遅くなりましたが5月19日に行いました定例会の報告をします。
1.2012年度の総会が行われました。
(1)2011年度活動報告、会計報告
(2)2012年度活動計画
・勉強会や情報交換を行い肝臓病と向き合い改善して行きましょう
・皆で力を合わせて、肝炎治療・治療費・差別などについて国や県に働きかけましょう
・まだまだ多く潜在している肝炎患者や治療を受けていない人たちに呼び掛けを行って行きましょう
などを確認しました。
2.肝炎患者の生活実態と意見(日肝協アンケート)について
肝炎患者の現状として
・患者が高齢化 ・・・60代以上が80%
・重篤化している ・・・35.5%が肝硬変、肝がん
・肝臓病以外の病気を合わせ患っている・・・高血圧、糖尿病、甲状腺
3.テラプレビルの副作用について
C型肝炎の新薬であるテラプレビルについて、厚労省より重い腎障害の報告が有りました。これを受けて日本肝臓病学会のC型肝炎治療ガイドラインが見直しされ、「66歳以上は原則として使わない」と扱いを慎重にしました。
せっかく期待されていた新薬ですが実際どの様に使用されていくのか注目していきます。