今日、恋の話は無し。
基本、モネには人の足をひっぱったり明らかに悪意を持っている嫌なヤツはでてこないです。
でも誰かがフッと話すんですよね、かなり主人公を悩ますようなことを。
今日そんな人に当たるのが、“神野マリアンナ莉子”という同じ会社の先輩の若手気象予報士。
いかにもテレビ画面に映える感じの方ですね。この人が出てきた時から、物語的に何かありそうって感じはしていたものの、意外にいい人でした。
なのに今日はこの人が、多分ビールでアルコールが入ったせいか、言ってしまうんですよね。
「なんか永浦さん(主人公)て、ちょっと重いよね。人の役に立ちたいとかって、自分のためなんじゃん。」って。
自分には動機がなくて、人のことをただやっかんでいるようにしか聞こえない気もしますが。
まぁ神野マリアンナ莉子の言う通りだとして、『自分のため』が結果、『人の役に立てれば(よい)』ということでなのでしょうが、
『自分のため』というそんな場当たり的考え方の繰り返しではずっと、『自分のため』にただ、自分の目で見たいだけの光景を見、聞きたいだけの言葉を聞き、知りたい情報だけを知り、『自分のため』に喜べる、そんな自分中心の行動の連続だけになってしまいます。
継続的に相手の身になったり、立場に立ったり、気持ちになったり等の相手のことを考えたい気持ちが『人の役に立ちたい』という言葉への表れだと思いますが…。
神野マリアンナ莉子的には痛いところを突いたつもりでしょうが、ただ『わざわざそれ言う』的な性格の悪さがただ出たとしか思えません。
今回気になるのは、神野マリアンナ莉子が、ほろ酔い気分でつい口を滑らせてしまったなどとして結局詫びるようなことにさせる展開になったらということ。
もしそうなら、もうこの人にとって、アルコールが脳にとっていいように作用していないので、アルコールを断つべき、断酒するべきです!
物語的には話を進めるために必要なシーンでしょうが、私的にはそっちが気になり、話がそれますが、アルコールという物質が自分にとってどういう存在かを自覚するのは、大人として大切な見極めのひとつだと思います。
次回(明日)は、このシーンのすぐ後のことは飛ばしての展開になるのか、またはこの場に幼馴染みもいるので、一緒に交えてのより深い内容の会話になるのか気になりますね。
この幼馴染みさん、ばしっと言いそうな感じもしますし。