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思考内リゾート

ほんとはしおり目当てでした...。

こんばんは、安井ふみです。
話自体は昨日の出来事になりますけど始めます。

炎暑、酷暑、猛暑続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
こういう時のお休みは皆さん、お家で読書に浸っているのでしょうか?

夏の季節になると、各出版社で『夏の推し100冊企画』的なものがされていますね。
今年も次の3社が大々的展開しています。

集英社 ナツイチ2023
角川文庫 カドブン夏推し2023
新潮文庫の100冊

それぞれのノベルティは、

集英社


角川文庫


新潮文庫


私の本棚には読んでない本がとんでもなく並んでいるのですが、この季節、これらのフェスがあるので、そちらの本へ読書にそそられます。

で買いました。

新潮文庫の100冊
原田マハ『常設展示室』


ずっと気になってはいた“原田マハ”作品。
原田マハさんとは『絵画関係知識の専門家』で、表現の一つとして小説を書いている方とばかり私勝手に思い込んでいました。元々文筆家さんなんですね。

このカバーからわかる『美術館もの』とは何やら“涼し気”“物静か”を妄想させてくれます。
一応店頭で試し読みして、冒頭読むと、つらつら読み進められたのでこの本に決めました。

そして何より“今”買おうと思ったのが、
ノベルティの特製『ステンドグラスしおり』がもらえる!!のです。

四種あります。

別にいずれ全てをコンプリートしたいなど思ってはいないです。
一つは欲しいです。

で、近くのショッピングモール内の書店で買いに行きました。

無事会計を済まし、店向かいのベンチにすわり、ほっとすると、
「!?」
“特製しおり、どれがいいか?聞かれなかった。”

“もうすでにどれかが本の間に挟み込まれているのだろうか。”

中を見るもそれらしきものはなし。

“もしかしてレジのお姉さん、特製しおりの配布、知らなかったのだろうか??
いや気が付かなかったのか?”

で急いで、お店のカバーを外すとやはり、
夏の『100冊』とは関係ない帯。
これはこれでいいのですがね。
(萌音さんの写真右側が真っ白の件はもともとそう言う仕様です。私の撮影の仕方ではありません。)

“だから店員さん、気が付かなかったのか。”

“あるあるだな。”…

でもわざわざ今から『ステンドグラスしおり』をもらっていないんだけどと言いに行くのもちょっと恥ずかしい。

でもほぼ、特製しおり目当ての購入だし。

でも特製しおり目当てで購入したのがバレるのも嫌だし。

しかしこのままで帰れない。
シュミレーションで、もし無くなりかけていて、選べなかった場合の優先順位を次々決めていた私のあのワクワクはどうなるのか?


ちなみに私の欲しい順は、
タコ
クマノミ
イルカ
アンコウでした。

「何言ったんだか、あなた」ですね…。

このまま帰ればですべて終わってしまう。
“…最近ついてないことばかりなのにまたもか。”

何より私、小さい頃から小心者で自分に言い訳して問題を納めてしまう(我慢してしまう)自分の弱い部分を日々感じているので、

今回は意を決して、勇気を出してレジへ向かう。

レジには客はおらず、タイミングはいい。
ただ会計してもらったお姉さんはレジの真ん中で、そこへ堂々乗り込むのは気が引け、
カウンターの一番右端のお兄さんに伝えることにした。

書店カバーを外し、『これは新潮文庫の100冊で、しおりが欲しい』と言う。
でも伝わらなく、普通に書店に置いてある宣伝しおりを持ってきたので、
今度はちゃんと『特製しおり』のことを伝えると、

もう『無くなった』と…。
『配布終了』だと…。

普通のどこかの出版社のノベルティ紙しおりはもらったが、
「早くになくなるんですね」と伝えて、私さっさと去った。
そう言っておいて『クレーマーみたい思われたら嫌だな』とまた心の中で小心者の私を見つける。

“世の中、活字離れで本離れが進み、どんどん書店が閉店していっているというのに、もうしおりがないとは?”

“もしかしてみんな『特製しおり』目当て?”

“それとも十分、数量は用意していなかった?”
有名書店なのでそれなりの数量を確保していると信じていたり。

“それとももうこの時期は8月の頃となるのだろうか?”
(新潮文庫の小冊子にはもともと、作品紹介以外で『夏』の文字は一回しか使わていないのを後で知る。)

いやいや、やはりみんな、今年は早々とやってきた酷暑・猛暑に早くから対応して、暑さを忘れるために家でのんびり優雅に読書を!と購入した結果なのでしょう。

私もせっかくのいい機会なので、この夏、この本についてブログで読書感想文書くぞ!と決意する私でした。

それにしても、
『ステンドグラスしおり』目当ての欲しい人はみんな、購入前にしっかり店員さんに確認しているものでしょうか?

それならちゃんと聞かずにもらえないで、後で「もらえないなら買わなかった」と思う私は、ただの“不良読者”で“不純読者”なのだろう…。

まぁとにかく世の中、本が売れていることには間違いないようで良かったです。

最後まで駄文・駄思考にお付き合いいただきありがとうございます。

…まさか『ステンドグラスしおり』で転売ヤーがここでも暗躍しているとでも言うのでしょうか??
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