海外盤3D-Blu-ray日本語化計画&映画情報とか

3D映画の海外版3D-BDを日本語(字幕・吹替)で視聴する方法の解説、国内外の映画情報やその他の趣味も書くかもしれない

レミーのおいしいレストラン Ratatouille(2007)[アメリカ]

2020年05月18日 10時54分37秒 | 映画作品


パリの5つ星レストラン“グストー”を舞台に、料理が苦手な見習いシェフのリングイニと、“グストー”に流れ着いた料理が得意なネズミ、レミーの友情と成長を描く。

「アイアン・ジャイアント」「Mr.インクレディブル」のブラッド・バード監督作。
声の出演にはパットン・オズワルト、ルー・ロマーノの他、イアン・ホルム、ブライアン・デネヒー、ピーター・オトゥールら名優が名を連ねる。



ディズニー、ピクサーによる2007年フルCG作品です。公開当時は2D作品で後に3D化された作品です。
しかし、数あるピクサー作品の中で本作が3D化されたのかは いささか疑問ではあります。3D映えという点では翌年の「WALL-E」の方がよかったのではないかと思いますが・・・。
今回、実に10数年ぶりに本作を見ました。「10数年ぶり」というのがすべてを物語っております。「繰り返し何度も見よう」って気にならないんですよね。
良い作品ではあるんですが。

海外盤3D-Blu-ray用字幕がsubsceneにあります。リンクを貼っておきますのでご使用ください。
・レミーのおいしいレストラン Ratatouille 日本語字幕(海外盤3D-Blu-ray用)

国内では3D Blu-rayの発売はありません。ここでは手持ちの2007年当時の日本盤DVDとイギリス盤3D Blu-rayとの比較です。

イギリス盤3D Blu-rayはリージョンBです。日本のプレーヤーでは視聴できませんのでご注意ください。

【映画本編のカット】
 ありません。イギリス盤、日本盤で全く同じです。

【冒頭の映画会社・映画スタジオのオープニング映像】
 ディズニー、ピクサーのロゴから始まります。イギリス盤ディズニーのロゴは新しいタイプかと思われます。

【ディレイ】
 上記ディズニーのロゴの違いからイギリス盤に対し、日本盤は-1300(ms)[1000ms=1秒]でシンクロします。

【引き伸ばし】
 x1.0倍速。ズレはありません。

【感想】
 ★★★★☆ 4.0点
 久しぶりに見ましたがやっぱりピクサーは傑作多いですね。本作もヒット作に隠れがちですが良い作品です。
「ねずみ」のレミーが慣習や偏見、逆境に逆らいながら自分の夢に向かって進む。良い話ですねぇ。
料理シーンは見てるだけで楽しくて、レストランの厨房など当然見たことないので感心しきりです。
ラストの評論家イーゴの論評が良いですね。
ラストでレミー一族が厨房で料理作ってますけど、グストーのレストランはそれが原因で営業停止になったはず。どうやって営業許可とったんでしょうね。
また、3D版では結構重要な吹替声優ですが、主役のリングイニの佐藤隆太が結構残念でしたかね。

ただ、邦題の「レミーのおいしいレストラン」はちょっと・・・。ラタトゥーユは日本ではなじみがないかもしれませんがこの邦題は作品の腰を折っちゃってるんですよね。

【3D映像の評価】
 ★★☆☆☆ 2.5点
 予想通り「この作品3D化しても3D映えしないよな」と思っておりましたがその通りの出来となっております。ピクサーの3D作品って「普通」のものが多いように感じますが、本作もCGの3Dデータをそのまま使って3D化したような感じ。
前にも書きましたが3D化という点では「WALL-E」の方がよかったのではないかと思います。

以下は海外3D盤に日本語字幕を表示したものです。













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