと思いました。
私は、どうも、誤解の多い人間で、私の名前が出ると、毛嫌いをされて出席が減るというジンクスがあったもんで、これは弱ったなと思ったんですが、今日、来ていただいた方は、ホントに素晴らしい方の集まりだなと、喜んでいました。
お陰で、新潟、11月この季節になると時雨なんですよ。ま、よくも、昨日・今日と天気が良くなってくれたと思って、ホント、喜んでます。

今日は、岸先生はじめ、千葉から東京から、県内は上越・中越から馳せ参じております。
日曜日ということもあって、なかなか出にくい日であったんですが、このようにたくさん集まっていただいて、ホントに喜んでいます。

えー、そして、この東京・新潟学って、いつから始まったとかね、それから市民立学校っていつからそういわれたのかと言われて、私も面食らったんですが、慌てて、この『市民立学校をつくる教育ガバナンス』って本を読まさせていただいて、なにか恥ずかしいんですが、これを見ますと、随所に出てまいります。
まー、言ってみれば、市民参加によって、オラが学校をつくろうってことなんですね。もっとわかりやすく言うと、新潟県内の人に言わせれば、今年の春、(新潟市教育委員会の)教育政策監になりました手島さんが、聖籠で教育長をしている時に、新潟県内初めて統合中学校をつくりました。あれがまさしく、町民立の学校です。
ホントに、今日、出席の方が、ちょっと2、3、あのう、報告者がアクシデントがあったようで、時間が、私の時間、ちょっと余計話してもいいのかなと喜んでいますが、したがって、私のあいさつ、ちょっと長くなりますが…。その、聖籠町の統合の中学校をつくった時が、まさしく、町民立ということで、そんなことを思い浮かべればいいのかなと思って、この本を読んでみたら、まさしくそうでした。住民参加による学校運営、ガバナンスって、またこれまたわかりにくくなったなと思ったんですが、まー、学校運営ってことだそうです。


(あいさつを聞く参加者の皆さん)

ちょうど奇しくもですね、あのう、教育の危機と言われ、昨今、もう大騒ぎをしているんですが、ま、そんなことを、まー大騒ぎをすることよりも、どうなのかな、社会教育がもっとキチッと腰を据えたいという気持ちもありまして、そんなことから、公民館や社会教育のOBやらいろいろな実践例を、用意させていただきました。
そういう意味では、新潟市が、地域ふれあいのスクールということで、笹口小学校で第1号店を開かせていただきました。今日は、大山校長先生が、朝早くからこの設営をしていました。私が来たとき、もう設営が始まってましたので、私は慌ててしまったんですが、そんなことで、嗚呼、こういう学校の校長先生のとこならば大丈夫なのかなと思って、本当に喜んでおりました。私も、公民館長を長くしてて、いろんな校長先生とつき合ったんですが、あまり言っちゃいけないんですけども、これがという人もいるんですが、ま、どの社会でもいるんで、しょうがない、そんなこと言う必要はないんですが…。なにせそのモデルとなって新潟市が先陣を切らせるために、えー、スクール、コミュニティスクールと称して、千葉・習志野・秋津にお住まいの岸先生から指導いただいて、新潟が開設したということもあって、今日は、お話をしてもらうことになりました。ということから、いろんなキッカケで、社会教育、学校、教育、いろんなことを身近に考えられるな、(そんな)日にしたいという願いでありました。

この第2回というのは、長くなりますが、何が第2回という質問をされたので、慌てて、今、資料を見ているうちに…。
第1回というのは、実は、いっぱい資料があるうちのこれが第1回。(昨年の楽習会ポスターの写し。このブログの記事「43やわらか」に掲載されているもの)

昨年ですね、東京農工大で、朝岡先生のところで、話をしますと長くなりますが、なにせ、あの聖籠の中学校で教育実習を行っていたという、この、関わり合い、それと朝岡先生が新潟出身ということもあって、手島さんと懇意にしているということもありまして、その新潟勢を、院生に、院生だけでなくって、一つ、社会教育の話し合いをしようという「世代と地域を超える新潟・東京楽習会」ということを、昨年8月、府中でやらせていただきました。
私も、覗きにいったんですが、まっ、好き勝手に社会教育をしゃべるということだったんですね。それで、この第2回というのは、そのお返しというなこともあって、新潟で今度”やりなせ”、ま、新潟弁ですが、ということで、開かせていただきました。
したがって、第3回はと聞かれたんですが、スタートしたばかりでもありますので、これも皆さんで育てていって欲しいと、まさしく、今日、「未来のたね」という、あの、聖籠町の学校を造った時のメンバーの皆さんも来ておりますので、そういう意味で、種が芽生えればいいなという願いもあります。

