![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/57/6bbc7b9cf6193716eea47650523c5366.jpg)
評価:★★★【3点】
映画の中に登場する小道具すべてパブリックアートのよう。
この映画は内容よりも映像を楽しめればいいのかも。
オープニング・クレジットの画からすでに伏線(?)なのか
ラストで、あ~!ということになります。
これは韓国映画に多く見られる傾向なので監督のセンスですかね。
◇
大きな屋敷に暮らす少女インディア・ストーカー。
誕生日には毎年、広大な庭のどこかに
父からの靴のプレゼントが隠されていた。
ところが18歳を迎えたこの日、彼女が見つけた箱の中には、
謎めいた鍵が1つ入っているだけだった。
時を同じくして贈り主であるはずの最愛の父が、
不審な事故で突然の死を迎えた。
こうして、決して心を通わせたことのない母エヴィと
2人きりになってしまったインディア。
ところが葬儀の日、長年行方不明だった
叔父のチャーリーが姿を現わし、
そのままインディアたちと一緒に暮らし始める。
そしていつしか、知的でエレガントなチャーリーの魅力に
心奪われてゆくインディアだったが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレしてます】
冒頭、父の葬儀から映画は始まり、家族は母と娘だけに。
大きな豪邸にたったふたりとなり無駄に広い空間で暮らす母子。
こういうシチュエーションにニコール・キッドマンというだけで
『アザーズ』の雰囲気を思い浮かべてしまうんですが
さすがにそういう映画ではありません。
さて、この映画はズバリ言って
『キラー・インサイド・ミー』を知的にアプローチした感じ(笑)
キーとなる伯父のマシューグードがほとんどケイシー・アフレックだし。
見た感じも似てるし、ただこちらの方が断然映像が綺麗で
ヒロインのミア・ワシコウスカの無表情なクールさが
さらに作品を高貴なものへと押し上げていると勝手に判断^^;
必要最低限の台詞。
それぞれのシーンで間を多く取っているんですが
テンポの悪さは感じないのはカメラ映像に魅力を感じるからかな。
ミアの描く鉛筆画が秀逸だと予告編で思ったんですが
本編でこれが流れたんでしょうか。
ワタシ、途中で睡魔に襲われ数か所の記憶がありません(苦笑)
【今週のツッコミ】
・なにはともあれ父親がニコラス・ケイジでなくてよかった。
下手したら『ブレイクアウト』の続編なんてコピーもあり得るし
娘がこんな風になってしまう辺り『キック・アス』の匂いもしたし
とにかくニコラスだとろくなこと言われないね^^;
・終盤に向かって物語りの謎が予想通りというのもね~。
18歳の誕生日に鍵だけっていう意味深な贈り物自体
この家庭の裕福さがにじみ出ている。
・伯父のチャーリーの退院日に父は自分の死を予感してたんですね。
これって、なんとも哀れではないか。
・世界を旅する伯父からの手紙が入った封筒の裏を見てビックリ!
病院から8カ月で退院させた躁うつ病ブラッドリーの母ジャッキー。
彼女の周りには変な伯父さんばかりやね(笑)
・伯父チャーリーはヒッチコック映画のキャラでも行けそうだ。
・毎年の誕生日のプレゼントにずっと同じデザインの靴って、、、
そのデザインが変わらないことの方がミステリーだった。
これって特注だったのだろうか。
・自分への誕生日のプレゼントの靴はずっと捨てないのね。
いいな~靴箱が大きくて(爆)
・鉛筆も同じデザインのものだったが、長さがそれぞれ違うのは
使用箇所によってあの方が使いやすいってやつですね。
靴や鉛筆など小物アイテムだけ見てても図形のようで美しい!^^
・ラストでは保安官に対し必殺仕事人のような早業だった(爆)
伯父チャーリーのDNAをしっかり引き継いでましたね^^;
・白い花びらが真っ赤に染まるカットはタランティーノの『ジャンゴ』かよ^^
そこで流れる音楽もなんとなくタランティーノ風味とか。
・そうか!この映画は最後にこれがやりたかったのかも。
実は奥に隠されていたのは地中から聞こえる着信音などではなく
昔のグラインドハウスっぽいオチ狙いと見たが!^^
・ニコール・キッドマンを使う必要性はココまで書くとないね。
・無表情のミア・ワシコウスカのアップはズバリ彼!
