スパイダーマンの正体がピーター・パーカー(トム・ホランド)だという記憶を世界から消すため、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)はある呪文を唱えるが、それがドック・オク(アルフレッド・モリナ)らヴィランたちを呼び寄せてしまう。ヴィランの攻撃によって、ピーターのみならず恋人のMJ(ゼンデイヤ)らピーターの大切な人たちにも危険が及ぶ。
上映時間 149分
製作国 アメリカ
初公開年月 2022年1月7日公開
トム・ホランドが主人公ピーター・パーカーにふんする『スバイダーマン』シリーズの第3弾となるヒーローアクション。スパイダーマンであることが世界中に知れわたってしまい、平穏な生活を送ることができなくなったピーターが、自らの宿命と向き合う。共演はゼンデイヤやベネディクト・カンバーバッチなどのほか、Dr.オクタビアス役のアルフレッド・モリナをはじめとする過去のシリーズに登場したヴィラン役の俳優たちが再び出演。監督を前2作に引き続きジョン・ワッツが務める。
日本ではディズニーのマーベル作品は3D盤発売が『基本』となっていますが、同じマーベル作品でもこちらはソニー・ピクチャーズ。日本をはじめ世界中で『2Dスルー』となる中、オーストラリア盤だけが3D盤の発売となっております。
今回、各国Amazonで取り扱いがなかったので、『RANDOMSPACE MEDIA』での購入となります(9月11日現在、少なくとも Amazon.co.uk では発売されています[39.99ユーロ + 送料15.27ユーロ。高い]。他にamazon.frでも発売されていますが、日本への発送は行っておりません。)
2022年8月5日発売で、9月7日到着です。シドニーの通関で8/17から止まっていたようで1か月もかかってしまいました。過去最長でした。
Blu-ray 用日本語字幕がSubsceneにありますのでリンクを貼っておきます。
・スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム Spider-Man No Way Home (2021).3D Blu-Ray (2021) オーストラリア盤3D blu-ray用日本語字幕
リージョンはB。日本のプレーヤーでは再生できません。
リージョンAのプレーヤーで再生すると「モンスターホテル3」をタイトルバックに「このプレーヤーではリージョンコードが違うので再生できません」と表示されます。一瞬、中身が違うのかとビビりましたが、ちゃんとリージョンALLのプレーヤーで再生したらスパイダーマンでした。なんじゃこりゃぁ~。これは・・・制作ミスですよね。多分。
Dolby Atmos音声は含まれておりません(日本盤UHDに収録あり)。
以下はオーストラリア盤3D Blu-rayと国内2D Blu-rayとの比較です
【映画本編のカット】
ありません。まったく同じです。
【冒頭の映画会社・映画スタジオのオープニング映像】
オーストラリア盤3D Blu-rayと日本盤2D Blu-ray でまったく同じです。
【ディレイ】
オーストラリア盤に対して日本盤 -1,200(ms)[1000ms=1秒]でシンクロします。
【引き伸ばし】
x1.0倍速。ズレはありません。
【感想】
★★★★☆ 4.5点
MCUシリーズの中では一番面白かったです。私的には初代トビー・マグワイアの1作目が最高評価のためそれは越えられませんが、それに次ぐくらい面白かったです。
本作を見てふと思ったことは・・・「アメージング・シリーズ忘れかけてる!」ですね。
数年前はトビー・マグワイアのピーター・パーカーなんて新作では二度とみられない(いろんな意味で)と思っていたので・・・マルチバース万歳。
ただ、これやっちゃうと何でもありになってしまうんですよねぇ~。でも、面白かった。
【3D映像の評価】
★★★★☆ 4.0点
冷静に考えると3D演出はS級ではないかと思うのですが、如何せん前作「ファー・フロム~」がS級だったのでそれと比較すると「えっ」という感じでした。期待値高すぎでした。
普通に良い3Dでしたが、リージョンBが最大のネックですね。
以下は3D Blu-ray オーストラリア盤に日本語字幕を表示したものです。
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム海外版3D blu-ray に関する貴重な情報、ありがとうございます。
取扱い店が少なく、どこから購入しようか迷っていたのですが、『RANDOMSPACE MEDIA』にアカウント登録して先程注文しました。初めての海外購入先は少し不安がありますが、itou-take さんの購入実績情報が、背中を押してくれました。しかも、Amazon.co.uk 9212円の半額以下4534円(送料込み 9/13為替レート)で購入できてとてもありがたいです。
