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熊野灘の強風・冬の南紀の季節風
南紀に移って最も感じたのは「気候温暖で風光明媚」よりも「冬の風の強さ」であった。
13日午前5時ころ沖縄行きフェリー「ありあけ」から救難依頼が発せられた。
その前々日の夜半から、南紀地方では強風が吹き荒れており、それが翌日まで吹き続けていた。
その風によって三角波が立って船を襲ったことと思われる。
台風の接近が気象庁から出ていると、たいした風が吹いているわけでもないのに、過剰反応起こしてくれて JR白浜までで運転打ち切りされて過去何回か痛い目に合わされた。
ところがそのときの台風接近時の風より、今回吹き荒れた風のほうが酷かったように思うのだが強風警報も出ず、高々強風注意報。
勿論JR運転見合わせも無くどうにも納得いかぬことであった。
要するに常時吹いている季節風程度にしか感じていなかったようだ。
裏山の木々 風で泣き叫び、風のピュウピュウ騒ぐ音にワンコ共も吼え詰め。
特に怖がり屋のブッチョが最初に口火切るもんだからほかの2匹も吼えまくり。
まる1昼夜その状態続き、こちらも寝不足気味。
勿論車風にあおられて運転しにくい事この上なし。
台風だって遠慮して、吹いてもせいぜい4・5時間、今度のように1昼夜以上吹き続けることなんて無い
以上のようなギャップ感じていただけに、フェリー風のため横倒しと来ては、「見てみろ気象庁!」である。
強風警報にしておけば、船ももっと注意したかも知れぬ、積荷もバランス崩して移動せず、船体傾くことも免れたかもなんて思う今日この頃。
船会社、どうせ保険入ってるから人身事故さえ無ければ良いのだろうが、船の遭難事故には重油の流出つき物。
今回も沿岸の伊勢エビ漁が目下漁期で多大の影響でそうである。
尤もイセエビも前ほどは取れぬだろうから補償もたいしたことにならぬかも知れぬ。
以前福井のときは鳥に多大の影響与えたことがあった、今回そうならないことを祈ろう。
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