読書の秋

皆さん最近本を読んでいますか？

ちょっと古い話題になってしまいますが、今年になって
小林多喜二の「蟹工船」が密かな人気を集めているそうです。
蟹工船で重労働を強いられる貧しい労働者達を描いたこの作品と、
現代の不況と非正規雇用の増大等の世相が重なり、
再評価されているという事です。
「蟹工船」と言えば、確か学生時代にプロレタリア文学が云々と授業で
習ったことがあったような…。
というレベルでしかないのですが、ちょっと気になりました。
（そう言えば、小林多喜二は秋田県の出身ですね）
また、人気漫画家を、往年の名作のカバーイラストに採用している
と言うものもあるようです。
（「DEATH　NOTE」の小畑健さんが太宰治の「人間失格」を、
「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦さんが川端康成の「伊豆の踊り子」を
それぞれ描いています）
知っている絵が付いていると言うだけで、普段とは違った面白さが
出てくるかもしれません。
こちらもちょっぴり興味を惹かれました。
（カバーイラストのみなので、挿絵等は入っていませんが）

今は携帯小説や、ライトノベル等気軽に読めるものが人気のようですが
せっかくの読書の秋、文豪達の名作を読んで古きよき時代に思いを馳せ、
秋の夜長を過ごすのも良いですね。
この秋に、何かひとつは読んでみたいと思っています。






キャッスルホテル写真室　関 友美
秋田の写真館キャッスルホテル写真室（岩田写真の婚礼部門）
記念写真はフリーダイヤル０１２０－２４－５０１５