ぼぶぼぶ!

米国人気歌手ボブ・ディランさんを追っかけした記録

2016-04-15 名古屋 (8日目)

2016年04月16日 | 2016年のぼぶ!


名古屋。
2年ぶり。
Zeppに通った2日間とセンチュリーホールに日帰りで行くのと全く印象が違う土地。

名古屋は一日だけのためかグッズ売り場が信じがたいほど長い列。
でも頑張って並ぶか!と覚悟を決めるも「いえいえお客さん、列の最後尾はこの階段を下りてからずっと向こうに続いているのです」と言う事実を突きつけられ、あっさり諦める。
今日しか来ないという友人には東京で湯呑みを買って郵送する事にした。
湯呑みだよね!?一個だけ記念に購入なら湯呑みだよね!?
価格、稀少感(一回限り企画)、実用感、湯呑みしかない!

名古屋も比較的良席。
名古屋独特。。。客層違う。若い、そしてぱっと見ディランファンぽくない。


以下忘れたくない事。

始まると凄い歓声。意外。
名古屋オーディエンス熱い!

ボブThingsの間奏中、ドニーの方振り返って何か喋って笑ってた。
ボブがこんなに笑うなんて!
2010年のドニーとの蜜月期間思い出した。

Beyond、興奮のピアノ演奏。今回の基調は「威厳」だから、もう変な事してくれない。
とてつもないスーパーなピアノフレーズはない、、、と諦めていたけどちょっと遊んでくれた。
ボブのピアノ好きー。絶対好き。

シナトラ曲は漏れなく全部良い。

この日の自分的ハイライトはDuquesne Whistle中盤からボブまたノリだす。
前回大阪3日目はTangledで一部やってたけど、違うアクセントで歌うやつ。
あれされると狂う。
素晴らしいですね。
あんなのやる人他に知らない。
これなんていう歌唱法なのか?アップシンギングでもないし。
世界中のファンの間でこの歌い方について話し合っているはずだ。
(友人各位に問い合わせ中)

Payも歌いかたちょっと面白かった。
くるのかな。。。そろそろ来るのかな?
東京もの凄いことになりそう、、、。

この日はかなり手の動きも激しかった。
何の歌か忘れたけど後半にも両手広げ指さし下45度が出た、凄い!ご機嫌だ。

That Old Black Magic の前、That Old Black Magicとは違う音が聞こえた。
まさか。。。ここで新曲登場?
Come Rain?
それとも噂されてる新譜からのあの曲?
焦る私。
だが普通にThat Old Black Magic だった。
でもこの曲好きーーー。
きっとパンチが効いてるし客席からも喜びの反応大きいからセトリからは外れまい。
この曲の最後で珍しくボブ声出しにくそうだった?エヘン虫(若者わからんか)かなー。

もちろん名古屋でも大人気のTangledの後、知ってる人は期待してステージ凝視。
そうボブ・ディラン日本語MCコーナーだ。



ボブ「ミナさン」

-少し間- (観客からの喜びの声)

ボブ「あリがつぅーーーー」(ボブうれしそう)

(観客からの歓声爆発)

ボブ「すぐに帰ってきます(英語)」←半分推測:超早口英語部分

そしてボブと彼のバンドは足早に去っていった。




1日空けただけで格別の進化だ。
大阪2日目の「皆さん」初出の日は「???」で大騒ぎになっていたが、今回は「みなさん」と「ありがとう」の間に間を置く事によって、より劇的に、観客に驚く間を与えるかのような効果を与えている。
さすがだ。歌での間の取り方のジーニアスな才能はこんなところでも発現しているのだ!

興奮冷めやらぬ休憩。
再びロビーのグッズ売り場は長蛇の列、諦めてトイレへ、ここでも長蛇の列。
諦める。
無意味に会場内クルクル回ってる。
この会場階段多い。
諦めて席に戻りボブ友とボブを語る。

後半ボブ再登場。
毎回同じことしか書けない。
すべてが最高。
恐るべし集中力。
いろんな曲で踊ってた。毎日少しずつダンス度も上がっていってる。
2014年に主に披露してくれた首で前後にリズムを刻む系から上半身全部を揺らす形に移行していってる。


この日のThe Night We Called It A Day特に美しすぎ。

そして安定のSpirit On The Water、、、と思いきや、歌い終わったボブまさかのピアノ連打。興奮を抑えきれない観客席。
90年ロンドン 公演最終日Disease Of Conceitを思い起こさせる、猫の手連打奏法にどよめく(一部)観衆。
あー、興奮した。
もっと聴きたい。
モア、モア、モア、ギミ モア!!!

