B&G海洋センター
当地から35キロほど東南東に進むと串本に着く。
あの「仲を取りもつ巡航船」で有名な串本である。
但し音頭は残っているが、巡航船のほうは串本ー大島間に橋が出来て廃止になってしまった。
人工の橋の杭が並んでいるような橋杭岩が観光スポットで大島の周りがが釣りで有名である。
今後マグロの捕獲制限が強化されれば、串本の黒マグロの養殖場が脚光を浴びるは必定である。
28日、串本に向かったのは室内プールに行くためである。
先日ひょんなきっかけで病院に行ったのだがバッチリ糖尿、それも3度、体操でいえばC難度と言われてしまった。
即刻インシュリンでの治療なんて言われ、食事療法・運動療法するから1ヶ月の治療の延期を申し入れた。
その代わり、数字に良化の兆しが無ければ治療開始で話し合った。
ところが当方、糖尿病の予備知識なし、食事療法も運動療法だって無知蒙昧。
以前生活習慣病対策の中で、ウォーキングより水泳がはるかに効果が大きいというのを見つけた覚えがあった。
実はこの事が頼りで医者に提案したわけで、知識があっての成算あってのことではなかった。
その後、糖尿病や高血圧のことをネットで調べたが、こちらが思ってたほど簡単ではないと知らされた。
どうも自覚症状の起きにくい病気だけに一旦なってしまうと相当進んでいて、おいそれと直るなんてどころか中々完治に持ち込めない病らしい。
しかし是が非でも1ヵ月後に数字良くしなければならないから、ワンコ共(3匹)の散歩以外に運動しなければならない。
串本や田辺には室内プールがあるんだが、どちらのプールも当地すさみから40キロ。
でも遠いからなんて贅沢言ってもおれなくなった。
それで以前田辺の知り合いに聞いた、「自分で泳ぐ分には田辺のプールより串本がよい」とのことで串本のプールに来たわけである。
B&G財団の海洋センターがそのプールのありかで、串本の見晴らしのよい高台で近くに串本ロイヤルホテルがある。
風光明媚な高台で下に橋杭の岩が見え、大島や大島に行く大橋も見える。
建物が大きい割りにプールは6コースの普通の25メートルプール。
プールサイドに浅い小プールやお風呂まである。
外の景色中から見えるガラス面で覆われ、寝椅子まで置いてある。
1時半から5時半までがフリータイムでその間泳ぎ放題だが、いくらなんでもそうは泳いでいられない。
2時前に入って3時半までいた。
入水前はバタフライで1500m泳いで、バックで1000mか1500m泳ごうなんて思っていた。
ところが8月31日以来の泳ぎとあって、バッタで100泳いだところで嫌に成ってやめた。
それと水温が高すぎ、後で聞いたが32度、これでは泳いで疲れるはず。
仕方が無いのでクロールに変えて、一応1500mだけは連続で泳いだ。
後50メートルのバッタ8本泳いで、何とかバッタ500m・クロール1500mの計2000m。
しばらくぶりだから良しとしておこう、それに水温高い分カロリーの消費も多いことだろう。。
有酸素運動では、20分過ぎての運動で、それまで肝臓の糖の燃焼から、脂肪の燃焼に入るそうだから、そこそこ脂肪燃焼したことであろう。
食事療法と運動療法の両面で血糖値やグリコヘモグロビンの低下を図れば、当然肥満気味の体重も落ち、副産物としてダイエットが出来ることになる。
これらのことは無理やりのダイエットでなく自然のダイエットであり、勿論脂肪の燃焼が伴うから中性脂肪や脂肪肝にもよい影響が出るように思う。
とにかく当方としては1ヵ月後に数値よくせねばならぬと思っているゆえ、正月明けからは週2・3回は串本がよいに成りそうである。
実際ダイエットでは食事の効能が運動の効能よりはるかに勝っている。
しかし以下の理由で運動の効果否定するどころか推奨している。
<運動の脂肪燃焼以外の効果>
# 筋肉や骨を維持、増強する
# ダイエット中は痩せやすく、ダイエット後にはリバウンドしにくい体を作る効果
# インシュリンなどのホルモンの働きを正常に保つ効果
# 食欲の抑制効果
# セルフイメージのアップなど精神的な効果_