そんなことと、長くなりました。最後にですね、この、今日は、行政からも、少ないかなとは思いますが、参加していただきました。とかく、休みになりますと、行政の職員は出にくいというのが多いんですが、ようこそ今日は出席していただきました。
ま、いろんな面からの今日の事例を用意させていただきましたし、県内、県外からとして、情報…、あっ、もう一つ言わせていただきたいのは、新潟市が、4月に、来年4月に、政令市の指定を受けることになった訳ですが、81万というところで、市長は、情報公開日本一ということを標榜しております。ま、そうゆう意味で、私つらつら思うんですが、情報公開日本一を目指すには、情報っていうのは発信をしなけりゃ、情報は、豊かな情報は入ってこないんですが、耳が痛いことを言わせていただくならば、行政職員がまずもって、情報公開をするには、情報をたくさん取り入れて欲しいと…。それには、自分からも休みの日も参加して欲しいと、なんかいない人に向かって、出席した人にはいう必要がないんですが、そんな私の拗ねた気持ちも含めて、言わせていただきました。これがきっと、行政のところへ日増しに届くのを期待して、苦言を呈して、へんな実行委員長のあいさつになりましたが、今日一日おつきあいをしていただきたいと思います。

先ほど、(実行委員の)服部君から案内がありましたが、夜の部も、第二部を用意してますから、今日は第二部に残りますと、また素晴らしい展開を用意してますので、是非、最後まで見届けないと、途中、面白くないかもしれないけども、最後には、素晴らしい、良かったなと思う一日になるとゆうふうに期待をしております。
一日よろしくお願いいたします。

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(司会者)
今井実行委員長、ありがとうございました。
本日の会の「事始め」を語っていただきました。

ネットワークの広さ、深さ。
本日の会を見ていただけければお分かりになりますね。

また、私も行政職員なんですが、行政職員の大先輩として、苦言もいただきました。
「情報っていうのは、発信しなきゃ豊かな情報は入ってこない。情報公開をするには、行政職員がまずもって、情報をたくさん取り入れて欲しい」

温かいお言葉をありがとうございました。


さて、お次ぎは、本日のメインイベンター。
千葉県習志野市、秋津コミュニティ顧問の岸裕司さんです。

では、岸さん、よろしくお願いします!!!



(岸裕司語録は、鋭意準備中!




44東京~新潟  そして上越!(*^^*)

2006年11月27日 22時44分39秒 | 探究会通信
2006年11月26日(日曜日)、新潟市立笹口小学校視聴覚室
約60人の一般市民・身近な人たちを集めて、ここで、『第2回東京・新潟学(楽)習会「市民立学校ってオモシロイ!」』が開催されました。
とりあえず本日は状況報告。
肝心の講演要旨は後日ねーーっ!

この会は、見附市出身の東京農工大:朝岡助教授ゼミで、そこで学ぶ学生さんたちに、かの新潟社会教育界の雄姿が、日頃の活動を語ろうってことで、昨年から始まったそうです。
ホームandアウエー方式ってことで、今年は新潟で。

若い朝岡ゼミ生も何人も参加してました。その中には、手島さんの愛娘・育ちゃんも。
「音楽と生活」ってことで、大学院で学んでいるとのことです。

さて、楽習会!



うちからも、H立代表を先頭に、S田、Y本、N坂の4人で参戦。




会は、前新潟県公民館連合会々長の今井(書道家)昭友実行委員長のあいさつでスタート!

(後ろに見える黒板上の題字は、今井実行委員長の書!)

続いて、主賓の岸(ユーくん)裕司・千葉習志野秋津コミュ顧問の「スクールコミュニティ」のお話がつづきます。
急遽参戦できなかった方もいらしたので、その分、岸さんのお話を十分に堪能することが出来ました。
(ラッキー!)



手島(パパ)勇平新潟市教育政策監は、本日の司会でありました。
(11/25は、上越市の教育プラン中間発表会のパネリスト、ありがとうございました!)

その後、柏崎市の品田さん、笹口小学校の大山校長(高田出身・大手町小での勤務経験あり)、豊栄の小熊さんの事例発表が続きます。



そうして、あたしのつたない発表…  嗚呼ーっ
実行委員のH部さん・S藤さんからの「会場のウケを取らないと承知しないぞ!  !」との事前プレッシャーに耐えられず、思わず持参した雪中梅を飲みながら発表


(冗談)

最後にY本エミーちゃん、N坂ともこちゃんも、社会教育にかける想いを一言づつ語って貰いました。



(あたしの発言よりも、会場の心を打ったぜー!   )

↓Who?  (笑)


忙しいところ、K育S務課のI野副課長も駆けつけてくれました。
手島司会者に促されてリングアウトから参戦。
総合教育プランについてとともに、昨年まで新潟市内で校長を務めていた時の事例や想いも、語って貰いました。

一番最後に、本日のメイン『市民立学校のガバナンス』の著者である東京農工大の朝岡助教授、都立大の荒井さん、多摩教育研究会の星野さんが、著書に込めた想いをそれぞれ語りました。

(農工大:朝岡助教授)


そうして散会後は、オキマリの打ち上げに…
写真を掲載できないくらい盛り上がってしまいました。

そして、その席上・・・・・・・・
なんとおバカな約2名。S立とS田

飲んだ酒の勢いで…  「来年、この集会を上越でやるぞ!」

オイオイいいのかよー 
このお話は、後日探究会の皆さんに…


実行委員会の皆さんには、たいへんたいへんお世話になりました。感謝であります。


(これも今井実行委員長の書!)