>>海外版3D blu-ray に関する貴重な情報、ありがとうございます。
お役に立てて何よりです。
>>取扱い店が少なく
そうなんですよ。ボチボチ各国Amazonで発売が開始されましたが、注文をした6月当時ではRANDOMSPACE MEDIAしか売ってるところを見つけられなかったのでここにしました。
発送されてから3週間くらい動きが全くなかったので「やられたか」と思ってた矢先、突然届いてました。
どうやらDHLの中では一番安いが無茶苦茶時間のかかる航空郵便だそうで・・・。
お急ぎの方はAmazonで勝った方が無難です。1週間くらいで届きますし、運送事故も少ないので。
最近、劇場での3D上映が増えてきているように感じます。映画の本国アメリカでも3D映画がスマッシュヒットを飛ばしているようなので、アバター2をきっかけに第4次3D映画ブームが到来したらいいなぁ~、と妄想してみたりする。
>>お急ぎの方はAmazonで買った方が無難です。1週間くらいで届きますし、運送事故も少ないので。
私もAmazonでの購入が多いです。アメリカで一度アカウント作成すれば、ドイツやフランスのAmazon でも購入可能なのも便利ですし。でも、今回の様に送料込みのコスト差が大きい場合は、気長に到着を待つのも楽しいです(リタイア後のまったり生活で時間はたっぷりありますので)。
Amazon以外では、DVD FantasiumとYESASIAをときどき利用しています。
>>最近、劇場での3D上映が増えてきているように感じます。
そうですね。第4次3D映画ブーム、来て欲しいですね。ついでに3D Blu-rayのタイトル数増加が夢です。3D-TV絶滅状態がネックですが・・・
話は変わるのですが、PowerDVD19 Ultraでのプロジェクター3D再生にトライしてみたのですが、どう設定しても3D再生できませんでした。プロジェクターは、DLP-Link方式のBenQ HT2550、日立 LP-WU6500J、RF方式のVictor DLA-V90R の3機種で試したのですが全滅でした(2D再生は問題無し)。3D-Visionシステムは所有しておりません。itou-take さんは、Acer H6810BD を所有されているとのこと、3D再生に関する設定等に関してご助言いただけるとうれしいです。
ちなみに3D-TVは、4K 有機EL パッシブ(偏光)方式の LG OLED77G6P を所有しており、PowerDVD19 Ultra の3Dディスプレイの選択を「Micro-polarizer LCD 3D (Row-interleaved) 」にすることで正常な3D再生ができています。この場合、TV側では、3D信号とは認識せずに2D信号として取り扱われている様です。
>>どう設定しても3D再生できませんでした。
2022年版 3D vision + PowerDVD使用方法まとめ(https://blog.goo.ne.jp/itou-take/e/b21c6ef0e9ed50f7ba54c0aa067f04cc)にまとめ記事を書いてみました。ご参照ください。
プロジェクターも、PowerDVD19も「Ultra」なので特に問題ありません。
3D-Visionはなくても多分大丈夫だと思いますが、NVIDIAのグラボは必須です。機種は2008年02月発売モデルから2019年03月発売モデルまでならOKです。それでいてグラフィックドライバーをバージョン:425.31以前の物にダウングレードし、3D Visionのセットアップウィザードを完了する事が条件です。Windows11へはドライバーをインストールできないかと思います。
詳細は上記記事を参照ください。
「2022年版 3D vision + PowerDVD使用方法まとめ」大変勉強になりました。本当にありがとうございます。
PowerDVD19 Ultraをインストールした私のPC環境は、OS Windows10ですが、グラフィックボード NVIDIA GT 1030、ドライバーVersion 471.41 です。プロジェクターでの3D再生のためには、ドライバーのダウングレードや 3DTV Play の入手が必要になるので悩ましいですね。
何も考えずに現在のPC環境下、TVでは3D再生できたのは、所有している3D TV が、たまたま4K パッシブ方式だったからですね。ラッキーでした。
私の質問に対して、新しい記事を起こして詳細説明していただいたみたいで、お手数をおかけして申し訳ありません。改めて御礼申し上げます。
PowerDVDの使い方の記事があちこちに分散するようになってしまったため、まとめ記事を作らんといかんなぁ・・・と思ってた矢先に質問があったのでまとめました。
ほとんどコピペなので手間はさほどではありません。