12月4日のアリバイ？

疑惑の額賀氏は12月4日、別の会合に出席していたらしい。

これを聞いて国民はどう思うか？

額賀氏の言うのが正しければ「そりゃーよかったね。でもほかの日はどうなん？」

こう思われることに問題がある。

つまり、端（はな）から信用されてないんだ、政治家は。

つまり、政治家というより政治屋が多すぎるんだ。

天下国家・国民を口にはするが、内実は、党利党略・私利私欲、保身に走る我利我利亡者。

疑惑を持たれても「彼がそんなことをするはずがない。何かの間違いだ。」と、強く否定してもらえるような政治家はいないのかねー。

匿名の落とし穴

　インターネットの掲示板には読むに耐えない罵詈雑言が書いてあるそうだ。
「そうだ」と書いたのは、その類のものは見ないようにしているからで、なぜ見ないかというと気分が悪くなるのみで何ら建設的でないからである。

　「国家責任と自己責任・その2」で書いた香田証生さんのときも、しかり。
「税金の無駄遣いだ。親は謝りに来い。」とまで書いたものがあったそうだ。

　言論の自由は保障されているので、どんな言論を吐こうと自由だが、匿名ではなくて、住所氏名を名乗った上で自分の考えを述べるのでなければ、言論の自由なんて存在はしないことを銘記すべきであろう。

　匿名の言論は、無責任な、人を傷つける凶器でしかない。そして何よりも述べていることに説得性もなければ、信憑性もない。

　最近は自己顕示欲の強い、劇場型犯罪志向の人間が増えてきたが、残念なことにインターネット掲示板はこのような人間のフラストレーションの捌け口と化してしまった。

　もうそろそろ、インターネットの利便性を最大限享受できるような利用法を考えないと、宝の持ち腐れになってしまうだろう。

久間疑惑は？

額賀疑惑で揺れに揺れている。

疑惑が報じられて早々入院した久間氏。

生きた心地でないかもしれないが、逃げ得は許すなよ！！

伊吹発言

テロ特措法の審議が進まないことに業を煮やした伊吹氏が、参議院不要論を述べた。

我々国民は、今までの自民党の数の暴力に業を煮やし、ねじれ国会を選択したのだ。

自民党・政府与党は、国会で過半数を占めたのいいことに、強行採決でやりたい放題。

ちょっと自分思い通りにならないと、参議院不要論をぶち上げる。

まるで子供だ。

いろんな意見があって、それを尊重しながら、最大多数の最大幸福を目指すのが民主主義だ。

今まで、この国は民主主義の仮面をがぶった一党独裁国家だっただけのこと。

これからは、少し違う様相を帯びてくるはずだ。

額賀疑惑 その２

去年の12月4日、料亭濱田家での席順まであって民主党が攻めきれてない。

額賀氏は頑強に否定している。

しかし、どちらも決め手に欠けている。

こんな時こそ、偽証罪に問われる証人喚問ではないか。

民間人なら簡単に引っ張り出すくせに、国会議員ならあれこれ難癖をつけて出さない。

額賀氏も自分の主張が正しければ、自信を持って自ら証人喚問に出て疑いを晴らすべきだ。

それができないなら、何かあると勘ぐられても仕方ない。

食の偽装

雪印牛乳が食中毒患者を出し、記者が社長にコメントを求めた。

そのときの答えが「私は寝てないんだ！！」

それに対して「私も寝てない！！」と記者が切り返した。

おかしい会話だ。

雪印の社長は、自分の会社の製品で死にそうになっている病人のことで寝ないで駆け回るのは、当然の職責。相手は寝るどころか、死にそうなのだ。

記者は、その人間を取材するのだから寝ないで「夜討ち、朝駆け」は当然の職責。

それぞれが、それぞれの職責を忘れている。

「私は寝てないんだ！！」と雪印の社長が言ったとき、「当然でしょう、それがあんたの仕事だし責任なんだから。患者は寝るどころか、死にそうなんだ。」と言ってやる記者はいなかったのか？