またもやホントにいい出会いでした。またまた元気をもらいました。


こうやって、多くの輪が出来ていく…  そして光明も差してくる…  前に進むことも出来る…



いやーっ、さらに頑張ろう!頑張んなきゃ!!
上越の市民、子どもたちのために!!!

お話の要旨は近々に 




43やわらか

2006年10月18日 23時09分54秒 | 探究会通信



この写真、昨年の新潟・東京楽習会のもの。
見れば一発。どんな会なのか。

「このポスターを見てもらえば、会のスタンスはわかるよ!」
N潟市北地区公民館のH部社会教育主事の言葉です。

やわらかいですねーーーーーー。

あの手島御大も、娘さんと一緒に写ってんです。

11/26
僕らも気軽に参加しましょう。


 

42教育プラン意見交換会

2006年10月12日 01時06分33秒 | 探究会通信
本日、朝から、K城区希望館で、教育プランについての意見交換会でした。
本庁からは、教育S務課のS藤課長、G校教育課の高橋課長、教育プラン担当のI野副課長にI川係長
Y川区:分室長にG長、担当のW辺さん
O潟区:G長に班長二人、Y本E美嬢
K城区:G長のみ
それでうちは、G長と私。

先日、いただいた素案を皆さんにお送りしましたが、本日、説明がありました。

結論から言えば、この素案は、昨日まとまったばかりの「たたき台のたたき台」。
だから、そんなに過敏に反応しなくてもいいようです。
本庁の課長お2人も、まとまったのは初めて見たようです。
昨日、教育長や部長からも、たくさん指摘を受けたとのことでした。


素案を見た時には、「おいおい」って突っ込みたくなるような感じでしたが、説明を聞いて少し安心しました。
この素案の前に、いろいろ資料があるんですね。(上の写真)

では説明の要旨を…
 ●11/25に中間発表を予定しているので、そこまでにいろいろ意見を聞いてまとめたい。
 ●まず「目的」は2つ
  1)「未来志向の教育の姿を示したい」という縦のベクトル
  2)「多様な地域性を生かした教育の姿を示したい」という広がりを持った横のベクトル
 ●次に、「現状」・「基本目標」 そして15の「基本計画素案」
 ●この素案の中に、今後計画を具体化するための文言を入れたい。
 ●「少子化」「グローバル化」「情報化」「地方分権」「安全安心」 この5つの視点で、「地方でこそ可能な計画」としたい。
 ●基本的には「学校教育」「社会教育」「教育行政」という3つで構成
 ●J越版カリキュラムを作りたい。まだ具体的なものは無いが、それをどう作っていくか検討する準備委員会を先日発足させた。
 ●Y塚区の自由学園を、全市的な不登校や不適応の子どもたちの拠点としたい。
 ●「地域教育会議」をおおむね中学校区に1つずつ置きたい。そこで、社会教育も学校教育も方針づくりを行いたい。
  地域教育会議は、既存組織を使ってもいい。
 ●Y塚区をモデルに、自由学園と安塚小学校、安塚中学校の連携を図り、「地域が運営する学校=地域教育会議が運営する学校」を作ったらどうか。
 ●教育長は、「地域づくり」という視点で教育プランを作りたい意向。この地域づくりとは「子どもたちのための」地域づくり
 ●学校プロポーザル(提案)システムを作りたい。
  各学校のカリキュラム編成は校長の権限。しかし、現実は国・県・市に縛られている。予算も人事も。
  これからは学校の提案を重視したい。地域の特質を生かしたカリキュラムづくりを進めたい。
  しかし学校現場はこの作業に慣れていない。だから地域教育会議を生かしていきたい。
 ●学校現場の今一番の課題は、実は「特別支援教育」。未発達な子どもたちが多くなった。これは親にも問題があるようだ。
 

このような説明があったわけですが、ちょっと質問してみました。

Q.「地域教育会議」「地域の特質を生かした…」「地域の支援」「地域の運営する学校」と、学校教育関係で「地域」という言葉多く出ている。一方、「学校教育課程はパンク状態だ」「学校の教員は不慣れで疲弊している」という説明もあった。それでは、地域と学校を仲立ちするのは誰?その姿が今日の説明では見えない。

この回答は…
A.やはり「分室」になるのではないか。そこに配置された社会教育主事がその任に当たることが想定される。
 こう考えると、旧市内をどうするかが一番の課題

ちょっと安心しました。
次代は、「学校教育」と「社会教育」とわけて考える時代じゃないんですよね。
このプランにも、「学・社・民の融合」って言葉も見受けられました。
課題は多いですが、僕ら社会教育担当の出番もまだまだあります。


