日本の南仏プロヴァンス、熊野古道・南紀の四季

日本の南仏プロヴァンスは、熊野古道・南紀。 南紀の出来事、南紀の日々をピーター
メイル風に書き綴る。

南紀の12月、果樹試験場行き

2009-12-18 | 南紀の野生動物
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イノシシの忌避材と有田の紅葉

今週の火曜日に有田(ありだ)にある果樹試験場に行って来た。



実は以前、すさみにある畜産試験場に行ったことがある。

名前からして畜産とあるから、獣害被害の研究していると思ったからである。

ところがイノブタの研究や、牛の品種改良はやっているそうだが、獣害に関してはノータッチ。

実は果樹試験場のほうが担当らしいそうである。

当方の手元にある、イノシシ忌避材の件で担当者に以前電話したが、忌避材に関しては信用できないのでやらないということであった。

実際に忌避すると思われる物質が出ていると言ったがありえないと妍もホロロで取り付くシマも無い。

それで、山奥の小河内まで行って実際にイノシシで実験してきた。

2回出向いたが、えさに混ぜると食べなくなる。

その結果もって、試験場まで出向くことにした。

直接以前の担当者では門前払い食いかねないので、今回は直接 場長に面会した。

ところがどうも過去いろんな機関で、忌避材の実験したらしいのだが、どうも旨く行かなかったようである。

獣害の実験始めたばかりの当試験場としては、其のあたりを考えて別のと言うかよそである程度効果見込める様な所からしていきたいようである。

WM社、委託研究でも共同研究でも費用かかってもしたいという意向なので其の点も言ってみたが、限られた人員で無理のようである。

片道87キロかけてやってきたが無駄足、やって駄目だからやらないなら納得もいくが、こちらが何とか結果出して行きながらの駄目だし。

なんとも憤懣やり形無しである。

一応、近畿中国四国農業研究センターの大田研究拠点ならしてくれるかもということで連絡先聞いて帰った。

帰ってから連絡取ったがこちらも色よい返事は聞けなかった。

どうも、産業技術関係と違って農・林関係はもう一つ融通性にかけるようである。


試験場の中と違って外は温暖な和歌山とはいえ、南紀すさみより87キロも北だけに、すでに紅葉始まっており、中での暖簾に腕押しとは一味違って気分もすっきり。



それと流石みかんの出荷額日本一の町だけにみかんの木が一面実をつけて黄色が目立つ。

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