こんにちは。まったです。
先日、FireFox 19がリリースされました。この更新内容は、
デスクトップ版では
- 起動速度向上
- プラグイン不要のPDFビューア機能追加
- テーマのサポート
- 繁体字と簡体字のサポート
- CPUの動作条件の引き下げ
です。HTML5とJavaScriptで実装されたPDFビューアは、
プラグイン不要になったので、起動速度が向上しているようです。
=FireFoxバージョン確認画面=
Windows版
Mac版
Linux版
ESR版
ESRは17.0.2が最新バージョンで、19に相当します。
FireFoxが高速化はうれしいことですね。そういえばこの前、
FireFoxの高速化について記述するといってましたね。
今回は、FireFoxの高速化について(高速化?)言及します。
特に、SSDをCドライブで使っている人や、
Macbook AirやMacbook Pro Retina Display でFireFoxを使っている人は
おすすめ設定です。
とりあえず、メモ。
<FireFoxのキャッシュ保存場所変更>
FireFoxをで、キャッシュファイルがデフォルトではディスクへ書き込むようになっています。
(どのブラウザもそうです。)
まず、キャッシュがどこにどれだけ保存されているか、見てみます。
FireFoxを起動、アドレスバーに
about:cache
と入力しEnter。
このような画面が出てきます。
保存容量と保存ディレクトリが表示されます。
この設定から、キャッシュ保存場所をメモリー上に変更します。
アドレスバーに
about:config
と入力し、Enter。
注意勧告を受けますが、最新の注意を払って使用しますのままOK。
この画面ではFireFoxの設定が行えます。
検索バーに
browser.cache
と入力します。
キャッシュの設定項目で絞られます。
設定をします。
①browser.cache.disk.enableの値をtrueからfalseに。
②browser.cache.memory.enableの値をfalseからtrueに。(きっとデフォでtrue)
①について
browser.cache.disk.enableの項目で右クリック、切り替えをクリック。
これで、ディスクからメモリーへ保存場所が変更されました。
①、②の設定完了後、
メモリー用にキャッシュを保存する容量の変数を追加します。
何もないところで右クリック、
「新規作成」、「整数値」をクリック。
整数値に
browser.cache.memory.capacity
を入力。
変数値は
-1
とします。
-1にすることで、自動で容量を変更してくれます。
これで設定完了です。
FireFoxを再起動し、キャッシュの設定を見てみましょう。
メモリー上にキャッシュが保存されているでしょう。
メモリーはストレージと異なるため、メモリー上に展開されたデータは保存されません。
ただし、転送速度はHDDのようなディスクに比べものにならないくらい速いです。
(気になるならRAMディスクでも作ってベンチ測ってみてはいかがでしょう。面倒ならgoogle画像検索で検索してみてください)
この設定により、高速化されるかどうかははっきり言って体感できません。(大概のスペックでは。)
しかし、この設定により、ディスクへの書き込みが減るので、
書き込み容量制限があるSSDでは、かなり書き込み量を削減できます。
(計算はしませんが、だいたい1日のブラウジングで150~300MB書き込まれるとして、1週間で1GB~2GB??知らねえ。どうでもいいわい)
僕も、SSD搭載機やMacbook Airではこのような設定でブラウジングしていました。おすすめの設定です。
(メモリー容量が小さいPCではスワップしてしまい、結局意味ないんじゃね!?って思ったけどやめておこう)
以上です。FireFoxは他にもいろいろ設定ができたりするので、使ってみてはいかがでしょうか。
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