ぼぶぼぶ!

米国人気歌手ボブ・ディランさんを追っかけした記録

2016-04-06 東京 (3日目)

2016年04月07日 | 2016年のぼぶ!


あっという間の3日間が過ぎ去り現在自宅。
頭の中を脈絡無くボブの歌声が自動再生される。
ある時はMelancholy Moodのセクシーなイントロから、ある時はAll Or Nothing At Allの甘いボブの声、またある時は胸から搾り出すようなI'm A Fool To Want Youのボブの声。。。
あれ、シナトラ多い?
そうです、始まる前は「シナトラに耐えれるかな~~~」と心配していたのに、今や正にボブが歌うシナトラに夢中状態!

前も「最近テンペストセット固定のようだけど日本でもそうなのか?ずっとなのか?」とか言ってたけど蓋を開ければ日が経つにつれてテンペストセットに夢中になった。すっかり夢中。。。
今もボブが毎夜強力に作りあげる世界に夢中。
きっとボブの黒魔術なんです、ブラックマジック。そうとしか説明できない。
結局何を言っていてもボブの魔法にかかったら負けるのだ。でも喜んで負けます、あなたに降参します

前日が最高だったので一曲目から期待を持って見守る。
が、あれ?なんだか昨日のド迫力が無い。
この日はそれほど前ではなくて「バランスがいい場所」、もしかしてそれだろうか?スピーカーに近いから前日は凄い迫力を感じていたの?そこ?
しかしボブが目の前で演奏してくれてるのが嬉しくてやっぱり喜ぶ。
人間って絶対昨日と比べてしまう。
何となく釈然とせぬ思いと共にThingsを終える。
気のせいでありますように・・・。

続くShe Belongs To Meは聴かせどころいっぱい。
この曲前回はスルー曲だったのだが今回は毎回楽しみ。もう一日目にやられちゃったから。
前回は歌詞とボブの余りに堂々とした態度がどうも腑に落ちず、「なぜこの選曲?」と疑問だった。
疑問は全然晴れないが突然ハイライトの一曲に豹変してしまった。(ボブの黒魔術で?)

ボブ一曲歌い終える度に向かって右手の水置いている所に行って水を飲んでいた。(コップ欲しい)
喉の調子が悪いの?
もしかして昨日の寒さでお風邪でも。。。
非常に心配である。

最初は曲ごとに、その後少し間隔は開いたかも、、、だが前半中は何度も喉を潤していた様子。

どうなるのかなーと心配しながらもショーは進む。
Beyond、What'll I Doと進んで行くうちに初日二日目に聞かせてくれた深くて迫力のボブが復活。
Melancholy Mood では完全復活
前奏、間奏中ではゆら~~とした動きに加えて踊ってるのかも、と思われる動きが!


さすが。
さすがボブ。
すごいプロ意識高い人だ。
週4-5回、時には6回のショーをやり続けるって普通じゃない。
「ボブってショー中毒かも」って笑ったりするけど、実際には笑い事じゃない。
週6って体調も声の調子もばらつきあって当然。
ずっとやり続けてることがいかに凄いかを考えたい。

その後のPayもfoolも一節一節が素晴らしかった。
問題の9曲目、ここが日替わりになるのでは?と誰もが考える。
私も考える。
ボブ友は「ここはCome rain or come shineでしょう」と言うので、私は意外性を大事に「シンガポールの小道」を押した。
聞いたこと無いがこれだと確実に歌詞に「シンガポール」が入りそうなので認識簡単。

この日は軽快なイントロでThat Old Black Magic。
何回聞いても嬉しい。
でもこうなるとLucky Sunはもうやらないの?と心配になってくる。。。

Lucky Sunも脳内自動再生リスト優先順位上のほうに入っている。

Tangled Up 私の周りだけかもしれないが、この日は拍手デーだった。
歌と歌の合間に盛大な拍手をするファンが沢山。
ハモニカ素晴らしかった。

ありがとぅ~で一部終了。

ちょっと気になることが。。。
ボブ歌終わった歓声の中、何度か2階席見上げてた。
前日、前々日もボブだけを凝視していたがそんなことなかったと思う。

開演前会場前に早く行けたのでウロついていたら若い女性が当日券を買っていた。
耳ダンボにしてたら「SSだと17列目、Sだと26列目がありますよ」と係りの人が言ってる様に聞こえた。
1階売り切れてないんだ
私の位置から振り返って2Fの空席は見えなかったけどボブの位置は高いから~。
え~~~~。
え~~~~。
お願いみんな来て~。
万障繰り合わせて来て~。

初日、二日目素晴らしかったのに三日目に空席目だったら、まるで「あんまり良くなかった」と日本の観客が思ってるみたいではないですか。。。
連日観ないと勿体無いようなショーなのに。

今回「25000円高すぎる、平日無理すぎる、セトリ固定すぎる」という意見をネット上でみかけてちょっと心配してた。
そんな時ボブ友の一人が「たとえ会場がガラガラでもボブは大丈夫!」と太鼓判を押してくれた。
心強い。
ボブはそんなことで心折れるようには見えない。
「褒めて伸びる子」的な所も見受けられるが、それ以上に「負けん気強い子」っぽい。
今後に期待したい。

High Waterは前日から一気に私のお気に入り曲に。
こんな凄い曲だったんだ。
半分以上前回日本公演と同じ曲だが同じじゃない。

後半Early Roman Kings、 Spirit On The Water 、Scarlet Town、Longというおなじみの曲で、前半のボブの戸惑いっぽい部分は何だったのか?と思う程の炸裂をあちこちで感じる。
しかし「さあ、ここから~↑↑↑↑↑」といつもならなるはずが、、、何故かならない。
んんん~?と思ったが、余り深く考えたりせずボブの声を一瞬一瞬追い続けた。
いろんな意味で今回ボブを感じてるとそれだけで涙がでそうになる。

あとで物の分かった人達が(私が分からなすぎか)言うことをまとめると、なんだかあの完璧なバンドが微妙にすべったらしい。
・・・全然気がつかなかった。
ボブしか聞いてないから本当かどうか分からない。
(音源出たら確認します)
私は良かったと思ったけど(ボブしか聞いてないが)。
ただボブの歌すごく良くていつもならここから空前絶後の盛り上がりが!と期待する所でしゅるしゅるしゅる~~~と収束する的な所が散見してたのはそれ?
分からないけどそれだとしたらバンドって重要。
改めて今のバンドの凄さを再認識。
ところでジョージ・リセーリが辞めるかもという噂があったけどまた来てくれて嬉しい。



旅先だったのでPCを余り確認してなかったが今回ボブが公式に写真OK出してネットで出回ってた!
家の大きなPC画面で確認。
しかも公式のメランコリーがYouTubeに?
なにそれ~なにそれ~、普通の人みたいなことやってみたボブ。
写真はかなりかっこよかった
Twitterで月亭可朝にしか見えないと書かれていて笑う。

月亭可朝師匠
 
ボブ・ディラン オフィシャル写真より



衣装のこと忘れてた。
スーツは初日のに戻った様子。
初日は真っ直ぐな線が2本縦に入ってるステッチに見えたが、双眼鏡で確認したところ草を模ったステッチの様子。
帽子は白っぽいのに黒のリボンで恐らく同じ物かな、シャツも同じく光沢のある白で共布リボン。
シャツは毎日変えたいと思うのだが同じデザインのを数枚作らせたのか。
すごく似合ってる














5CC 鍛冶場へ。

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