新橋駅前

仕事で新橋に向かうのは、
東京工機（今は無い）に出向していた頃は、日本道路、
シールドマシーンを担当していた頃は、三井造船、
コンクリート吹付機の頃は、東興建設、
そのほか、竹中工務店などにも行ったかな～。

烏森通りを奥に入った所に、「ひろ」という居酒屋があった。
一見、むつっとしたような女将さんが一人でやっていて、
月に１～２回は通ったかな。

烏森通りの賑やかな所からちょっと外れて、
外を新内流しが通ったりして、結構雰囲気があった。

その店で、９０歳の紳士に２～３回出会った。
女将さんの話では、その紳士はビール１本と決まっていて、随分昔からのお馴染みさんだったようだ。
その紳士を見て、その時「僕もそうありたい」とつくづく思ったが、その気持ちは今でも変わらない。

女将さんは、静岡の沼津の方の人で、色々世間話をしながら悩みを聞いてもらったものだ。
またお中元で、そこから送ってもらった「蕎麦ソーメン」は美味しかった。
僕も、新宿でお魚宅急便をしていた頃、「山陰のいか」を静岡の方へ送ったりして喜ばれたことがある。

そんな風情はもうなくなったのか　ナ～。