日本の南仏プロヴァンス、熊野古道・南紀の四季

日本の南仏プロヴァンスは、熊野古道・南紀。 南紀の出来事、南紀の日々をピーター
メイル風に書き綴る。

南紀の11月, フェリーありあけ横倒し

2009-11-16 | 南紀の自然
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熊野灘の強風・冬の南紀の季節風

南紀に移って最も感じたのは「気候温暖で風光明媚」よりも「冬の風の強さ」であった。

13日午前5時ころ沖縄行きフェリー「ありあけ」から救難依頼が発せられた。



その前々日の夜半から、南紀地方では強風が吹き荒れており、それが翌日まで吹き続けていた。

その風によって三角波が立って船を襲ったことと思われる。

台風の接近が気象庁から出ていると、たいした風が吹いているわけでもないのに、過剰反応起こしてくれて JR白浜までで運転打ち切りされて過去何回か痛い目に合わされた。

ところがそのときの台風接近時の風より、今回吹き荒れた風のほうが酷かったように思うのだが強風警報も出ず、高々強風注意報。



勿論JR運転見合わせも無くどうにも納得いかぬことであった。

要するに常時吹いている季節風程度にしか感じていなかったようだ。

裏山の木々 風で泣き叫び、風のピュウピュウ騒ぐ音にワンコ共も吼え詰め。

特に怖がり屋のブッチョが最初に口火切るもんだからほかの2匹も吼えまくり。

まる1昼夜その状態続き、こちらも寝不足気味。

勿論車風にあおられて運転しにくい事この上なし。

台風だって遠慮して、吹いてもせいぜい4・5時間、今度のように1昼夜以上吹き続けることなんて無い


以上のようなギャップ感じていただけに、フェリー風のため横倒しと来ては、「見てみろ気象庁!」である。

強風警報にしておけば、船ももっと注意したかも知れぬ、積荷もバランス崩して移動せず、船体傾くことも免れたかもなんて思う今日この頃。

船会社、どうせ保険入ってるから人身事故さえ無ければ良いのだろうが、船の遭難事故には重油の流出つき物。

今回も沿岸の伊勢エビ漁が目下漁期で多大の影響でそうである。

尤もイセエビも前ほどは取れぬだろうから補償もたいしたことにならぬかも知れぬ。

以前福井のときは鳥に多大の影響与えたことがあった、今回そうならないことを祈ろう。


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南紀の10月, ビッグ・ユーの夕景

2009-11-07 | 南紀のネット事情
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P2Mのセミナーが終わって

セミナーが終わってといっても全過程終了というわけではない。

只4回目のセミナーが終わってということである。

4回目のセミナーではプロジェクトマネジメントの習ったもので演習。

前回のP2Mのシンポジウムのパンフレット利用して次回のためのプロジェクトマネジメントをするというもの。

全員で意見出し合う形態。

ソフト開発に絞って遣られると、ソフト開発従事者とかソフト開発会社の所属者に太刀打ち不可能ということになるがシンポジウムのプロジェクトということになると話は別。

学会のワークショップと考えれば意見いくらでも出せる、こちらのほうが経験豊富ということに成る。

当方多いときは5つ以上、学会や研究会所属していたし、小さい研究会では運営の手伝いもしたことがあるから大体のことは分かる。

というような訳で、今回だけは年の差感じることなく年の功生かせる展開。

次回からはプロジェクトマネジメントに引き続いてプログラムマネジメントの課程に入る。

また聴きなれぬ言葉の羅列となればこれは若い連中について行きにくい。


当館の館長さんに頼んでいた、ジョン万次郎より先に北米大陸に渡っていた堀弥一の旅行記のPDF化カタカナ交じりで不可能とのことであった。

何とも残念だがやむを得ない。

自分で現代風に治しながら打ち込みするしかなさそうである。


館外に出たところ、ここでも夕日が出て綺麗な夕景である。





この地、ちょっとした高台だから本来景色が良くても不思議ではない、只余り気にしていなかっただけである。


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南紀の10月, 日高川支流のハイキング

2009-10-25 | 南紀の自然
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歩こう会・秋のイベント

