好きなもの、好きなひと

思いつくまま・・・

最近観ているドラマ

2012-05-22 11:58:02 | ドラマ
地上波のドラマはあまり観ていなかったのだが、今やっている『リーガル・ハイ』は
とても面白い!
さすが堺雅人さん!






他は、AXNミステリでやっている『時空刑事1973 LIFE ON MARS』。
イギリスっぽくて好き。
ジョン・シムがいいですね。





『名探偵モンク』のことは以前から知っていたのだけれど、今年になってSeason1から見始めたら、
何と面白いこと!
キャラ設定やら、「お約束」がわかると数倍楽しめる。
もはやモンクさんが愛おしく思えてきた(笑)





『REX』はとびとびにしか見てないのだけれど、ひたすらレックスが可愛い。
演技力抜群?だし。
日本のドラマで見る警察犬(シェパード)よりひと回り大きい感じがする。
癒されます。



CSI:NYやホワイトカラーも面白いです。

米澤穂信『追想五断章』

2012-05-22 11:37:21 | 

米澤穂信『追想五断章』。

5つのリドルストーリーを中心に構成されたミステリ。
悪くはないのだが、読んでいて何だか楽しくない。
物語の豊穣さに欠ける感じ。
登場人物にも全く魅力を感じなかった。

リドルストーリーの語り口は、先日読み返したばかりの
日影丈吉を思わせるところもあったけど、ああいう
面白味はなかったですね。


薔薇つながり

2012-05-22 11:15:17 | その他

先日は、『薔薇密室』と『ブラッディ・ローズ』という薔薇つながりの本を読んだが、

薔薇、といえば連想するのは何といっても中井英夫。

次に思い浮かべたのは、日和崎尊夫の版画集「薔薇刑」。

(同じタイトルの三島由紀夫の写真集もあるんですね)

この作品などはそのまま『薔薇密室』の装丁に使ってもらいたいような…

 

そういえば最近は全く画廊にも行ってないなあ。


日影丈吉『夢の播種』

2012-05-13 12:29:26 | 

観てはいないのだが、映画『インセプション』のあらすじを読んでいて、

「これって、日影丈吉の『夢の播種』じゃん?」と思い、本棚から捜して再読。

・・・いいですねえ。

「ひこばえ」と「旅は道づれ」の印象が強かったけど、他の短編も良い。

幻想と現実の入り交じる感じに陶然。

この作家は幻視者だなと思う。

文章は抑制が効いていて美しく、品格がある。

 

映画の『インセプション』は、今監督の『パプリカ』に似ているという話も

あるんですね?

 


『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』

2012-05-13 12:13:46 | 

奥泉光は『葦と百合』が大好きだったんだけど、長い間読んでなかった。

『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』は、「抱腹絶倒」などという評が

あるので読んでみました。

最初のあたりはクワコーの矮小さにクスッとしたけど、あとは・・・?

ミステリとしてはつまらなすぎる。

学生の会話は面白いけど、ずっと同じトーンだし。

もっとこうたたみかけるようなスピード感とか、突き抜ける感じがないと

笑えないなあ。

 

 


キース・ジャレット・ソロ 2012

2012-05-13 11:39:45 | ライブ

5/11 キース・ジャレット・ソロ2012@オーチャードホール。

久しぶりのライブ。

去年は初めてだったので緊張?したけど、今回は音に身を任せればいいと

思っていたので楽しめた。

ひとつひとつの音がキラキラして生きているよう。

キースもノリがよくて、アンコールは5曲。

Summertimeは濃かった!グルーブ感が凄かった。

最後のOver the Rainbowがとても美しかった。

 

曲が終わってまだ余韻が響いているのに拍手する人がいるのは興醒め。

 

↓過去の動画を見つけたけど、生の迫力は全然違いましたね~

 

Keith Jarrett - Summertime

 

Keith Jarrett - Over the Rainbow


『薔薇密室』『ブラッディ・ローズ』『インサート・コイン(ズ)』

2012-05-09 08:17:30 | 

『双頭のバビロン』がとんでもない傑作だったので、未読だった『薔薇密室』を。

これも面白い~。物語に淫することができる。

「物語とは、騙りとは」ということをとことん追求した作品。

以前『死の泉』を読んだが、眩惑されたままで終わったような…

もう一度じっくり読んでみようかな。

 

たまたま薔薇つながりで、今邑彩『ブラッディ・ローズ』。

読んだことがあるような気がしていたが未読だった。

こちらもまた、「物語」がキーワード。

うまい作者さん。初期の作品の方が好きかな。

 

詠坂雄二『インサート・コイン(ズ)』。

曲者の作者なので、新作が出たら読む。

ゲームはぷよぷよくらいしかやらないけど、家人がマリオや

ストⅡはやっていたので、懐かしいような感じもあり。

この作者の謎の提示は独特。

他のレビューなども読ませてもらったけど、何かもっと仕掛けが

あるのではないかと、まだ疑心暗鬼状態(笑)

青春小説的なノリで読んでいていいのだろうか…