年末年始休暇日記( 後編)

と言うことで、年末年始休暇の話後編です。



1日(月)

今日は彼女を実家及び祖父宅に連れて行く予定の日です。
9時頃には実家に行く予定にしていましたので、
こちらを8:30ぐらいまでには出ないといけません。
ちなみに彼女の家から実家までは車で5分ぐらいです。
まず間違いなく彼女は寝ているだろうという事で、
8:00には起こさないといけません。
しかし、大宴会から全く寝てないのはさすがにまずいだろうと思い、
朝7:00頃に仮眠をとりました。
こりゃあ寝たなぁと大満足で7:30に目覚めました。
30分なのに一日寝たかのような満足感です。
年末に寝溜めしていたのが残っているんでしょうか。
さっそく寝ている彼女を起こすために早朝の電話を掛けます。
そして、適当にだらだらと時間を過ごし、
予定通り8:30前ぐらいには自宅を出ました。
ちなみに昨夜(今朝)の大宴会の跡はそのままになってます。
そこら中に焼き肉のタレの入った紙皿が散乱し、
一ヶ月程放置されたみかんも腐ってます。
彼女の家に8:50に到着し、眠そうな彼女を拉致して実家へ。
実家で雑煮を食べながら猫を狩ります。
普段ならそれなりに寄ってくるんですが、
なぜか今回は妙に避けられてます。
焼き肉の臭いが染みついていて野性の本能で察知しているんでしょうか。
そんなこんなで適当に猫と遊びつつ時間を過ごし、
祖父宅に帰ってきている伯父夫婦と従姉妹も起きてきたという事で、
祖父宅へ移動する事に。
ちなみに祖父宅は実家から車で2分ぐらいです。
途中実家の前にあるゲオに寄り、
念願の【DRAGON BALL Z Sparking! NEO】を購入しました。
これで今日から自分もかめはめ波が撃てます。
祖父宅へ到着し、仏壇に線香をあげて雑談に入ります。
伯父夫婦と祖父母にはお盆の時に会ってますので、
今回初めて会うのは従姉妹だけです。
従兄弟の方はバイト三昧らしく帰ってこなかったようです。
祖父宅でも雑煮を食べ、子ども達が集まる応接室へ移動しました。
ちなみに子ども達と言っても自分を筆頭に既に全員成人してます。
小さい頃から盆や正月に祖父宅に集まった際は、
子ども達は応接室に常駐するのが基本でした。
自分が実家を出てからは時々顔を出す程度になってましたが、
今もその風習は残っているらしく、
弟と従姉妹と従兄弟が居ました。
そこに自分と彼女が加わり適当に暇を潰します。
そこでふとWiiの話題となり、
自宅に戻って持ってくる事に。
彼女と二人で祖父宅を出ます。
自宅まで片道30分程度ですので、
一時間程度で戻ってくる事が出来ます。
宴会後の全てを放置した部屋で彼女に衝撃を与え、
Wii本体をゲットしてまたすぐ出発です。
ここで、彼女はバイトの時間が近付いて来たため帰宅する事になりました。
彼女を自宅まで送り届け、
Wiiを持って祖父宅へ。
やはりここでも一番人気はWiiスポーツのテニスでした。
単純に振り回すだけでいいという手軽さでありながら、
慣れてくるとスピンをかけたり出来るという微妙な奥の深さが人気の秘訣でしょうか。
他のゲームも一通りやってみたんですが、
やはりテニスが気軽にプレイ出来るという事でテニス三昧になりました。
自分は基本的にプレイしすぎているため、
弟や従姉妹達のプレイを見ているという状況でしたが、
時々混じっては強さを見せつけるというプレイをしていました。
しかしここで意外な出来事が。
弟と従兄弟と従姉妹で交代しながらやっていたんですが、
勝率的には弟が微妙に一番悪いかなといった感じでした。
慣れてくれば弟が一番強くなるとは思うんですが、
妙に合わないような感じで、
勝率的には一番悪かったと思います。
が、いざ弟と自分が対戦をしてみると、
Wiiスポーツを購入して以来CPU戦含めて初の敗北をしました。
そんなに手を抜いたつもりも無いんですが、
全セット散々もつれ込んだ挙げ句、
3-2で敗北してしまいました。
本当にギリギリの勝負だったんですが、
強いて敗因を挙げるとすると、
試合開始時の奇襲攻撃が敗因だったんじゃないかと思います。
弟が「あの時計って時間合ってると？」と従姉妹に聞いたので、
合ってるのかな？と微妙に意識がそっちに移った隙に1ポイント取られました。
あの1ポイントさえ無ければわからなかったと弟に言うと、
「それが戦略」と言われました。
まさか身内にこれ程の策士が居ようとは。
さすが弟、侮れません。
ちなみにこの話を誰にしても「血だな」と言われました。
そんなこんなでWiiをプレイしながら時間が過ぎていったわけですが、
今回初遭遇のイベントがありました。
数年前に結婚した従姉妹が子どもを連れて来ていたのです。
産まれたという話は聞いていたんですが、
そう言えば本人すら結婚式以来見てなかった気がします。
子どもが産まれたという話も、
旦那と自分の共通の友人から聞いたのが最初でした。
そんな従姉妹の娘(2歳)と初遭遇しました。
しばらく観察してますと、
Wiiヌンチャクに御執心のようで、
ヌンチャクを両手に装備して振り回しています。
その後は弟が持って来ていたDSの電源を入れて何やらプレイしているように見えます。
2歳にしてWiiヌンチャクとDSを使いこなす娘。
さすがは両親共にゲーマーの血を引く娘です。
ちなみに従姉妹は子どもの頃からのゲーマーで、
旦那も今のゲーセン仲間の昔のゲーセン仲間だったりします。
これがサラブレッドというやつかと思いつつ、
適当に連れ回していたところ、
母親が迎えに来ました。
初めて出会った従姪(ジュウテツというらしいです勉強になりますね)ですが、
やはりこれぐらいの子どもは可愛いもので、
自分の子どもだったら更に可愛いんだろうなぁと思いました。
いやまあいざ自分に子どもが出来たとしたら、
放置してゲームとかやってる可能性大ですが。
そんなイベントをこなしつつ、
Wiiで盛り上がった一日でした。
途中で伯母も混じってプレイしたり、
ゲームに全く興味が無い人間も気軽にプレイ出来るのが利点ですね。
都会の方では微妙に品薄が続いているWiiですが、
こちらは田舎の利点なのか、
最近は普通に売ってるのを見かけるようになりました。
購入した時を含めて5回ぐらい見かけてます。
こういう時は田舎に住んでて良かったなぁと思います。



