思考内リゾート

あの『タロ』『ジロ』とその仲間達だった

実は、このブログの内容は、私の前のブログの『6/19はお出かけ気温日和 その1』の続きで、『その2』として書きましたが、どうもこのタイトルの方がぴったりのような気がしたので、このタイトルに変更し、少し書き直しました。

いきなり、このブログを読まれた方のために説明しますと、『6/19はお出かけ気温日和 その1』では、大阪・堺旧港にそびえ立つ『龍女神像』が、もともとすぐ道を挟んだ大浜公園にあった明治時代の水族館のシンボルであったことを話していて、今回のブログでは、そんな大浜公園を紹介しています。

でも、すみません、今回は大浜公園自体についての紹介は不完全です。雨の日に行ったからでしょうかね。ご了承下さい。

大阪・堺市の大浜公園は、今現在、水族館は跡形もなく、野球場、屋外プール、体育館、テニスコート、相撲場、猿飼育舎、蘇鉄山などがあり、スポーツ・レクリエーションの場として利用されていて、自然多い公園というより、そっちのイメージ強いです。 もちろん緑は多いんですが、なんか違うんですよね。

そんな大浜公園は、私が訪れたのは小雨の雨の日で、この公園の奥まで行かなかったからなのか、公園で会った人はトイレにいた公園管理のおじさんと、ひょこっと体育館から抜け出してきたみたいな中学校指定の青色っぽい上と黒の下のジャージっぽい男の子が歩いているのを見ただけで、他誰も見なかったです(涙)(いや、公園に入る直前、体育館帰りの部活の中学生男女達とすれ違いましたね。)

大浜公園の中には大通りみたいなのが通っているんですが、なんか意味もなく広い感じします。向こうに見えるのがメインの体育館がです。単純に昔水族館の建物があったところに体育館ができたとかではなさそうです。

この公園では昔から猿を飼育していて、昔は動物園にあるような、池の中の島で育てていましたが、今は飼育舎ができていて、そこにいます。
先に話した男の子はこの猿舎を見に来たみたいでしたが、5秒くらい見たらすぐ体育館のほうへと戻っていってしまった姿になんか一句詠みたい気になりました、読めませんが(笑)

今回四回目のこの公園の訪問となりますが、これまで晴れの日ばかりで、この猿舎から、奥の方(近く?)にある遊具のある遊び場は子供と親御さんがいつも楽しく遊んでいる光景であって、私はあえてその辺りに用がなかったのでこれまで行かなかったのですが、
今日は雨とあって誰もいないので奥に行こうとすると、何かの集団の銅像が見えてきました。
犬か狼って感じで、見た目だけでも10匹はいそうな、その数の多さにふと、南極観測第一次越冬隊の「あの南極に置いていかれた犬たちの銅像」(映画『南極物語』の話)なのかと思いましたが、堺にゆかりがあったとは記憶してなかったので、すぐに否定しましたが、
帰って調べると、まさにその通りで、あの群像は『樺太犬慰霊像』というワンちゃん達の慰霊のためのものでした。この中にタロとジロもいたようです。
この時はそうとも知らなかったのですが、ただ見る限りでも、とても生々しい光景に見え、なんかそれですごく精神的にやられてしまいまして、怖く、悲しい気持ちになってしまっていました・・・。
なので、写真も正面まで行って撮れなかったです。
写真で見ると全然ですが、私には鳴き声が聞こえきそうなほどに感じました(涙)。

事情を知ってまたこの写真を見ると、置いて行かれて、すぐ目の前の南極観測船を見上げているんですかね。越冬隊員達が見えているんでしょうか・・・。

そこから私は、いっきにテンションダダ下がりで・・・、もう早く帰りたい気持ち一心に見舞われ、
とりあえず気分変えようと、紫陽花を取ってみたり(構図からしてもう変ですね、この構図で撮る人まずいないですね、汗)。

大通りの上に跨いで架かっている「おとひめ橋」という橋を撮ってみたりとしましたが(もうやっつけ仕事な撮影ですね、すみません。せめて橋の上から撮るとか考える余裕もなく)・・・。

以上、
こんな感じの案内になってしまい、大浜公園の魅力を伝える内容になっていなくてすみません。
ただ写真が思っていたより明るく撮れているのが救いと言いたいところですが、そんな気分にも今もなれなくてすみません(汗)。残されたワンちゃんたちの気持ちを考えると・・・。

やはりタロやジロ、その仲間達の気持ちが伝わったような気がして、『6/19はお出かけ気温日和 その1』の続きの『今は無き水族館の跡地』を楽しみにされていた方には申し訳ない公園案内になりましたが、これが正直な気持ちです。ご了承下さい。
また違った感じで、大浜公園の案内をチャレンジしてみたいです。その時はよろしくお願いします。

※goo ブログの『日常散策 日々の記録とその他のこと』さんのところで、当時の堺水族館の中の様子の写ったパンフレットが載っていました。

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