議会制民主主義を破壊する「つなぎ法案」撤回

あれほど強硬だった自民党が、どういう風の吹き回しか、あっさり「つなぎ法案」撤回。

その裏には何があるか？

暫定税率を廃止すれば道路ができないと脅しをかけるが、ガソリン税本則の２兆６千億円がある。

利権に群がる役人と族議員を一掃しないから、力で不要道路が造られ血税が私物化され、真に必要な道路がいつまでたってもできないのだ。

議会制民主主義の崩壊

司法・行政・立法の三権分立が基本であることは周知の事実。

それを破壊する「つなぎ法案」が自民党の手で提出されようとしている。

今まで内閣からの提出は４～５回あった。

今回は議員立法でやるという。

つまり、説明・審議不要というわけだ。

これならなんでもありだ。

衆議院で数の多いほうが好き勝手にできる。

しかも、行政府と立法府の馴れ合い。

こんな暴挙を許していいのか？

口を開けば「国民のため」と、おためごかしをいうバカ閣僚がいる。

真に国民のためなら、解散して民意を問え！！

姑息なブリッジ法案

３月で切れるガソリン暫定税率を議員立法で３ヶ月延長。

そうすれば２５円下げることなく、２兆６千億円が従来どおり使えるというもの。

自民党らしい姑息な考えである。

一旦、２５円下がったものを、また上げるのは抵抗が大きい。

故に、この奇策を考え出したという。

まさに、自民党の正体むき出しの法案だ。

はじめに２兆６千億円ありきで、それを死守する姿だ。

参議院選でねじれ国会を作り出した民意はどうする？

根本的な議論もしないで、数の暴力で国政を私物化する暴挙、断じて許してはならない。

継続か廃止かわからなければ、一刻も早く解散して民意を問え！！

それが一番すっきりする。　

「暫定」の意味

辞書には、「暫定とは正式な決定がなされるまで、仮の措置として、とりあえず定めること」とある。

ガソリン税本則２５円の上に、また２５円取るのだから「暫定」をつけざるを得なかったのだろう。

それなら一旦なくすのが筋だ。

恒久減税を暫定にし、暫定を恒久化するから国民の信頼を失うのだ。

既得権益を守るため、環境問題まで持ち出して「世界の笑いものになる」と言った閣僚。

あんたこそ世界の笑いものだ。

暫定税をなくすれば、ガソリン消費を促進し環境に悪影響を及ぼすと言うのが趣旨だが、道路を造るというのは、ガソリン消費を促進し環境に悪影響を及ぼすんじゃないのかい。

牽強付会・自家撞着の極みだ。

最初から2兆6千億円の予算ありきで、それを消化しようとするから話がおかしくなる。

地方で本当に道路が必要ならば、暫定税率を当て込むのではなく、工期・見積もりを明確にし、ガラス張り予算でやるべきである。

そうでないから、年金のように職員宿舎建設、野球のグローブ、卓球のラケットに化けるのだ。

しかも、「法に基づき問題はない」と発言し、国民感情を逆撫でするバカ大臣がいる。

反省のない男

「政府与党の閣僚が欠席しても何も言わないのに、野党だと言われるのか？」

「党の代表としての優先順位に従ったまでだ。」

「大阪府知事選応援を約束していたので反故にはできない。」

逆ギレの小沢氏の言い分だ。

牽強付会も甚だしい。

テロ特措法反対を公約にしたのではなかったか！？

それなら反対票を投じてから出かけるべきではないか。

重要法案と位置づけた採決を欠席してもいいというなら、国会議員の不逮捕特権も不要だ。

大体、議員と名のつく人種は謝るということをしない。

民主党に風が吹いているのに乗ろうとしない鈍感さ。

これではいつまで経っても政権は手に入らない。

たくさん宣伝していただいてありがとうございました

　
記者会見の後、どう感じているかの問いに対する船場吉兆の女将の言葉だ。