それでは出された他の意見などを次ぎに…    羅列するばかりで申し訳ないっす。m(__)m
 ●子どもたちの教育については、社会教育も学校教育も同じ目標を置くべきではないか。その目標をもとに、学校と社会教育で役割分担すべき。学校教育と違って、社会教育は、いろいろ柔軟に対応できる
 ●教育の現状、保護者と学校とが分断されているような印象も持つ。
 ●まだ分室と学校の関係が未整理のまま残されている。この際、見直しをすべき。
 ●合併後の各学校は、「木田」の方ばかり見ている。
 ●先日、学校との電話のやり取りのなかで、「学校のことなので構わないでください」との言葉が学校から聞かれた。これでいいのか?
 ●合併後は、学校との距離が遠くなった。だから、地域教育会議で連携を図る方向には期待したい。
 ●素案の中には図書館が除かれている。家庭の教育力向上を図ると言われているが、一番最初の家庭教育は当市の「ブックスタート制度」。親子のふれあいを図るにはいい制度である。
 ●伝統文化の継承にも子どもたちを関わらせる視点も大事
 ●社会教育・学校教育、お互いが連携したい。
 ●保育園と学校の連携も、合併以来薄くなったようだ。
 ●謙信キッズ事業のような形で、いろいろな事業が展開されるべき。
 ●謙信キッズ事業も、これだけ大きな市なのだから、100人・200人規模で展開されるようにならないとだめ。
 ●総合型地域スポーツクラブは、競技力向上にも使うべき。学校の部活動も限界が見えている。そうしないと、高校になったとたんに、優秀な選手は、地域の外に引っ張られてしまい、結果的に地域にいい選手が残らない。
 ●謙信キッズ事業では、全市的に事業が展開されている。それならば、担当職員に、分室と本庁の併任辞令を出せばよいのでは。プロジェクトチームのように、柔軟に対応できる。

 こんなところであったでしょうか?
 間違いがあったら、ぜひ、指摘をお願いしまーす!

 さて、今日の午後の東頸城はどうだったでしょう?
 明日は、頸南。いかがーーーー?


41べた褒め

2006年10月07日 22時17分59秒 | 探究会通信


本日、台風のような低気圧が接近する中、謙信KIDプロジェクト・山の楽校でした。
残念ながら、Y塚区:菱ケ岳への登山は出来ず、野沢温泉に通じる国道403号線沿いで、植物の観察と採取を行ったんです。



さて、今回頼んだ講師さん。 S学習推進課のN波君の同級生。
プロフィールは、後に置いといて…
手と腰に注目。



手に持つは、枝切りばさみ。ちょっとプロ仕様?
電気屋か大工の父ちゃんに見間違うかのように、大型のカッターナイフにハサミ、図鑑を入れる大きめの袋など七つ道具を、太めのベルトで腰に巻き、颯爽と植物について語るのです。しかも、雨具はモンベルのストームクルーザー。
この格好を見ても、「御主、やるなー」って感じで、あわせて、何ともこれが嫌みじゃない。スマート。




これが、今回頼んだ、信州大学農学部大学院2年生のW辺篤S君。
J越市5智出身なんですが、爺ちゃんと婆ちゃんがY塚区在住。
来春から、あの大手素材メーカー、バテンレースからスタートしたA沢製作所研究職へ就職。
将来は、J越魚沼快速道路を使って、Y塚区から高田のA沢製作所に通いたいんだそうです。
3度の飯より植物観察が好きで、本日もリュックいっぱいに、山と渓谷社などの植物図鑑を持参してくれました。

皆さん、知ってました?
 ◎草と木の違い。
 ◎「葉」って、どこからどこまで?
 ◎キク科の植物の種は、未成熟でも発芽する強い植物なんで、だから冬に向かう秋を中心に咲くんだ。
 ◎ランの類の花は、地中に「ラン菌」って菌がいないと育たない。
 ◎「スカンクキャベツ」ってアメリカで呼ばれ、嫌われ者扱いの花は? 
    →正解:ミズバショウ  花の匂いが強烈、キャベツのように葉が大きい
 ◎ミズバショウは、自分で発熱して雪を溶かす。
 ◎シソ科の植物の茎の断面は、みんな四角形。
 ◎ウドは草。木のように大きくなっても使い物にならないから、”ウドの大木”って言葉が生まれた。
 ◎ユキノシタは、ほぼ1年中、花が咲く。
 
こんな知識が、際限なくW辺君の口から飛び出すんです。 

来年は、ここN立の女性学級にでも呼んじゃおうと、もう今から画策しています。
 ★女性学級地域講座「これ食べれるの?」
   →周囲の植物観察
   →観察をもとに、身近な植物・山菜図鑑を母ちゃん方で編集して冊子にしよう
   →ついでにその山菜料理のレシピも載せよう
   →そのレシピで、地域の子どもたちに料理を教えよう
   →その料理でパーティ!
こんなことを、もう描いちゃってます。
スミマセン、ちょっと興奮気味で。

多分、中年の女性たちが「カワイイー」って言うようなフェイスでしょ。
ちょっとN波君とは違う(笑)

信州大学の教授の勧めもあって、山菜の研究もしたんですって。
昔食べられていたけど、今はあまり食べられなくなった山菜に光を当てる研究。
だから適任!

