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クリムゾン・ピーク

2016年01月09日 21時45分45秒 | 映画 か行
評価:★★★【3点】



ダークな映像だけはそこそこイケてたが。。。



20世紀初頭。富豪の父カーター・カッシングと
2人でニューヨークに暮らす作家の卵、イーディス。
母は彼女が少女の時に他界するも、
幽霊となって彼女の前に現われ、
“クリムゾン・ピークに気をつけなさい”と
謎めいた警告を残すのだった。
ある日、彼女はカーターのもとにやって来た準男爵の称号を持つ
英国紳士トーマス・シャープと出会い、心惹かれていく。
そんな折、不可解な死でカーターがこの世を去り、
イーディスは莫大な遺産を相続することに。
悲しみに暮れる彼女はトーマスと結婚し、
英国にある彼の広大な屋敷へとやって来る。
そこにはトーマスの姉ルシールも住んでいて、
ミステリアスな彼女の態度に戸惑いを隠せないイーディスだったが…。
<allcinema>



【ネタバレに要注意!です】




物語が進むにつれ内容に深みがないな~というのが第一印象。

鑑賞前のワタシの予想としてはもっとファンタジー要素満載の
ゴシックホラーだと勝手にイメージしていた。
(『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロだし)

どんなに邪悪な者でも、根底には真実の愛があり
やむに已まれぬ事情に感情移入できるものであるが、本作はそれがない。

これって“銭と近親相姦”にホラー要素を入れただけのメロドラマ。
でも、20世紀初頭の英国の仄暗さは上手く表現されていた。


【今週のツッコミ】
・まったく怖くないホラー映画って不思議と睡魔に襲われる。

・姉ルシールの邪悪な演技は評価したい。

・対して、悪になりきれず中途半端な弟の態度と
 あの子犬が作品の怖さを半減させていた気がしてならない^^;

・紅い粘土のオチはないのね(笑)

・今や、ミステリー映画の女王として君臨する
 ミア・ワシコウスカがレア・セドゥに似てるのではないかと
 まったく関係ない方向へ脳がシフトチェンジ(爆)

・蒸気で動く掘削機のミニチュアが作品中最も素晴らしかった(おい)
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監督:ギレルモ・デル・トロ
脚本:ギレルモ・デル・トロ/マシュー・ロビンス
音楽:フェルナンド・ベラスケス

出演:ミア・ワシコウスカ/ジェシカ・チャステイン/トム・ヒドルストン/
    チャーリー・ハナム


『クリムゾン・ピーク』

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2 コメント

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Unknown (ここなつ)
2016-01-27 16:59:54
こんにちは!
ですです。「紅い粘土のオチはない」のです。
クリムゾン、というからには血、だと思うけど、それが紅い粘土とのダブルミーニングなのだからして、オチはあっても良かったですよね。
返信する
ここなつさんへ (ituka)
2016-01-27 22:01:37
映画全体というかスクリーンから紅色に染まっていく雪景色が綺麗で
つい見とれてしまいましたが
さすがに、これだけ匂わせておいてスルーさせるのは次回作への伏線なのでしょうか(違)

せめて赤い粘土を保管してる窯の中に答えが隠されているオチが欲しかったです(笑)
返信する

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