ボブのってる!
続くScarlet Townは最高。
この日のハイライトかも。最高にカッコいい。
歌い終わるボブ。
完璧。
だがボブは何故か何もないはずの床でちょっと滑って焦るのだった(超可愛い!!!)

All Or Nothing At Allも無くてはならない曲。
Oh, please don't bring your lips close to my cheekのとこから特に好き!
ノゥーノゥーって言うところも好き。
切ないけれど楽しい。
そうです、中途半端な愛はいけません。
何事も100%投入ですよね。

Longも最高。スクリーンの模様も綺麗。

Autumn Leavesの前奏時左右の脚を伸ばしてストレッチ。
もしかしてこれが素晴らしい声の秘訣か?
よく声が出るようになるとか。
気合入れてるとか。
脚が疲れたから、、、伸ばしたら気持ちいい、、、、ではないのではないか!?
ストレッチにボブの次の歌にかける情熱を感じるのは私だけか?

Blowin' In The Wind 。
ボブが一節歌いだした瞬間会場全体から大歓声が。

名古屋いい!!!!
名古屋さいこー!

いつものようにLove Sickで幕を下ろす、最後のスタオベちょっと心持ち短かったけど、ボブ超ご機嫌だと思う。

衣装は東京一日目に戻る。ダブルのステッチ、近くで見ると単なる直線ではなく少しくねった葉っぱモチーフの上下。白いシルクのシャツ・リボンタイ付き、丸い大きな方のスカーフ留め、真ん中に星が入ってる。
折り返し点、ここからまた賢いOL着回し一週間状態くるか?


名古屋開演前



個人メモ:ひつまぶし。長餅。H「ボブです」「生まれつきなんです」M田さん、2RC,左ミニスカ、T氏のタクシーこだま。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名古屋は熱いですね (kazoo)
2016-04-17 12:24:47
今回のツアーには初めて参加しました。アンコールがおわった後の皆の総立ちに震えました。最初の曲から涙が出て出て、どうしょうもなかったです。今回はこれっきりと思っていたのですが、26日の東京にも行くことにしました。なんか今回は、心からディランと一緒に歌えているような気がします。風に吹かれてで、あんなに脳内やられたことはなかったです。たまには座席もいいものですね。残りも楽しみましょう。湯のみゲットしました。案外トートも実用性あります。
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名古屋 (2525nako)
2016-04-17 19:48:39
kazooさん、コメントありがとうございます。
名古屋本当に良かったですよね。
名古屋オーディエンスも熱かったです。
今回今までのところ全て名演だと思いました。
毎回ボブは全身全霊 で歌ってくれてると感じています。
東京公演も楽しみです。

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コメントありがとう (kazoo)
2016-04-17 19:54:12
ほんとに全身全霊ですね。名古屋は前回のクラプトンもすんごく熱かったようです。土地柄せすかね。あと一回しかないのは寂しいのですが、全身全霊で聴きたいと思います。
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Re:コメントありがとう (2525nako)
2016-04-18 01:21:19
本当ですね。私も全身全霊で聴きたいです。
これが最後ではないという保証はないのだから。。。このような偉大なアーティストを間近に観ることができて本当に幸運だったと思います。感謝の気持ちしかないです。。。
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名古屋公演 (landy eliot)
2016-04-20 16:36:45
2001年に西村さんの追いかけ方でお見かけしました。
その後、同郷のMさんをご紹介して頂きました。その節はどうもありがとうございました。名古屋公演行きました。素晴らしかったですね。今のボブが最高ですね。
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Re:名古屋公演 (2525nako)
2016-04-20 20:54:24
こんにちは!
あなたはあの時の学生さんですか?
2010年Zepp近くのイタリアンでライブの後、同郷じゃないMさん達とご一緒しました?
(混線してたらごめんなさい)

ともかく、名古屋最高でしたね!
オーディエンスも前とは違うけど最高!
また日本で見れることに感謝です。
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