ホントにいい出会いでした。
社会教育現場では、いつも出会いがあって、それだけでも、社会教育主事冥利につきます。

皆さんにもおすすめの講師です。
連絡先は、私、管理人か、S学習推進課のN波君まで。
 
 

最後は、この赤いヤマボウシの実を試食。
甘かったです。ちょっとボケかかったリンゴのような食感。
参加した子どもたちの中には、ちょっと渋い顔をする子も。
W辺君、毎年秋の植物観察は、このヤマボウシの実を食べることが楽しみなんですって。
野趣あふれたこの甘みは、今の子どもたちにはちょっとあわないのかも。

彼の、子どもたちに向ける優しい視線も印象的でした。

やる気満々で来てくれたW辺君。
なのに、こんな天気で、満足に屋外活動も出来ず、申し訳なかったなーと思っています。

先日の下見の時、「ウメバチソウ」という花を、菱ケ岳の山頂で見つけ、子どものように無邪気に喜んで、写真を撮りまくってました。

今回は、この若い爽やかな彼に出会えて嬉しかったな。

この一言が言いたかった!
長くなってm(__)m


で、肝心な子どもたちは? 子どもたち喜んでた?
うーん。喜んでた!(おいおい、そんな一言かよ!)

N村係長さんちのK織ちゃん。
あのくねくね道ですから、バスに酔っちゃって。
ホントにごめんなさいm(__)m
楽しくなかったねー。せっかくのお休みの日 




40祝! なんとかここまで… まだまだ

2006年10月06日 00時01分55秒 | 探究会通信
今夜、夏に開催したN立まつり実行委員会の反省会でしたー。
飲み会もあって、久々にうちの区のお歴々の方々と一杯やれるなー、って感じですが、パス!
この俺が、飲み会パス?(笑)
こんなこともあるんです(笑)
100kmマラソンも、明後日の山の楽校も控えてますから… (>0<) ↓↓↓

やはり事務局主導でもいいんですが、市民の皆さんから、こんなまつりにしようよ!って意見が欲しいですね。
僕らも、ワークショップなんかやって仕掛けなきゃ。
来年は、30周年。何か変わんなきゃ!

さてさて、何回かのグループ協議をまとめて、先日9・27に全体協議を行いました。
探究会としては、とりあえず組織については、「中間まとめ」って感じでしょうか。
「事業」については、今後全体で協議を行わなければなんないっすね。

「組織を変えても…」って意見もありましたね。
これはこれで受け止めべきでしょうね。いろいろな意見があります。

最後は、下記の組織表にまとめました。
その下の文章にも書いてありますが、「夢」「なんちゃって」ですから。
これから、現実案はいくらでも導き出すことが出来るでしょう。

9/27欠席された方を中心に、いろいろさらに議論したいところです。
管理人宛でいいので、「いろいろ」を送ってくださいねーーーー。

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《出席:K岡、N坂、H立、I貝、O田、I曽根、M山、S田、K村》

グループ1から提案のあった組織表をベースに検討しました。
過去のブログの記事(検討経過ですが)も、参照してくださいね。

【前段の協議内容】
 ◎公民館、体育課、生涯学習推進課を一緒にして
  文化振興課は? 「教育的文化」じゃない事業を担当している?
  以前は教育委員会の社会教育課にあった。前市長時代の名残で分かれたままになっている
  教育委員会からみれば、何をやっているかわからない
  文化振興課も一緒にした方がいいのでは。

 ◎こうやって課を一つにしたからといって「連携」できるか?
  現在だって、隣の課の業務は、日常的にはわからないことが多い。
  公民館でも生涯学習推進課でも、同じ青少年教育関連の事業をしているなら一緒の方が効率的
  何をどう区分して、公民館と生涯学習推進課で分けてやっているかわからない。
  逆に、その役割分担に、明確な「理屈」がつけられるなら、課を一緒にしなくてもよいのでは?
  市民から見れば、「事業の提供」は、公民館だって、生涯学習推進課だって関係無い。どちらでもいいんだ。これは提供する側の論理でしかない。

 ◎組織をドラスティックに変えることで、一種のショック療法を
  現状のままなら、誰も変わんないでしょ。
  みんな新しくなるなら、職員全員は、一から考えるようになる。

 ◎「連携」「連携」っていうけど、何をもって「連携」したことになるのか?
  同じ事業をすることかな?
  ……

 ◎今日は、組織の「理想像」を追うのか?
  当初の出発は、そうだからそのとおり。
  現実的案は?
  理想像ができれば、現実案は、そこからマイナスするだけだから、いくらでも可能

 ◎組織を変えることで、事業もスリム化したいね。


【組織表】 別紙(エクセル形式ファイル)


【組織表の解説?】
 ◎課や係の名称は、今後検討する必要がある
 ◎分室の学校教育業務は本庁で。
  よって分室は、新しい課の下部組織となる。○○地区公民館でもよい。
  (今の糸魚川市がそう。学校教育とスポーツが本庁直轄。旧能生と青海には「能生生涯学習係」と「青海生涯学習係」がおかれている。)
 
 ◎地区公民館なら、各区でスポーツ活動でも何でも担当できる。
  「公民館」の名称の方が、市民のウケは良いね。親しんでくれる。
  教育・文化グループじゃ、ピンときてもらえない。
  各区すべてに分室はいらない。

 ◎社会教育・社会体育事業すべてを一つの係で。
  係長級職員が数名いたらOK
  事業毎に職員の組み合わせを変えたらいかが?
  グループ制みたい?
  これで、今年のように、「子どもフェスティバル」と「ファミリー綱引き大会」が、同じ日に開催される、といった理不尽・不可思議なことが防げる。(市民のことを、全く考えていない!)