今、起こっているミートホープ、白い恋人、赤福、御福餅、吉兆などの食の偽装は、経営者が儲けに走って職務と責任を忘れた結果だ。

特に、吉兆の責任転嫁は甚だしい。

賞味期限の改竄も許せないが、ブランド偽装も許せない。

各産地業者が営々として築いてきたブランド・信用力を悪用し、嘘をついて3万円も4万円も取る根性が知れない。

この体質は、船場吉兆だけではないかもしれない。

偽装

一咋年の暮れの耐震偽装に始まり、食の偽装、ニチアス、東洋ゴムの耐火材偽装、果ては栗本鉄工所の高速道路橋梁強度偽装と偽装だらけ、嘘だらけ。

何を信じていいのやら。

信じるものがないのかと思いたくなる。

目先の儲けに走った結果、人間性もプライドも失くしてしまった。

そんな大人が、次代を担う子供たちをどう育てていけるんだろう？

額賀疑惑

額賀財務相　「口利き」否定　衆院財務金融委（毎日新聞）
宴席同席を重ねて否定　額賀財務相（産経新聞）
額賀財務相、「同席疑惑」再度否定＝民主は「昨年末」と追及－衆院財金委（時事通信）
額賀氏が「同席疑惑」「口利き疑惑」を強硬に否定しているが、国民はどちらを信じるか？

守屋氏は偽証罪に問われる場での証言。偽証して何の得がある。

太田氏にしても得があるとは思えない。

元々,政治家が信用されてないのだ。

それだけ今まで碌なことをしてきてないということだ。

取引業者と同席しない、口利きしないのが当たり前で、疑惑を持たれないようにするのが基本だ！！

何度でも言う。「李下に冠を正さず！！」「瓜田に履を納れず！！」

ガソリン１リッター１５０円超－ガソリン税の怪

原油価格は、以前20ドル/B、円レート120円のとき輸入CIF価格で15円。

今は99ドル/B、円レート1ドル110円で、輸入CIF価格は68円。

53円の値上がりだが、それでも1L当り68円だ。

税金は、石油石炭税2.04円、ガソリン税53.8円、消費税がガソリン税抜き価格143円として7円となり、合計62.84円/Lになる。

ちなみに、ガソリン税年間総額は３兆２０５１億円。

現在のガソリン税53.8円/Lは、1974年の4月以降「緊急かつ計画的な道路整備」のため、本則税率　28.7円/Lに加え、76年7月と79年6月の二度に渡って25.1円上乗せされたものである。

この上乗せ分は、その期限である2008年3月末に終了することになっているが・・・

商品原価の92.4％が税金だ。高い、高すぎる。こんな馬鹿な話があるか！！

しかも、税金に税金（消費税）をかける二重課税。

1970年代のオイルショックを機に、暫定措置として成立した「租税特別措置法」が、30年間以上延長されて恒久化した。

反面、小渕元内閣が恒久減税を約束した定率減税は廃止。

役人と政治家は、いったん利権を手にすると絶対手放さない。

我々国民はもっと監視を強化し、怒らなければならない。

しかし、奴らは狡猾で、巧妙に物事をわかりにくく複雑にしているが、諦めず追求することが肝心だ。

諦めたら奴らの思う壺だ。

消費税

消費税値上げは、現状況では与党に不利なため来年度以降に見送られた。

歳入が不足すれば、すぐ税金の値上げ論議。

一番狙われるのが消費税。

消費税はそのために導入されたかのようだ。

一般的に、家庭でも会社でも同じだが、「入るを計って出るを制す」

つまり、徹底的に無駄を省き、次に役員給与カット、人員削減、規模縮小などあらゆる努力を死に物狂いでやる。

なのに、政治家はすぐ税率アップに走る。

能が無さ過ぎだ。

徹底的に税金の無駄遣いを止め、議員・公務員の給与カット、人員削減、規模縮小などあらゆる努力を死に物狂いでやれ。

そして、情報公開し、不足分を国民にお願いするのが筋だろう。

筋が違うからおかしくなるのだ。

しかも消費税は、弱者の老人・子どもまで同率の不平等な税だ。

取りやすいところから取るのは安易に過ぎる。

年度末に予算消化で必死になって無駄遣いしている現状、特別会計の見直し等々やるべきことはいくらでもあるし、財源もいくらでもある。