ゴマメの歯軋り&演歌

庶民の政治的・経済的・社会的不満を綴る
記事内の敬称は省略します
ご了承ください
演歌も載せます
見てください

不適切寄付で釈明=石破防衛相(時事通信)

2007-09-30 23:02:36 | Weblog
自民 鳥取支部が国補助金企業から寄付 石破防衛相が代表(毎日新聞)
石破氏の釈明
「会社がそういうことをやってはいけないことをご存じなかった。わたしも(会社が補助金を)受けていることを知らなかった。(寄付は)お返しする」

伊吹氏と同様、「知らなかった。(寄付は)お返しする」
「知らなかった」ですむなら、法律違反で検挙される人間は、いない。
「返して」すむなら、贈収賄は成立しない!!

政治資金規正法

2007-09-29 21:18:06 | Weblog
時事通信から伊吹氏の「政治とカネ」を追ってみた。

伊吹氏側団体に違法な寄付=3年以上赤字の京都ホテルから
政治資金規正法は3事業年度継続して欠損を計上した企業が政治活動に寄付することや、それを知りながら寄付を受けることを禁じている。

赤字か聞かないのが常識=寄付の違法性を否定-自民・伊吹氏
伊吹氏は「一般社会の常識として『あなたの会社は3年続けて赤字ですか』と問い合わせることはまずないのではないか」(以上 時事通信)

なるほど、一般常識として『あなたの会社は3年続けて赤字ですか』と聞くことはない。
しかし、赤字企業から寄付を受けてはならない理由があるからこそ、その条文があるはずだ。

議員である伊吹氏が知らないはずはない。

理由の如何を問わず、法律に反すれば法律違反である。

法律に不備があれば、国民に提示し法律を改定するのが筋で、常識論で抗弁するのは見苦しい。

福田内閣の政治とカネ

2007-09-28 21:18:14 | Weblog
昨日の石破氏、渡海氏に続いて、今日福田首相、伊吹幹事長に「政治とカネ」の問題が持ち上がった。
福田氏は領収書の宛名書き換え、伊吹氏は赤字企業からの献金。
福田氏の答弁「相手に手数ををかけたくなかった」
伊吹氏の答弁「こちらは全く知らなかった」
これで納得できますか?

他に、
自民党副幹事長の菅原一秀衆院議員の2つの政治団体が平成18年の政治資金収支報告書で、寄付金など総額約4100万円の収入記載漏れをしていたことが28日、分かった。(産経新聞)
東国原知事まで…貸付金未記載、「うっかりミス」と訂正へ
佐藤ゆかり議員代表の支部、300万円不記載

「政治とカネ」の問題は根が深い。

イギリスのある地方議会が、カネの出入りをインターネットで公開していたが、そのようにやれば、不正を働く余地もなくなるだろうに・・・


福田内閣の「政治とカネ」

2007-09-27 17:13:59 | Weblog
福田首相「きちんと説明を」=石破、渡海氏が政治資金問題を報告 - 時事通信
石破氏は記者団に「(詳しい経緯は)なるべく早く、できればきょう中に報告したい」と説明。渡海氏は「公職選挙法違反との認識はないが、(寄付は)返した」と語った。 
 石破氏は、「組閣があった25日に、04年分の政治資金収支報告書の訂正を、県選挙管理委員会に届け出ていたことが分かった。訂正前は、一部が政治資金規正法違反の内容だった。(毎日新聞)」石破氏は「事務的ミス」と言うが、訂正時期がなぜ組閣の日なんだ?
 渡海氏は、国契約企業から寄付を受け、返金したとある。「公職選挙法は、国と契約関係にある企業と候補者の間の寄付の授受を禁じている。渡海氏の事務所は「(略)違法性はないと思っているが、疑義を持たれるのは不本意なので返金したい」と話している。
 同支部の政治資金収支報告書によると、寄付は総選挙公示日の03年10月28日と公示日前日の05年8月29日、各100万円あった。(毎日新聞)」
 寄付は選挙の陣中見舞いか?違法性はないと思うなら返金の必要はなかろう。