 ◎本庁と分室の併任辞令は出せないか。
  本庁所管事業でも、分室長やG長に遠慮せずに、職員が従事できる。

 ◎予算管理などを担当する庶務係はいらない?
  いらない!
  「予算編成~企画・運営~決算」と一連の業務を、1つの係で一括してやる方がいい。よく分かる。決算の説明もできる。

 ◎文化財と文化は、一つの係で

 ◎教員に、社会教育関係の素養を身につけて欲しいので、是非、指導主事(社会教育主事)といった形で、派遣してもらいたい。
  学校現場に帰ってもらえれば、私たちのよき理解者となる。
  社会教育指導員の先生方もいらっしゃるが、指導員さんは、残念ながら、指導員さんが終わったらそれで終わり。
  現役の先生方だと、学校現場に戻ってから社会教育のことも理解してくれるようになるから

 ◎施設係を設ければ、文化振興課所管の文化会館や旧師団長舎の維持管理や、指定管理者制度への対応も専門的に扱える。

 ◎合併したら余計に、学校と縁遠くなった。
  学社連携・学社融合の方策は?
  強制的に制度化しちゃう。例えば、総合学習の内容を決める時には、必ず各区教育・文化グループの意見を聞課無ければならない制度にするとか。
  学校評議員に、必ず分室の担当者を入れるとか。
  強制制度にしなきゃ、学校は変わんないね。

 ◎学校との連携は、(前出の)教員出身の指導主事(社会教育主事)からあたってもらえればいいんじゃない。
  教員OBである社会教育指導員の皆さんからも、あたってもらいたい。

 ◎社会教育主事の発令も、教育委員会で行って欲しいね。
  課長級の社会教育主事がいたっていいじゃない。
  先日の、生涯学習推進会議でも、「社会教育主事は、該当係に何人いるのか」なんて質問も出てたね。

 

  

39そうごうがたスポーツクラブ

2006年09月29日 00時30分31秒 | 探究会通信
今夜は、うちの地域協議会でした。
先月行われた地域協議会で、なんと!「青少年の健全育成・若年層の人材育成」ってテーマが、自主審議案件に取り上げられたんですね。
それを受けて本日の地域協議会で協議が行われました。

名立区で行っている青少年教育関連の事業や、謙信kidスクールプロジェクト事業など市全域で行われている事業などについて、説明をしました。

「子どもは地域の宝なんだから、地域住民で子育てすることも考えようよ」なんて、地域協議会の結論が導き出されれば素敵です。
「それじゃー、○○しようよ!」「こんなこと働きかけようよ!」なんて、地域協議会が動き出せば最高!
だめ?(笑)

地域協議会って、ちょっと退いちゃうところがありますが、今度ばかりは「マエムキ・ヒタムキ・ミナミムキ」
積極的に関わりたいな、と思っています。


さて、8月10日に行ったワークショップの後半、K体推進課のT本君から、「総合型スポーツクラブ」の設立や運営について、自分の旧K城村でスポーツクラブづくりに携わった経験から、お話しいただきました。
資料を皆さんに送り忘れています。ゴメンなさい。
でも、下記に画像を入れておきました。
まずはその資料をプリントアウトするなどしてから、記載の内容(文章)を見てくださいね。

キーワードは、「楽しく」かな。
いい意味で、肩に力が入っていないのが印象的でした。

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1総合型クラブとは何か?
   
       ↑まず、この資料を見ながらね。

 1)共通の理念を有していること
    →つくる段階で住民を巻き込んでいく。「どうするか」という段階から
    →理念は、住民に語って欲しい。そう持っていく。
 2)人とスポーツとの関りの多様性
    →それほどこだわらなくてもOK

 ★★★ 次の3)4)5)にこだわりたい! ★★★

 3)住民主体の運営
 4)受益者負担の原則
    →受講料で事業費をペイできる料金で設定。水泳・アクアビクスなど民間・行政どちらでもやっているものだから
 5)拠点施設の確保
    →公民館など、人が集まる場所に設定しよう
 6)適切な指導者  →外から来る指導者にも…


2総合型クラブの社会的意義 -総合型クラブの育成と社会公益性-

 
      ↑まず、この資料を見ながらね。

 (資料の図から…)
 1)木の枝・葉は?=「ソフト」
 2)幹は?=「ハード」
 3)土は?=「市民」

  一番大事なのは、担当者が、(どんなことをしたいのか・どんなクラブにしたいのか)ビジョンを持つこと


3総合型スポーツクラブフローチャート


      ↑まず、この資料を見ながらね。

 1)総合型地域スポーツクラブへの理解を深めるために
  「総合型」は、手法であってすべてではない。救世主でもない。
  「総合型」という名前だけで拒否反応がある場合も。だから、もっと違う名前を呼んだ方が良いかも。
    ・我が国のスポーツの現状→「地域のスポーツの現状」に置き換える
    ・社会の状況とスポーツ
    ・スポーツの将来ビジョン
    ・総合型クラブへの期待→あまり期待を大きくさせないこと
    ・総合型のイメージを描けない
    ・具体的なスタイルを示す。
       →ワークショップなど、楽しくみんなでわいわいと話し合おう。
    ・協力体制が欠かせない。
       →最初から巻き込んじゃえ!
    ・地域の活性化