とは言うものの名前が出てこない!(苦笑)
脇役専門の俳優さんなんですが、顔だけ知ってて
出演作や名前が不明じゃ探しようがないわ^^;
ということで、これは今後の課題ということにして
思い出したら、その時にでも記事追加したいと思っています(汗)
---------------------------------------------------
監督:パク・チャヌク
脚本:ウェントワース・ミラー
撮影:チョン・ジョンフン
音楽:クリント・マンセル
出演:ミア・ワシコウスカ/ニコール・キッドマン/マシュー・グード/
ジャッキー・ウィーヴァー
『イノセント・ガーデン』
映画の中に登場する小道具すべてパブリックアートのよう。
この映画は内容よりも映像を楽しめればいいのかも。
オープニング・クレジットの画からすでに伏線(?)なのか
ラストで、あ~!ということになります。
これは韓国映画に多く見られる傾向なので監督のセンスですかね。
◇
大きな屋敷に暮らす少女インディア・ストーカー。
誕生日には毎年、広大な庭のどこかに
父からの靴のプレゼントが隠されていた。
ところが18歳を迎えたこの日、彼女が見つけた箱の中には、
謎めいた鍵が1つ入っているだけだった。
時を同じくして贈り主であるはずの最愛の父が、
不審な事故で突然の死を迎えた。
こうして、決して心を通わせたことのない母エヴィと
2人きりになってしまったインディア。
ところが葬儀の日、長年行方不明だった
叔父のチャーリーが姿を現わし、
そのままインディアたちと一緒に暮らし始める。
そしていつしか、知的でエレガントなチャーリーの魅力に
心奪われてゆくインディアだったが…。
<allcinema>
◇
【ネタバレしてます】
冒頭、父の葬儀から映画は始まり、家族は母と娘だけに。
大きな豪邸にたったふたりとなり無駄に広い空間で暮らす母子。
こういうシチュエーションにニコール・キッドマンというだけで
『アザーズ』の雰囲気を思い浮かべてしまうんですが
さすがにそういう映画ではありません。
さて、この映画はズバリ言って
『キラー・インサイド・ミー』を知的にアプローチした感じ(笑)
キーとなる伯父のマシューグードがほとんどケイシー・アフレックだし。
見た感じも似てるし、ただこちらの方が断然映像が綺麗で
ヒロインのミア・ワシコウスカの無表情なクールさが
さらに作品を高貴なものへと押し上げていると勝手に判断^^;
必要最低限の台詞。
それぞれのシーンで間を多く取っているんですが
テンポの悪さは感じないのはカメラ映像に魅力を感じるからかな。
ミアの描く鉛筆画が秀逸だと予告編で思ったんですが
本編でこれが流れたんでしょうか。
ワタシ、途中で睡魔に襲われ数か所の記憶がありません(苦笑)
【今週のツッコミ】
・なにはともあれ父親がニコラス・ケイジでなくてよかった。
下手したら『ブレイクアウト』の続編なんてコピーもあり得るし
娘がこんな風になってしまう辺り『キック・アス』の匂いもしたし
とにかくニコラスだとろくなこと言われないね^^;
・終盤に向かって物語りの謎が予想通りというのもね~。
18歳の誕生日に鍵だけっていう意味深な贈り物自体
この家庭の裕福さがにじみ出ている。
・伯父のチャーリーの退院日に父は自分の死を予感してたんですね。
これって、なんとも哀れではないか。
・世界を旅する伯父からの手紙が入った封筒の裏を見てビックリ!
病院から8カ月で退院させた躁うつ病ブラッドリーの母ジャッキー。
彼女の周りには変な伯父さんばかりやね(笑)
・伯父チャーリーはヒッチコック映画のキャラでも行けそうだ。
・毎年の誕生日のプレゼントにずっと同じデザインの靴って、、、
そのデザインが変わらないことの方がミステリーだった。
これって特注だったのだろうか。
・自分への誕生日のプレゼントの靴はずっと捨てないのね。
いいな~靴箱が大きくて(爆)
・鉛筆も同じデザインのものだったが、長さがそれぞれ違うのは
使用箇所によってあの方が使いやすいってやつですね。
靴や鉛筆など小物アイテムだけ見てても図形のようで美しい!^^
・ラストでは保安官に対し必殺仕事人のような早業だった(爆)
伯父チャーリーのDNAをしっかり引き継いでましたね^^;
・白い花びらが真っ赤に染まるカットはタランティーノの『ジャンゴ』かよ^^
そこで流れる音楽もなんとなくタランティーノ風味とか。
・そうか!この映画は最後にこれがやりたかったのかも。
実は奥に隠されていたのは地中から聞こえる着信音などではなく
昔のグラインドハウスっぽいオチ狙いと見たが!^^
・ニコール・キッドマンを使う必要性はココまで書くとないね。
・無表情のミア・ワシコウスカのアップはズバリ彼!
とは言うものの名前が出てこない!(苦笑)
脇役専門の俳優さんなんですが、顔だけ知ってて
出演作や名前が不明じゃ探しようがないわ^^;
ということで、これは今後の課題ということにして
思い出したら、その時にでも記事追加したいと思っています(汗)
---------------------------------------------------
監督:パク・チャヌク
脚本:ウェントワース・ミラー
撮影:チョン・ジョンフン
音楽:クリント・マンセル
出演:ミア・ワシコウスカ/ニコール・キッドマン/マシュー・グード/
ジャッキー・ウィーヴァー
『イノセント・ガーデン』
>内容よりも映像を楽しめればいいのかも
うはは~。
でもこれにつきますよね!
ホラー的なサスペンスにしては、驚きや裏切りポイントがなかったかな。
で、おじさんは、あの時からずっと病院に居たんでしょう?
インディアの存在をいつどう知ったんだろうとか、どうして彼女に手紙を送り続けたのだろうとか、疑問が残るけど、センスある緻密な映像でカバーしたのでしょうか。
見せる魅力がある作品でした。
避けては通れない道、そういう時期になったということでしょうか。
とにかくお疲れ様でした^^
本作、話の内容自体なんの捻りもなく淡々としていましたね。
でも、これだけの映像美をみせられると見とれてしまいますが
あのご婦人(ジャッキー・ウィーヴァー)の最期も構図としては絵画並みですよね(笑)
(あの位置に電話ボックスっていつの時代だよ^^;)
インディアの存在は母エヴィじゃないかと思っています^^;
消去法で探って行くとワタシはどうしてもそこに行き着いてしまいますよ~(って3分の1は寝てたのに適当^^;)
とりあえず記憶には残る映画となりました(笑)