じつふち歯科医院からのお知らせ

歯科治療にまつわるいろんなことを書いてます。

タバコと虫歯、歯周病の関係

2009年11月09日 | お知らせ
 喫煙は高血圧、肺疾患、心疾患、悪性腫瘍などのさまざまな病気をおこしたり、悪化させることが知られていますが、口の中にもいろいろな悪影響を及ぼします。
 喫煙が口の中に及ぼす影響として、唾液の緩衝作用(唾液を中性に保つ)の低下、歯肉の免疫力の低下、歯肉の血液循環の減少などがあります。
 歯に対する影響として唾液の緩衝作用が低下すると、歯は酸性に傾いた唾液にさらされることになり虫歯になりやすくなります。歯肉に対する影響としては、ニコチンが免疫細胞の活性や抗体の産生量を低下させたり、血流量を低下させるため、歯肉に栄養や酸素が行きわたらず抵抗力が弱まり、歯周病を進行させます。
 このように、喫煙は歯や歯肉にとってマイナスになることばかりです。「自分の歯でおいしく食事をする」ために喫煙者は禁煙されることをお勧めします。

今回は本の紹介です。

2009年10月04日 | お知らせ
 今回紹介する本は,歯に痛みや違和感を感じているにもかかわらず、どこの病院でも「異常はみつからない」と言われてしまい、困っている方に一度読んでいただきたい内容です。

題名  口腔顔面痛を治す
     どうしても治らない「歯・口・顔・あごの痛みや違和感」がわかる本

著者  井川雅子、今井昇、山田和男

発行  講談社

定価  1,470円


本文の中に、人間が感じる痛みを「体の痛み」と「脳の中でおこる痛み」の2種類に分けて説明してあります。診断がむずかしく、原因不明といわれている多くは「脳の中でおこる痛み」です。この痛みは、ストレスや感情と強く関連して、脳の中の痛みをコントロールするシステムが変調をきたして起こるという事が詳しくそして解りやすく書かれています。

口臭について

2009年09月01日 | お知らせ
 自分の口臭が気になることはありませんか?
口臭の原因の85%はお口の中にあります。

 主な口臭の原因は?
1.歯垢
2.歯周病や虫歯
3.舌苔(舌の表面の白い汚れ)
4.唾液の減少
5.食物によるもの(ニンニク、アルコールなど)
6.呼吸器、消化器の病気など


 口臭の治療法は?
口臭そのものが病気ではなく、口臭は病気の1つの症状です。原因をなくせば、当然口臭も治ります。
1.口腔清掃
2.歯石除去
3.虫歯、歯周病の治療
4.全身的な病気の治療
5.その他

口内炎

2009年08月04日 | お知らせ
 口の中の粘膜に炎症が起った状態を口内炎といいます。
「口内炎」には多くの種類がありますが、もっとも多いのが「再発性アフタ」と呼ばれるもので、直径3ミリ程度の白い潰瘍が繰り返し起こります。
 「口内炎」の原因は・・・
原因は様々ですが、その多くは、歯ブラシがぶつかったり、体の調子が悪い、ビタミンなどの栄養不足が原因です。
 「予防」するには・・・
「口内炎」を予防するには、日頃から口の中を清潔に保ち、栄養バランスの良い食事を心がけるなど、全身の健康にも気を配ることが大切です。

じつふち歯科医院では、治癒を早くするために炭酸ガスレーザーも使用しています。

部分的矯正治療のすすめ

2009年07月18日 | お知らせ
 歯を動かすことで、歯槽骨(歯を支えている骨)の形を
変えることができます。
 歯周病で抜歯する前に、少しでも歯槽骨を作れるなら、短期間の矯正治療で、溶けてなくなった歯槽骨の回復を計ってみては如何ですか?