 2)総合型地域スポーツクラブの設立に向けて


      ↑まず、この資料を見ながらね。
    
    ・スタートライン
    ・情報の収集?集めすぎると大変。ある程度オリジナリティがあるものをあつめよう。
    ・現状の把握?年代別・何がよくて何ができないか
         ブレーンストーミングやワークショップがいい。楽しく。
         時には、酒食も。和やかに。
    ・設立準備委員会?キーパーソン。中心になるような人をあらかじめ見つけておく。
      ※退職された又は退職される予定の教職員(社会教育現場経験者なら、なお良い)
       民間企業退職者(財務系)
       JCV市民ディレクタ
       前町村体指、各種スポーツ・芸術文化指導者
       などの人材確保が重要
         (↓↑この間に、住民への説明をした方がいい。ある程度固まると、身動きが取れなくなるから)
    ・クラブのデザインと合意形成?反対意見がでる場合もある。合意形成を先に。
         (頸城では、この段階で事務局長を決定)
    ・行政とのパートナーシップ? お金のことなど。
       ※行政として総合型の意義を理解し、社会貢献等の視点から出資することが望ましい。
    ・設立総会の準備・開催?法人格か一クラブ団体でかで違う。
      頸城では「お祭り形式」で楽しくやった。


 3)総合型地域スポーツクラブを上手に運営するために


       ↑まず、この資料を見ながらね。

  ・目的の明確化
  ・運営スタッフと指導体制?頸城は全部で5名(パートで) お金を扱う人も大事
  ・拠点施設とクラブハウスー新設を目論んだが×。B&Gセンターを拠点に 
  ・活動プログラムーこの時点で、見直しも大事 アンケート クレームにも目を向ける。
  ・財務管理?NPOにするなら、管理をしっかりと
  ・情報の発信?新聞折込などで行った。
  ・評価?アンケートや内部評価も  PDCA(Plan Do Check Action)は必須


ようやく画像も奇麗になりました(*^^*)

掲載した資料は、日本体育協会さんのサイトなどから参考にさせていただきました。
特にお断りしていないのですが、お許しくださいm(__)m
総合型スポーツクラブづくり、頑張ります!






38おまたせ!2

2006年09月26日 23時55分07秒 | 探究会通信

本日、うちの「謙信kidsスクールプロジェクト事業・山と海と大地の楽校」山の楽校第3回の下見で、Y塚区菱ケ岳に上ってきました。

写真は、山頂1129.1mから眺めた、Y塚区・O島区方面です。(よく見えないかなー?)
山頂まで棚田が広がり、先人の努力に想いが行きます。感心しきり…
連れてくる子どもたちに、こんな気づきがあれば完璧!(*^0^*)

ちょっとガスがかかっていましたが、米山も、妙高も、火打もすべて望むことが出来ました。
今度講師をお願いする、新しい”人財”との出会いもあったし。
今日は素晴らしい1日? うーん、そうかな、まー。

さて、お待たせしました。22日(金)に開催されたグループ3の内容をアップしておきます。
ご確認を!

====================================

1)理想の組織とは?
  グループ2の組織図のように、いろいろな形が挙げられる。
  今の問題点を直していくことで近づけるのでは。

2)では、現在の問題点とは?
  合併して2年近くたとうとしているが区と本庁の距離感がある
  ほかの課、グループで何をやっているかわからない(市全体の一体感がない)
  協力した仕事がしたいのにできない環境、仕事が多い
  などなど・・・

  最も重要だと思われる問題点を整理!
   →これ!「区職員同士・本庁職員同士および区と本庁、双方の連絡や協力ができる体制がない」

3)この問題はどうして起こっているか。
  イントラ、報告フォルダなどで情報を共有化できているようでできていない。
  本庁職員、区職員で仕事のスタンスがちがう
  (区と本庁とわけて問題点の整理。↓↓↓下のような感じ?)

   ●区
    少人数、兼任。
    担当事業に関係なく、グループ・または総合事務所の職員全体で事業を行なうことが多い。
    (事業担当職員の仕事を、グループ内のほかの職員も知ることになり、対応できる幅が広くなる)
    仕事の種類が多岐にわたる。

   ●本庁
    係の仕事が決まっている。(タテ割)
    近くの係の仕事がわからない。
    他の仕事をやっている暇がない。
    専門的に係の仕事に携わっているので答えを出すのがはやい→仕事がはやい。

職員同士が距離感を感じていることで、市教育委員会の目指す目標や事業への基本方針が見えてこないと考えられる。

4)この問題への改善案とは?
  区・本庁、どちらの仕事がいいとは言えない。
  市全体での事業なら、本庁から区の職員に応援の要請があったり、また逆があったりと一緒にやることがあればいい。

◎(ここが総合教育プランへの提言にあたる)
 総合教育プラン(案)は資料として出ているから、その中で、「探求会としての改善案」を考えたらどうだろうか。


 

37おまたせ!

