Winds is blowin' from ARAI

南信州松川町
ちいさな街のちいさな出来事・・・

松川町『あらいの街でジャズを聴くのだ。』No.18 宴のあと

2008年10月28日 | 2008 あらいの街でジャズを聴くのだ。
『あらいの街でジャズを聴くのだ。』 ~吉田拓郎の唄より

麦わら帽子は もう消えた たんぼの蛙は もう消えた それでも待ってる 夏休み

      

姉さん先生 もういない きれいな先生 もういない それでも待ってる 夏休み

      

絵日記つけてた 夏休み 花火を買ってた 夏休み 指おり待ってた 夏休み

      

畑のとんぼは どこ行った あの時逃がして あげたのに ひとりで待ってた 夏休み

      

西瓜を食べてた 夏休み 水まきしたっけ 夏休み

      

トップの写真、けっこう気に入ってます。新聞のゴミの山ごしの遠くなった看板。
つわものどもが夢のあと ってな感じで。

今日音響さんが完全撤収して、明日100脚余のイスも撤去予定。
ほぼ、元に戻りつつあります。
今日はなんと、約10日ぶりに9時過ぎに家にいます。
昨日温泉でリフレッシュしたおかげで、もう復帰。簡単なもんだ、この自分。

いくつか裏話を。。。

いつもは黙ってサックス吹いていることがほどんどなのに、
ボブさんがあんなに喋って、MCまでやって、メンバー紹介までするなんて、
と他の3人のメンバーの方はかなり驚いていたそうです。
それほど、お客さんの反応というか、会場の空気というかが、良かったのかな?
と思ってしまうのは、だめですかね?
ちなみに(いいのかな、公表しても)ボブさんは53才、来月誕生日で一つ歳とるそうです。
黒田さんと名古路さんはおないどしの49才。小森さんは一番若くて38才だそうです。
ライブでも感じていたのですが、それぞれのアドリブパートになった時の
ボブさんの表情が息子をみるような感じでとても印象に残っています。
こいつどうもってくるんだ? 前のセッションからどう変わったかな?
そんなことを4人ともとても楽しみにしていて、楽しんでいる感じが、
そのまま音にはねかえってきていました。
ボブさんはこのメンバー編成がとても気に入ったようで、東京で定期的にライブをおこしたいと思っているそうです。
その時は情報が入り次第、またアップしますね。
名古路さんは、かつての拓郎ファン。指を傷めたのがきっかけで、弦の細いギターからベースに転向したそうです。
黒田さんと小森さんは同じ関市出身の師弟関係。小森氏がボウヤをやっていたそうです。
ボウヤというのは音楽関係の隠語で、いわゆる付き人のようなもの。
楽器の運搬・セッティングから買い出しまでほとんど奴隷状態です。
でも多くのミュージシャンがそこから始めている人が多いのも事実です。
黒田氏・名古路氏とは同世代で、打上げの会場で黒田氏が黒い愛犬の手を振りながら、
「牛は黒牛 5人がかりで 闘牛場へ 出ては来たが オレオレオレ!」
トレロカモミーロ と唄っていました。

ともかく気さくな方たちでした。酒量も並外れていました。
ボブさんは翌日の夜には高円寺でライブ。帰りのバスの狭い座席の足の間に自分のサックスを置いて乗っていかれるのを見て、
楽器への愛着と信頼、プロをいまさらに感じてしまいました。
本番、写真もビデオも何でもありのOK状態。好きにやって下さいとおっしゃられたのは、何よりライブでの生音に勝るものがないことを、皆さん自負とともに知ってられるからでしょう。プロです。

それにもまして、本当にお客様のあたたかかったこと。熱いくらい・・・
会場にトイレがなく、外に出て宮坂の駐車場まで行かなくてはならなかったし、
予想外の客数で狭く、演奏者も見えにくく、空調もないので暑く、
ノリノリで予定時間を1時間近くオーバーしても誰も帰ることなく、
文句の一言もいいたくなるところなのに、ほとんど聞こえてきませんでした。
むさぼるように(というと言葉が変ですが)音に聞き入り、こういった文化的な体験に飢えているというか、ライブ開催自体、会場の店舗の閉まっていたシャッターが開いたということも含めて、
待ってましたー
というのが本当のところだと思います。

なんとか次へつなぎたい。

あらためて、みなさんのご協力とご参加に感謝申し上げます。

いくつか「あらいの街でジャズを聴くのだ。」に関したブログ記事を拾いましたので、
リンクをアップしておきます。ご高覧下さい。

何処かへ
furuharu83日記

写真・音楽など出来上がって来たら、またアップしてまいります。
チャンネルYOUでも、次の商工会だよりあたりで放映の予定です。

では(うわっ、まだ12時前だ)、次は『ぺっかん楽市』に突入です!おやすみなさい。

 



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