見出し画像

思考内リゾート

“偶然”を喜ぶ楽しみを失くす

こんばんは、安井ふみです。

大阪の南寄り住まいです。
昨日までの春のような陽気が嘘のような寒さです。

さて、一昨日の私の休日は冬を忘れてしまう良い天気で、緑のある公園へ弁当でも買って出掛けたいとふと思ったのでした。
そこは緑の多い大仙公園(「仁徳天皇陵古墳』の隣にある公園)。休日をぼーと過ごすのに最高なロケーション。

思い立つものの「散らかった家の片付けを少しでも進めないとな」と思い、大仙公園行きはやめました。

そしたらなんと諦めたその後、gooブログのアピールチャンスに『大仙公園に行きました』のサブタイトルのブログが流れてきましたよ!
『なんて偶然、なんて運のいい。』と早速閲覧させていただきました。

その方は梅の開花を知っての公園訪問で、電車で来られたそうです。
私は『梅なんてまだまだ先』と思っていたので、その方のブログに貼られたいくつもの梅の木や濃いピンクの花花を見させていただき、「もう公園はこんな風になっているのか」と感動でした。
それに所々知っている背景を見つけるので、気分はほんと最高です。

私ももう出掛けた気分。「私も出掛けていたら梅開花報告のブログを書いていたのかな」と色々感慨深かったです。

そんなこと考えていたら何やら変な気持ちに。
gooブログのアピールチャンスの性質上、その方のブログ記事は私が出掛けようと思った頃に出掛けてなく、前日の話かもしれませんが、それにしても私にしたらうれしい偶然です。

昔なら『行きたいと思ったところをこうして見れるなんて、この偶然はすごい!』とその日一日はシンプルに興奮できたものです。なのに今日の私は喜び・感動はしたもののそこまでに至らずでした。

これも思考の老いの一種なのかなとちょっとさみしく思ったり。

もしこの偶然のブログ記事の内容が『今日はあちこち公園の修繕工事で気分出ず、行かなければ良かったです』なんてもので、
私「行かなくて良かった」と有益な情報だったら喜びをするのかなと…。

しかしそれは明らかに『有益な情報を掴んでの喜び』だけで、私が今まで楽しめれた『偶然の出合いとの喜び』とはまた違うのだろうと考えたものでした。

ちょっと寂しい感覚でいるものの、
『なんだかこの喪失感も感傷的でいいなぁ』などと思い始めているどうしようもなくくだらない私も確かにここにいるのでした。

最悪までお付き合いいただきありがとうございました。

まだまだ冬です。どうぞ皆さんも体調にお気をつけください。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最近の「ふと思ったこと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事