映画館内での自分との戦い

映画見に行くのって好き。ちょっと前にも「アレキサンダー」を見に行った。
３時間近く上映してて、終わる頃には腰は痛いし足は冷えてるしで　なかなか立てなかった
　　　　　　　　　　　　　　　映画館に行くと、何かしらハプニングがある。
　以前「踊る大捜査線　THE MOVIE　2」を見に行ったことがあった。
公開してまもなくで行ったから結構混んでいたが、早めに行ったせいか　いい席が空いていたようだ。
係りのお姉さんが、中央列のど真ん中の席をとってくれた。　
いざ席についてみると私たちの席を中心に埋まってることが判明。
私たちはホントにど真ん中で右向いても左向いても人でいっぱいだった。
こんなに人いるのにいい席とれたな～　ラッキーと、そのときは思っていた。
　ところが‥‥映画が始まって１時間過ぎたころ、　　　トイレに行きたくなってしまったんだなー　
もちろん上映前に行っておく鉄則はちゃんと守ったさ
　しょうがないな～自分。まぁちょっと我慢しとけ。と思い映画を見続けていたんだけど‥‥‥‥
時間が経つにつれてだんだんまずくなってきた（当たり前だけど）
これ体に悪いよなー、映画は見たいけど仕方ない　サッと行ってサッと戻ればいいや
そう思って立ち上がろうとしたけど‥‥そのままトイレに行けなさそうなことが判明。
私たちの両サイドには　食い入るように画面を見つめる人がずらり。
右か左、どっちか人数少ないほうを選んで通るしかないかとも思ったけど、均等にいるし。　どうしようもない。　　　　
諦めた。じっと我慢。
映画がクライマックスにさしかかったころ、ちょっと限界感じ始めた私はもう一度脱出を試みた。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥って‥‥‥行けるはずがない。
今感動の場面なんだよものすごいいいところなんだよみんな真剣に見てるんだよ
そこを私が「すんません×５」なんて人々の前をどうして通れるはずがあろうか（いや、通れるはずがない！）
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥頑張った。すごい頑張った自分。
結局そちらに気をとられ、映画の内容がよくわからなくなってしまったのでもう一回見に行った。
それ以来映画館に行くと　真ん中の席より端っこを選ぶようになってしまった。