船場吉兆が、何故世間の指弾を受けているか全く理解していない。

自分は偽装に関与してないから社長で立て直しを図ると言ったが、４５歳にもなる息子にあれこれ指図する人間が関与してない訳はない。

反省のない人間は度し難い。

なりすまし防止のためヒントを与えるな！？

はあ？何を言ってるんだ。

元はと言えば、君たち社会保険庁の職員のサボタージュが原因じゃないか。

本来ならば、一軒一軒詫びて回って、宙に浮いた5000万件の年金を戻すのが君たちの役目だ。

それを呼び出しておいて、長時間待たせた挙句に犯罪者扱い！？

犯罪者は君たちの中にいる！

客であり、君たちの雇用主である国民を疑う前に反省しろ。

この通達を書いた者、それを認めた者を徹底的に糾明し、処罰すべきだ。

社会保険庁は、国民の預かり金を着服・横領し、何兆円も無駄遣いし、その上仕事をサボり、信用をなくした責任をどう取るのだ。

国民が信用できない国営の年金はなくし、民間に任せばいい。

民間なら必死になって管理・運営するだろうし、サービスも格段にいいはずだ。

何故なら、自分の首がかかっているから。

ガソリン税の攻防

ガソリン暫定税率が3月で失効する。

その額、２兆６千億円。

存続を声高に叫ぶのは、その権益を享受してきた政府与党、つまり、自民党・公明党だ。

1割で２６００億円、1％で２６０億円、0、1％で２６億円。

たまらんわなー、毎年、これだけ巨額な金を既得権益として動かしてきた人間が、それができないとなると・・・

だから、環境問題まで持ち出して「ガソリンを値下げすると世界の笑いものになる」とコメントを出す馬鹿がいる。

暫定は暫定であって恒久ではない。暫定というのは1～2年のことであり、数を頼んで30年も継続してきたことに問題がある。

暫定としなければ国民世論の大反対にあい、法案通過が不可能だったのだろうが・・・

自民党政権の姑息なところだ。

地方の道路整備については、計画見積もりを慎重に審議した上で別途計上し、国民の同意を得るべきもので、現在の火事場泥棒みたいな真似はやめるべきだ。

国民生活が逼迫している今日、3分の2の国民が暫定税率は廃止すべきだと考えている。

この世論調査の結果を政府与党はどう受け止める？

みのもんたの時間給３００万円！？

タモリの時間給２００万円！？とにかく芸能界のギャラは常識はずれ。

誰が支払うのか？

テレビコマーシャル代金が時間帯により、１５秒で２０万円から７０万円。

１時間にコマーシャルが４回、１回２分として６４０万円から２２４０万円。

つまり、１時間の売り上げが平均１４４０万円。

２００万人の労働者が年収２００万円以下というのに・・・

そりゃあ金銭感覚もおかしくなるわなあー。

高い料金を払って会社がテレビコマーシャルを流すのだが、それを支払うのは我々消費者なのだ。

つまり、高い高いコマーシャル代金が商品に上乗せされているのだ。

本来、コマーシャルをしなければもっと安く買えるのに、高いものを買わされている。

この仕組みを何とかしなければ、おかしな風潮がはびこる。

いや、現におかしくなっている。

自分でコケル民主党

近いところで言えば、小沢氏が新テロ法の採決に欠席。

大阪府知事選応援で大阪にいて、自分の中の優先順位に従ったと言い訳。

言動の不一致が不信感を増幅させる。

福田首相の「公約違反という大げさな問題ではない」という発言に対して、問責決議して解散に追い込めば勝機もあった。

永田氏の偽メール事件、細田氏、姫井某の不倫・・・

すべてオウンゴールの自失点だ。

自民党は何もしないで民主党がコケルのを待つ。楽な話だ。

実際、福田内閣が成立して何か実績を残したか？

小沢民主党よ、「仏の顔も三度まで」だ。心してかかれ！！