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思考内リゾート

真夜中の憧れ事『小説に没頭したい』

こんばんは、安井ふみです。
皆さん『読書の秋』していますか。

私は「読みたいな」と読書欲求をそそられてよく本を買います。
ただ、一回に読めるページが数ページで読書が終わるのです。もちろん数ページで終わるショートショートばかり読んでいる訳ではないのですけど。

その理由は飽きるのか疲れるのか、どちらにしてもその根底にあるのが読む速度が遅いせいだと思うんですよね。

私の憧れる読書体験は、現実を忘れて本の世界に没頭してつい時間を忘れてしまう、そんな感じです。
自分の存在すら忘れて、文字を追い続けるそんな読書。

私も300ページくらいの量の本で、あと100ページくらいまで迫るとわりとその境地に近くはなります。そわそわして『もっと先を読みたい』と。
(でもページのカウントダウンも同時にしっかりしていて『あと何ページで終わる!』の解放感もどこかにあるかもですが…)

その興奮のような感覚があるから、また読書したい!と言うか本を購入していると思います。

それにしても本を読むのが遅いのです。

私、言葉(単語)を見るだけで頭ですんなり理解できていないのが最大の原因です。
例えば『香り豊か』の言葉。
この言葉を見ただけで、『どう頭でイメージさせるか』と瞬時に無意識に考えてしまう段階でもう『読書向き脳』でないように思ったりします。
『香り豊か』は『香り豊か』として、字を追うだけで何もイメージもしないで頭にすんなり入れば、もう自称『読書好き』と名乗れそうな気がします。

もしそう出来るようになったらもう今の私ではないような気がします。
そうなら逆に今の私を捨てる決意と覚悟が先にあれば、“自称『読書好き』”になれるかもですね。
でもしかし今の私を捨てたら、もう『読書したい私』すらいなくなっているかもしれないですね。

↑これって“タイムマシンで過去や現在に行ったり来たりして介入しているうちに訳がわからなくなっていく感覚と似ている”ように思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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