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思考内リゾート

実験『8/4の“おかえりモネ”』を語る

今日のモネ、昨日の続きの場面からでした。
少し前の場面をおさらいのように振り返って、神野マリアンナ莉子のあの問題的発言。

「なんか永浦さん(主人公)て、ちょっと重いよね。人の役に立ちたいとかって、自分のためなんじゃん。」

その場に居合わせている幼馴染みと大家の井上菜津は、その言葉に無言で反応していました。
明らかに幼馴染みさんは、モネを気にしていますね。

神野マリアンヌ莉子は、

「いや、ごめんね。別に永浦さんを否定しているとかじゃないよ。
ただ私は、自分が人に認められたいとか、有名になりたいとかそういう欲求の方がシンプルだし、嘘がないって気がするだけ。」
「あっ、ごめん。そんな深く考えないで、ごめんね。」

と言われて、あからさまに戸惑いの表情が顔に出ているモネ。
(聞かれていませんが、私も“モネ”タイプ(笑)。気になる事を言われたら、すぐに顔に出て、声が出ないです。
観ていて辛いです。)

といった、やはりの展開でしたね。うーん…。

それでも脚本家さんは、神野マリアンヌ莉子をとことんの悪役には描きませんね(笑)。そういう人もいる的な表現でした。アルコールの力を与えましたが。

幼馴染みさんは雰囲気変えようと話をすり替えますが、その後は笑顔で対応するけれど、やはり気持ちがどこかに行ってしまっているモネ。

その後、幼馴染みさんと神野マリアンヌ莉子は、さらにアルコールパーティーのようですね…。
幼馴染みさんと神野マリアンヌ莉子って同類なところがありますかね(笑)。

ここでオープニングが始まり、けっこう濃いスタートでした。

そして歌も終わり、次のシーンでは、暗い部屋の中、仄かな光の中で自問をする主人公。
同時進行で、妹のほうも自分のことで、実家で悩んでいます。

そこで亡くなったおばあちゃんの天国からの声、『うちの孫娘達はどうもちょっと考えすぎちゃうところがあるようです。』のいいとも悪いともでない言葉が温かいです。

もともと性格的な分類で、神野マリアンヌ莉子とモネが両極に存在するとして、そこからさらに、
東日本大震災という大きな出来事を自分なりに経験しているか、経験していないかで、かなり考え方は離れてしまいますよね。

物語ではその翌日かわかりませんが、それを払拭してくれそうなパワフルな存在が登場しましたね。
そこはフィクションだからと言ってしまえばそれまでですが(笑)、
私達やモネの気持ちを動かすストーリーを作れるのか、脚本家さんのお手並み拝見といきましょう。

今回は確かにモネを悩ませるというか、考え込ませるテーマを与えたような感じになりましたが、やっぱり『しらふの人』(モネ、アルコール類飲んでましたっけ?)に『アルコールが入った人』が話す内容・言葉ではない気がしますね。

その後、神野マリアンヌ莉子も何やら『夢のようなもの』が『野望』という言葉に置き換えてしまっていますし。
(モネのしたいことは『野望』といった望みでないことは明らかですし。)

なんか今回もアルコール関係の話になってしまいました(汗)。

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