福田内閣の政治とカネ

2007-09-26 21:21:10 | Weblog
福田内閣が正式発足=政治資金「厳格対応を」-初閣議で首相
  「首相は「政治とカネ」の問題に関し「閣僚は政治資金の透明性を確保する責任が格段に大きく、厳格に対応してもらいたい。万が一、疑念を持たれる状況が生じた場合は、自ら説明責任を果たせるようにしてほしい」と述べ、信頼回復に全力を挙げるよう指示した。(時事通信)」とあるが、安倍内閣から引き続き、疑念を持たれている問題の若林氏・鴨下氏はどうする?
 もう既に「疑念を持たれる状況が生じた場合」なので「自ら説明責任を果たせるように」させるのでしょうなー。
 「背水の陣内閣」と自ら名づけ「国民の信頼回復」を明言されたのですから・・

<福田首相>「背水の陣内閣」と命名…危機感あらわ 

2007-09-26 00:36:59 | Weblog
福田首相は25日夜、首相官邸で記者会見し、自らの内閣を「『背水の陣』内閣」と名付けたうえで、「一歩でも間違えれば自民党が政権を失う」と危機感を強調した。また、安倍前首相が「政治とカネ」の問題で説明できない閣僚は辞任させる方針を示したことに関連し、故意かどうかが判断の分かれ目になるとの認識を示した。(9月25日23時33分配信 毎日新聞)
非常にいいことだ。民主党が参院選で躍進をしたお蔭、つまり民意の発露だ。
福田さん、初心忘れるべからず!!
民意を無視して、国民を敵にまわすな!!


党三役

2007-09-24 17:39:35 | Weblog
自民党の福田康夫総裁は24日午前、幹事長に伊吹派会長の伊吹文明文部科学相(69)、政調会長に谷垣派会長の谷垣禎一元財務相(62)を指名した。総務会長は二階派会長の二階俊博氏(68)を再任。(9月24日(月)15時1分配信 時事通信)
伊吹氏は政治資金規正法改正で、1円から領収書を添付すべきだとの声が上がったとき「困る、困る」と言った人物。
二階氏はグリンピア南紀に関わる黒い噂のある人物。
みんな叩けば埃が出るか?
大丈夫か?福田さん!!

何がいいか?何が悪いか?わからない!!

2007-09-23 23:14:50 | Weblog
人間万事、塞翁が馬!!」
「禍福はあざなえる縄の如し!!」

このことわざのとおり、何が幸いで、何が不孝か、
人知では計り知れないから、人生は面白い。

今日の総裁選の福田氏も、きっとそう思っているだろう。
一度はあきらめた総理の椅子だもの!!

投げたらあかん!!
明らめたらあかん!!

総裁選、真っ只中!!

2007-09-22 23:15:50 | Weblog
総裁選、真っ只中 福田氏優勢は、揺るがないか?
思えば3年前、菅氏の「年金未納3兄弟」から端を発した年金問題!!
そのとき、官房長官だった福田氏の動きを振り返ってみよう。
福田氏の今日は、2004年5月7日にあるのかもしれない。



       ザ年金(その2)    2004年5月7日  

今回は年金に群がったエライお役人に物申そうと思ったが、福田官房長官の辞任で未納問題に幕引きしそうなので、取り急ぎ物申す。


 まず最初に、前回書いたように、あなた方国会議員のセンセイ方にはなぜ督促状がいかないのでしょうか?督促状が送付されていれば、失念で未納だったという言い訳は通らない。しかも10年も20年も未納で強制執行はされないのはなぜ?


 公明党の冬柴氏が国会議員全員の年金支払い状況を発表するのは、国民に不信を増幅させるだけなのでするべきではないとのたもうたが、発表しないのはできないからであることを国民は先刻ご承知なんですよ、冬柴さん!もっと言えばあなた方、国会議員のセンセイ方を大半の国民は信用しておりませんデスよ。

 
 民主党代表の菅さん、あなたは千載一遇の惜しいチャンスをお逃しになってしまいました、おわかりになりますか?未納が発覚したとき、あれこれ言い訳しないで潔く民主党代表を辞任され、外遊しないで謹慎されていれば、我々国民はあなたに拍手喝采し、あなたの厚生大臣時代のエイズ問題で活躍された頼もしい勇姿を思い出し、いつまでもnext cabinetではあるまいにと思ったことでしょう。あなたの傍らには優秀な参謀はいないのですか?それとあなたは忠言に耳を貸さないほど傲慢になられたのでしょうか?ただ、今となっては遅きに失します。福田官房長官の後ではねぇー。このままではnext cabinet foreverですよ。