以前歩こう会で出かけたのは、那智の滝と熊野古道だから、3年ほど前になりそうだ。

案内来て、しばしして申し込むとほとんど満員で断られた。

今回はすんなり受け付けてくれたところを見るとあまり魅力的な目的地でなかったのかもしれない。

今回で71回目とかで、春秋各1回だから35年以上続いていることになる。

県内ほぼ行きつくしてのことだから、世話役も目的地選ぶの大変であろう。


秋は日の落ちるのが早いから早々長い距離も無理、遠いところも無理と来ているので制約が大きい。



というようなわけで日高川の支流となったようで最終目的地は鷲の川の滝ということであった。

当方、昔から滝と聞くと、それが那智の滝や華厳の滝のような名の知れたものでなくともなんとなく心ときめくのである。

水のしぶきあげて落ちる様だけでなく、音にも癒されるからである。

バスで近くまで運んでくれるのだが、たまたま隣に座った人がもと町の体育協会の会長で、町に水泳クラブ作ってみようと画策する当方にとって非常に好都合であった。


バスから降ろされてしばらくは日高川沿いの自動車道路。

ところがダムのおかげで金がついたのか、車道横の歩道ですら車通るに充分な広さで歩道としては望外である。

どう考えても、今はやりの無駄使いと見て取れる、何かにつけて受益者負担の考えがもしあれば日本国中無駄減らせるはずで、今後については大いに民主党に頑張って貰わねばならぬ。

4キロ近く歩いて日高川支流の川に沿って山道を歩く。
清流の魚特に鮎が上流に上れるように堰堤の横に段々状の側溝がうまくつくってある。



今度は一転人の歩く横を車が来ようものなら路肩から車輪落としそうにしてすすむ、最もほとんど車通ることもないが。



すさみと違って、杉・ヒノキだけでなくモミジもあちこちで見かけるんだが殆どはいまだ青々している。



たまに少し色付いている、ませたモミジが目を楽しませてくれはするが、それもホンたまにである。

小1時間 のぼりの山道歩いて川沿いの広場で昼食。

さすがに木々の中、川のせせらぎ聞きながらの食事、不味かろう筈がない。

滝はここから少し上がったところで落差10メートルがほどの小さいものであったが、マイナスイオンたっぷり浴びせかけてくれる。

それに健康にだって悪かろう筈がない。


帰りは先ほどの山道を下がったところまでバスが来ていたから、歩いたのは実質8キロ程度、これなら後期高齢者だって完歩だって難しくない、少々物足りない向きも多かったであろう。

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南紀の10月, 紀州手毬の会

2009-10-16 | 田舎暮らしー南紀
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田辺・総合センターにて展示会

家内 展示会の張り番ということで 先の日曜日 当方も田辺まで付き合った。



展示室には、相当歳の行ったおばあさんがいてその人が家内の習ってる紀州手毬の先生だそうである。

以前から家内習いだして、家内の作る多少いがんだ手毬とて相当手の込んだものとて感心していたんだが展示会には長年続けている人のが展示してあり猶の事感心させられた。

目下家内の作るのは殆ど何等分かしているものだけだが展示品は等分でないものが結構あった。

断って写真撮ろうと、先生に断りいれたらものの見事に断られた。

気に入った手毬ブログにアップして皆さんに紹介したかったがそんな訳で取ることが出来なかった。

理由は過去 本で発表前に展示会での展示品を写真に撮ってそれを参考にしてさも自分の独創であるかのごとく発表する輩がいたそうである。

それ以来、本などで公開までは展示会でも写真撮影は禁止としているそうである。

辛うじて遠景は許可されたので、それだけ撮っておいた。

当方が習っていた英会話の講師であるコリンが帰国の時も帰国のお土産に紀州手毬 渡して非常に喜ばれた。


会場の手毬の展示品撮影出来なかったので、仕方がないので未熟ながら家内の作ったものをアップしておくことにする。







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南紀の10月,台風18号列島襲う

2009-10-08 | 南紀の災害
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台風18号紀伊半島沿いに進む