2日(火)

1日が盛りだくさんの内容でしたので、
自宅でおとなしくしてました。
Wiiは従姉妹達がやるという事で、
なら帰るまでという事で祖父宅に置いて来ましたので、
主にフリーゲームやネットで過ごしました。
昨年は宴会時に食料を買い込みすぎて大量に余りましたので、
その余りを食べて過ごしたんですが、
今回はその教訓を生かし見事に適量でしたので、
悪ノリして購入したカカオ99%のチョコレートしか残っていません。
一枚食べてみましたが、やはり無理なようです。
自宅に食物が一切残されていませんでしたが、
服を着るめんどくささと空腹とのがあった上で、
やはり『めんどくさい』が勝利して出かけない事に決定。
仙人のような暮らしをおくりました。



3日(水)

2日に何も食べていなかったので、
買い物に出かけるかという葛藤があったんですが、
やはり服を着るのがめんどくさいという結論に達し、
今日も引き籠もろうかと考えましたが、
彼女が夕方から来るという事で、
夕飯を含めた買い物に出る事に。
宴会のまま焼き肉セットが放置してありましたので、
肉でも焼いてみようと肉とソーセージを買って来ました。
とりあえず昼食でも食べようと思い、
買って来た肉を焼いたところ、
凄まじい煙に襲われ、
部屋の中が大変な事になりました。
そう言えば数日前に全く同じ状況になった気がします。
しかし、わざわざ窓を開けるのもめんどくさかったので、
そのまま放置して彼女の到着を待っていると、
「何これ」という声と共に彼女が到着しました。
「肉焼いたら煙が出た」と淡々と語り、
彼女に取ってきて貰ったWiiでドラゴンボールを始めました。
祖父宅でトレーニングモードだけ少しやったんですが、
まともにプレイするのは今回が初めてです。
最初は操作に戸惑いましたが、
何とか形になってきたようにあります。
その間彼女は宴会の残骸の片付けを始めました。
本当に良く出来た彼女です。
しかし、とある出来事で彼女は激怒して帰宅する事に。
引き止める言葉も届きません。
そして、激怒した彼女はそのまま帰宅していくのでした。
その後も自分は引き続きドラゴンボールをプレイし、
ベジータを倒して満足して終了しました。

彼女さんへ

液状化したみかんはちゃんと捨てたから機嫌なおしてね。



という事で2006年から2007年にかけての年末年始休暇は終わりました。
今年は大した事しなかったなぁと思ってたんですが、
いざ文章にしてみると結構色々やってますね。
こんな歳になっても一緒に馬鹿騒ぎ出来る仲間が居るってのは本当に恵まれてるなぁと思います。
しかし、10年前に「俺達って30歳とかになっても絶対こうやってゲーセンに集まってるよな」と言っていましたが、
見事予想が的中しました。
30歳ぐらいまではまあ許せるとしても、
このまま40歳とかになっても集まっていたらどうしようかとも思います。
まあ楽しければいいのかなぁとそう思う事もあり、
少々複雑な気分です。
まあ自分も彼女が機嫌をなおしてくれれば、
数年のうちには結婚すると思いますし、
そうなると中々夜遊びも出来なくなるのかなぁと思います。
先日結婚した新婚ホヤホヤの友人は相変わらず毎晩のようにゲーセンに来てるみたいですが。
そんなこんなでスタートした2007年。
20代最後の年です。
相変わらず元気に大暴れしていこうと思います。