12月17日火曜日、4年生の児童が大洗クリーンセンターへ行き、私たちが出したゴミが、どのように処理されたりリサイクルされたりしていくかを学んできました。はじめに、センターの方からスライドを使って、ゴミを処理する工程を説明していただき、その後、実際に作業している現場を見せていただきました。子どもたちは、予想以上の大きさと、考えられた設計に驚いていました。
私たちは、ゴミ袋に入れて集積所へ持って行きます。それらのゴミが燃えやすくなるように、大きく尖った刃の付いたショベルを使ってそのゴミ袋を破き、ゴミを細かくするそうです。「(大洗町で)今日だけでこんなにゴミが出るんだ。」「あれ、うちのゴミかな?」などと言いながら、ゴミの多さを実感していました。
代表の児童が、高温の場所で作業する際に着用する服を着せていただきました。あまりの重装備に見ている子は、「色々なものを着けるんだなあ。」「暑そうだなあ。」とつぶやいていました。その後、質問タイムとなり、様々な疑問に丁寧にお答えいただきました。
次に、ヘルメットを着用して、屋外の施設を見学に行きました。ゴミ収集車が焼却炉へゴミを入れるところ、その後、灰になったもの、缶をプレスするところを見せていただきました。灰が飛び散らないように水分を含ませたものを見せていただいたり、アルミ缶とスチール缶の重さを比較させていただいたり、体を使って感じることができました。
子どもたちは、説明を聞いたり実際の作業を見て気付いたことや感じたことを、熱心にメモをとっていました。
カセットガスのガスを抜かずに捨てた人がいたため、機械が故障し、それを直すために1億円かかったという話では、「みんなのお家の人が納めてくれたお金がこういうことに遣われないように、しっかりルールを守ってください。」と分別が重要であることをお話いただきました。帰りのバスの中で、「1億円あったら公園を作ってもらえたかもね。」「もっと町をきれいにしてもらえたかもね。」と話し合っていました。
大洗町クリーンセンターを見学したことで、大洗町の未来をイメージし、これから自分がどのように関わっていこうか考えているようでした。