 1つ救いがあるとすれば、福田さんの辞任については潔さはなくて、未納問題に蓋をしようとするキナ臭さを我々国民は本能的に感じるからです。


 私自身は、反自民でも反民主でもありません。一党独裁の弊害をなくしたい二大政党待望論者であります。故に、現時点では菅さん、あなたの民主党に頑張ってもらいたいんですが・・・。


 2004年5月7日12時現在、未納議員は41名だそうですよ。まだまだ増えそうです。

 
 自民・公明が未納者公表に反対ならば、民主党が先に公表し自民・公明を抜き差しならないところに追い込むことです。国民も馬鹿じゃああーりませんから民主党を独りぽっちにはしないでしょう。当然、自民・公明は無論、すべての国会議員、お辞めになって我々庶民から見れば夢のような議員年金生活をなさっておられるエライ、センセイ方の公表も要求するでしょうよ、きっと。


ザ年金 その18

2007-09-22 00:42:02 | Weblog
(2007年6月10日掲載)

不明年金が先日の5095万件に加えて、更に1430万件あることがわかった。開いた口がふさがらないとはこのことだ。

 コンピューター導入に際して、1日5000タッチ以内、45分で15分休憩など、民間企業では到底考えられない労使協定が結ばれていた。

 職員数1万7000人、読み方がわからなければ、電話で確認すれば済むことだ。それをアルバイトを雇い、確認もせず宙に浮かせたまま放置。職務怠慢もいいところだ。

 5095万件を照合する費用が1000億円かかるという。社会保険庁職員の職務怠慢に起因するのだから税金でまかなうのではなく、残業手当返上で彼らに責任をとらせるべきである。

 しかし、このような彼らに任せきりでは信用できないので、信用できる指揮・監督者が必要であろう。そこまで腐りきっている、そこまで国民の信頼を失っているのだ、彼らは・・・

 昨日、長官の何某をはじめ、幹部職員3700人が、全国の繁華街360ヵ所で謝罪のビラ配りをしたと報道されたが、そんな時間があれば名寄せ、照合作業をせよとテレビに向かって叫んだ国民がほとんどだろう。謝罪なら、長官一人が、メディアを通じて、誠心誠意謝れば済む。うわべだけのパーフォーマンスはいらない、誠意を見せろ。

 自分たちの職務怠慢、自分たちのミスなのに、何十年も前の領収書をもってこい、領収書がなければ支払わない、挙句の果てに時効だ!?笑わせるな。そんな論理がよく罷り通ったものだ。入力ミスを犯し放置した上に資料台帳を破棄した結果、不明年金が生じたのだから誰が考えても未納の立証責任は社会保険庁にある。

 それを一人一人呼び出し、木で鼻をくくった高飛車な非人間的な対応。本来なら、社会保険庁職員が出向いて、謝罪し未納期間の突合せをするのが筋だろう。どうも一人一人役所に呼び出し、嵩にかかった物言いをすれば各個撃破できると考えていたフシがある。

 参議院選を意識して、最近になって安倍氏も柳沢氏も謝りだしたが、少し前までは全く他人事、果ては逆ギレ。

 自民党首脳には、3年前の年金未納事件(育英セミナー ホームページ http://www.toudai1.jp/ ザ年金 その1~その10をご覧ください)の後の参議院選の悪夢が、頭をよぎったことであろう。

  自民党も民主党も国民不在の責任のなすりあい、選挙目当ての付け焼刃、情けない。社会保険庁をここまで腐らせた張本人は、社会保険庁の管理職および長官は言うまでもなく、最終責任は監督官庁の長である厚生労働大臣、その省庁大臣を束ねる内閣総理大臣にある。責任の所在を明確にせず、責任者を罰しなかったツケが回ってきたのだ。

  不明年金の責任者の一人、正木氏の正に無責任で、他人事の発言。今また、誰も責任を問われることなく、社会保険庁解体、そして、年金支給以外にも年金支出を認める法案を自民党・公明党の与党が通過させた。

 バカじゃないのか?学習能力はないのか?同じ轍を踏むのは目に見えている。政治家の法案立案責任、法案通過責任も同じくらい重いもので、その政治責任は問われてしかるべきである。しかるに、今まで一切問われたことはない。なぜか?

 それは、自分で自分の首を絞める法案を出すわけはないから。自分のことを本人に決めさせるシステム自体が間違っている。当該人に係わる問題は、当該人と利害関係を有しない第三者に委ねるシステムを構築しないと、いつまで経っても問題の解決はない。