2006年09月24日 15時30分24秒 | 探究会通信
今日は日曜日。
家の前を、コンバインを載せたトラックや、耕運機が行き交っています。
刈り入れ本番!
僕ん家は、田舎でも分家で田んぼがないんで、こうして、PCの前に座ることができてます。
もうすぐ新米が食べれますねー

さて、9月20日(水)に行なわれたグループ1の内容を下記のとおり掲載します。
掲載した画像が、みんなで話し合った夢の組織表です。
その要旨は、下記のように文章で掲載しました。


===================================

1「理想の組織」について

 1)公民館と生涯学習推進課について
  ・公民館と生涯学習推進課の事業→はたから見れば、同じような事業を行っている。
  ・公民館を生涯学習推進課の下に組み入れては?合併前と同じ形に。
  ・生涯学習推進課を母体として、公民館が実働部隊に。
  ・公民館に課長級は必要無い?公民館の館長は、専門家の嘱託とするのがよい。
  ・体育課も一緒の課にしちゃう。
  ・課長は大変 → 社会教育部長?

 2)教育総務課について
  ・教育総務課のあり方がわからない。
  ・ほとんど学校のことをやっている。
  ・生涯学習推進課や体育課などの間に入らないのか?
  ・教育総務課は、各課の間に入り、事業の調整などを行って欲しい。
  ・学校教育業務は、学校教育課で。
  ・教育総務課の役割は減ってくる。
  ・新しい組織では、総務課長が部長を兼務するのではなく、部長が総務課長を兼務(上記の表を訂正)
  
 3)体育課について
  ・体育課→本庁と区の連携が無い。区と同じ並びに体育課がある。
  ・社会体育事業について、お互い何をしているのかわからない。
  ・しかも同じような事業が同日にぶつかって、客の取り合いをしている始末。
  ・このままだとH19も同じことになるので、予算前に体育課から話し合いの場を設けて欲しい。
   →100kmマラソンでいっぱいいっぱいか。
  ・社会体育事業も、「謙信キッズ」のようにプロジェクト化するべき。
  ・「市民体育祭」もどちらかというと「謙信キッズ」のように、各区の事業を固め始めてはいるが、上越体協にすべてを委託しているため、区の社会体育担当者は中身が全くわからない。むしろ体育課もよくわかっていない。
  ・イベント以上に、「普及」という視点での事業がもっとも大切。
  ・体育課がんばれ!

 4)教育プラザについて
  ・例えば、公民館職員と体育課職員は面識が無い。同じ教育委員会なのに。これでは事業がリンクするわけがない。
  ・教育プラザに期待。同じ屋根の下に教育委員会が集まれば、自然と連携もできてくるのでは。

 5)文化振興課について
  ・文化振興課も教育委員会部局でよいと思う。
  ・文化の仕事は、区に入れば教育・文化Gが受け持っているので。

 6)分室について
  ・各区ごとに要らない。ブロック単位に再編したらどうか。
  ・学校教育の事務事業は全て本庁で。
 
 7)外部の機関について
  ・外部機関も全て1つの課の下に入る。
  ・図書館長、博物館長も嘱託で専門家を雇用する。司書、学芸員の中で、適任者がいれば課長職で可ではないか。

 8)指導主事、社会教育主事
  ・社会教育の経験のある教員を派遣してもらうのではなく、教員の資質の向上のため、積極的に主事講習への参加を促し、講習を終了した者を社会教育や体育課へ配属させる。
    <この案の利点>
     ●派遣終了後も教員は幅広い視野をもって教職に当ることができる
     ●職員の人員不足を補う
     ●教員にハクがつく?
     ●主事会の活性化につなげられる
  
  ・一方、学校教育課のように、社会教育経験のある教員を、社会教育主事または指導主事として県から派遣を受ける案もある。



2「こんな事業をやったら・・・」について

 ・例えば、各区で行っているバレーボール大会を、上越大会への予選に位置付けるなどの、事業の見直しが必要。
 ・上記のように組織がまとまり「スリム化」されれば、おのずと事業もスリム化されるのでは。連携が取れるようになり、事業に方向性が出てくる。




36みんなで…

2006年09月22日 00時01分30秒 | 探究会通信
明日はグループ3の会合。
18:00~総合体育館でーす。
お暇な方は顔出してねー

さて、各グループのものを持ち寄ってみんなで話をする9/27。
会場が決まりました。
やはりレインボーセンター!
時間は、もうちょっと親分と検討します。
皆さん、1時間くらい、早上がりできる???

その後はみんなで飲みに行きましょう!

そー、昨日アップできなかったグループ1の写真、載せておきますねー
内容は、明日にでもアップできるかなー。
うちのK村に聞いたら、メンバーの皆さんに送ってありますって。
グループ1のメンバーの方、早めの確認、よろしこ!