大型の台風18号がやってきました。

まず昨日の大阪からの帰りの列車に影響が出ました。

大阪・西九条17時11分のくろしお新宮行きが白浜どまりに変わったことです。

こういうことが良くあるので早い目に帰ろうとしていたんですが会議の都合でどうしてもこの時間になってしまいました。

実は昨年も大阪行きの時に、台風接近の予報で前夜のうちに新宮行きが白浜どまりに代わって、翌朝の朝1便が白浜発と言うことで白浜まで車で家内に送って貰ったことがあるんです。

実際は台風大したこともなく、風も雨だって台風らしくなく、ただJRのとった措置だけが台風向けという 気象庁の予報に振り回されたのです。

今回は前評判横綱級と言うこともあってこちらも大阪行きやめようか迷ったわけなのですが、台風の接近が8日の6時頃のようだったので出かけることにしました。

駅で列車町の時点ではとても白浜で運行打ち切りになるとは思いもしない程度で多少雨が降っている程度。

おまけに列車内でのアナウンスで白浜から先の42号線の道路も通行止めなんて流してくれるものだからあわてましたね。

もちろん白浜から新宮向けての普通列車もすべて運行中止だから、白浜から先の乗客大いに困ることに。

マァ幸い次のアナウンスで42号線不通でないとのアナウンス流れたので、家内に電話入れて白浜までの30キロ迎えに来てもらいました。

もっと先の乗客多分ホテル探さなければならないから困ったことだと思います。

42号線海岸沿いの道路なので大潮と台風がぶつかると高潮で道路冠水するので、列車のアナウンス聞いたときはさもありなんと思いましたが、それ程飛沫かかることもなくはしれました。

ただ列車停まったお陰か、一般の車少なかったがタクシーは大活躍で、かきいれのようでした。


台風は紀伊半島沿いに伊勢湾に入って知多半島に上陸したようです。

夜中風の吹き荒れる強い音と、その音に反応して当家のブル共があげる吠え声と言うより悲鳴に何回も起こされました。

2時半ころあまり悲鳴あげてくれるもんだからやむなく起き出してテレビ見ながらワンコの相手をしてやりました。

確かに相当荒れ狂ってビュウビュウ裏山の木がざわめくもんだからブル共大いにおののいたことでしょう。

ただ風吹き荒れてる割には、不測の事態起こっているようでもなく、たまに何か吹き飛ばされている音がしましたがそれも大した事のようでも無かった。

3時半ころには台風三重県の津市の南数十キロと聞いて再度寝ることにしましたが、相当大型の台風のようで未だ当地暴風域から外れた様子はなかった。


5・6年前、当地に来る前の年にやってきた台風では漁港散々で、防波堤壊して漁港の冷蔵庫海に引き込んで、ついでに金庫まで海中に持ち去ったという話で、当地の来たころは1年がかりで壊れた防波堤の修理に追われていた。

その時に比べれば、台風18号鳴り物入りでやってきた割には大きな傷跡南紀に残すこともなかったように思う。

ただ湾内にはすさみ川から流れ込んだ木切れがどっさりで、ビーチ政争のボランティアも手ごわい事と思われる。



だんだん落ち着いてくれば色々な被害出てくるかも知れぬが、土砂崩れや増水で緊急に出動とてサイレン鳴り捲っていたようにも思えぬ。

取り敢えずホッとしているところである。

犬どもも夜中の寝不足取り返さんとてもっかイビキかいて就寝中で、少々の音にも目を覚まさない。

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