合唱団いちばん星 の 今

星を★ あなたの心に 
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第4部は混声合唱組曲「遥かなる海へ」

2019-12-06 | 合唱団の活動
「沖縄は、あの戦争での唯一の地上戦が行われた島で、4人に1人が亡くなり、全土が焦土と化してしまいました。深い悲しみ・痛み・何故沖縄だけがと言う怒りがありますがそれを越えて行く力が沖縄の人々にはありました。それは歌となって、歴史の真実を見つめ、争いのない未来を約束する祈りの声を上げている」と言う素晴しい曲です。詩は伊波希厘さん。曲は上田益さんです。次の4曲からなる組曲です。
「若夏に思う」亡くなった人たち、祖父祖母、親兄弟、そして子どもたちの魂への祈りを歌っています。
「悲しみのティダ」先人達が築き上げた、石畳、松並木、赤煉瓦、三線の調べのあった平和な島が一挙に失われ、悲しみのティダ(太陽)が沈みます。
「遠き子守歌」焼け残った島にたった一人取り残され、薄れてゆく父の面影や母の声、それでもぼくの心にはいくつの子守歌が聞こえてきます。
「祈りの朝に」夜明け前の闇の中で「一つの歌」が生まれます。鳥や木々が、風に乗って島に広がっていき、悲しみも痛みも怒りも乗り越えて祈りの朝を迎える歌になります。海原はティダ(太陽)がのぼり、金色の輝きに満ちてゆきます。


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