じつふち歯科医院からのお知らせ

歯科治療にまつわるいろんなことを書いてます。

ご存知ですか? 8020運動

2009年07月01日 | お知らせ
 80歳で20本の歯を残しましょう。
平成元年より日本で進められている「健康日本21」政策の目標のひとつです。
現在、日本人の残存歯数は、大まかに言うと、80歳で7~8本しかありません。
年々歯の残存率は、向上する傾向を見せていますが、まだまだ8020には程遠い状態です。

「高齢者における歯の健康と医療費に関する実態調査」の結果によると、
1:残存歯数が少ないほど、医療費が高くなる
2:歯周病の程度が重度になるほど、医療費が高くなる。
3:残存歯数が少ないほど、入院日数が長い。

という結果が出ています。つまり、歯が悪いと、歯だけではなく全身の病気等にかかる医療費の負担も重くなってしまうという事なのです。
 8020運動の実現は、生涯自分の歯で美味しく食事が摂れるだけではなく、全身の健康維持に深く係わっているのです。

ご存知ですか?一日の歯の接触時間

2009年06月03日 | お知らせ
リラックスしている時、本来上下の歯は接触していません。
専門的にはこの状態を安静位空隙と呼びます。
歯が接触するのは主として、食物、唾液を飲み込む際に瞬間的に起こるだけなのです。従って、1日の歯の接触時間の合計は、わずか20分前後とされています。
ところが、ストレスの多い人の中には、いつも歯を接触させる癖を持っている人が少なくありません。この癖が、顎関節症などの歯科疾患と密接な関連を持っていることがわかっています。

新次元のインプラント手術法

2009年05月23日 | お知らせ
 ピエゾーサージェリー

 じつふち歯科医院では、三次元超音波振動により、硬組織のみを選択的に切削する、ピエゾーサージェリーシステムを導入する予定です。
 このシステムは、繊細な骨切り機能と、軟組織を傷つけない安全機能をもつため、インプラント手術時の患者さんへの負担を大幅に軽減できるようになります。

 じつふち歯科医院は、インプラント治療、矯正治療において、患者さんへの外科的、期間的、費用的負担をできるだけ軽減できるように、治療計画を立案いたします。

親知らずを抜く前に

2009年05月06日 | お知らせ
 一般的に、親知らず(第三大臼歯)は、抜いたほうが良いと言われています。
確かに、他のすべての歯が健康ならば、咬み合わせを乱したり、歯茎を腫らす原因となる親知らずは、抜歯したほうが良いでしょう。
 しかし、親知らずを抜く前に、他の不健康な歯の代わりにならないか、一度かかりつけの歯科医に尋ねてみては如何でしょう。

 親知らずを、うまく利用した治療例を、じつふち歯科の総合的な治療例の中に提示しています。

歯並びと発音 2

2009年04月25日 | お知らせ
 歯には、言葉を作る役目があります。ご存知でしたか?

最近、何となく話しにくくなってきたり、唇が閉じにくくなってきたと感じている方、鏡で自分の前歯に隙間ができていないかチェックしてみて下さい。
 歯の機能の一つに言葉を作る役目があります。いろいろな話し言葉の中で特に、前歯の位置と形態の変化に、影響を受ける発音は、サ行・タ行・そしてマ行音です。
 「サ」および「タ」行音は舌と歯と上あごを使い発音します。
 「マ」行音は初め両唇を閉じて出す音です。
したがって、歯の位置移動、間隔の広がりは、息がもれたり、舌が動きにくくなったり、つばが飛んだりして、しゃべりにくさ、発音の不明瞭さを招きます。
 
 では、徐々に前歯の位置異常が起こる原因はなんでしょうか?
40歳以上の方で変化が生じた場合、ほとんど歯周病が原因です。
 歯周病は歯を支えている骨が溶けてなくなる病気です。少しでも違和感があれば、すぐにかかりつけの歯科医院で診てもらってください。

 予防はすべての治療に勝る治療法です。