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ガール・オン・ザ・トレイン

2016年11月19日 20時36分38秒 | 映画 か行
評価:★★★☆【3.5点】




エミリー・ブラントの痛い女が哀れすぎ^^;



愛する夫トムと離婚し、友人の家に居候しているレイチェル。
未だに心の傷は癒えず、アルコールが手放せない彼女は、
通勤電車から見える一軒の家に住む“理想の夫婦”の姿に
慰めを見出していた。
その家の近くには、かつて彼女がトムと暮らしていた家もあった。
今はそこに、トムは新たな妻アナと生まれたばかりの娘と住んでいた。
そんなある日、いつものように車窓から
“理想の夫婦”を眺めようとしたレイチェルは、
思いがけず妻の不倫現場を目撃してしまう。
激しいショックで混乱するレイチェルは、思わずその家へと向かう。
ところが、途中から記憶を失い、気づいたときには
自分の部屋で血を流して倒れていた。
その後、彼女が理想の妻と思っていた女性メガンが
行方不明になったことを知るレイチェルだったが…。
<allcinema>



決まった車両の決まったシートから車窓を眺める女ということで
どこかヒッチコック映画を思わせる感じがワタシ好み。

毎日、車窓の向こうにある優雅なブロンド美女と男が暮らす家を眺め
ひとり妄想の世界に浸っているのが今回の主人公。
ある時、いつもと違う光景を目の当たりにしたことから
自分が思い描いていたイメージが崩れ、彼女に動揺が走るのだ。

ここから、ある事件が起こってしまい、現場で目撃された彼女に
その事件の容疑がかかってしまうことになる。

この映画は、車窓女が動いたことによって二つの家庭が崩壊へと進む。
それは結果的に真実を暴くということが、いいことだったかどうなのか。
少なくとも、ひとりの死者がいるのだから。。。

ずばり、結論から言えばラストの衝撃度は単なる意外性という程度だが
まさか、あのひとがそんな人だったとは!?って感じでしょうか^^

ミステリー映画として堪能することは出来ますね。



【今週のツッコミ】

・邦題長いので「電車女」でチケット購入ができるのかトライしたい(なにそれ)
 名古屋のTOHOシネマズは自動券売機じゃないからね^^;

・こういうミステリータッチの作風で事件が絡んでくると
 大概、怪しいのは周りから浮いている人物。
 今回、毎日暇を持て余し、アル中でウソつき女呼ばわりされた
 ヒロイン(笑)

・女性にとって望んでできた妊娠・出産という最も幸福なことが
 ヒロインには叶わない夢と消えたことで人生が負の方向へと進む。
 これでアル中になったヒロインを単純に非難は出来ない。

・いちばん怪しくない人物は誰?ということで真犯人を探し始めたワタシ。
 動機を考えれば主要人物全員が怪しいのだが。

・2階のテラスに立つブロンド美女が『パッセンジャー』(2017年公開)の
 ブロンド仕上げのジェニファー・ローレンスにクリソツなんですけど(笑)

・あの女刑事の貫禄が凄すぎる!(笑)

・テレビシリーズ「フレンズ」の天然娘フィービーことリサ・クドローが
 しっかり者の熟女に変身してました(懐かしい)^^
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監督:テイト・テイラー
脚本:エリン・クレシダ・ウィルソン
音楽:ダニー・エルフマン
出演:エミリー・ブラント/レベッカ・ファーガソン/ヘイリー・ベネット/

『ガール・オン・ザ・トレイン』
 

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに痛い (ここなつ)
2016-12-27 12:42:51
こんにちは。確かにエミリー・ブラントは痛すぎました。
女性陣の3人が、したたかだったり悪癖を持っていたりという風に最初は見えたのですが、
結局は哀しい女達だったのですねぇ。
返信する
ここなつさんへ (ituka)
2016-12-27 19:28:19
エミリー・ブラントは男前なアクションが魅力だったので
こういうどうしようもない(アル中女)役柄が逆に新鮮だったりします。
自分が思い描く理想の他人の夫婦関係に“不倫”という文字が入った途端
許せなくなって「成敗してくれるわ~!」と殴り込みに行く異常女だと思っていたので、チョット惜しかったです(笑)
返信する

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