進んでるよ~
ってことで次更新予定のLike Love、冒頭部分載っけてみたり。
…あー、一応、反転してみます……
以下、----で挟んだ部分、先読み平気な方はどうぞ~。
--------------------------------------------------------
◇11月11日(土)
マグカップから立ち上る湯気。
紅茶の、いい香り。
向かい合ったテーブル。
(うーん……)
カガリは無意識に正座しながら、招き入れた少女の様子を窺った。
「ありがとうございます」
ラクスと名乗った少女はやはりたおやかに微笑んで、紅茶に口を付ける。
――ラクス・クライン。
いくらカガリが鈍感とはいえ、その名から、彼女がどこの誰かを連想出来ないほどではない。
「カガリさん」
「…は、はい」
噂によれば彼女はまだ大学生だ。
それでも、滲み出るような気品と落ち着いた身のこなしは、さすがいいところのお嬢様、といった空気を匂わせている。
アスランのことで話がある、と言っていた。
どんどん忙しなくなる心臓を必死で宥めながら、あらゆる事態を想像する。
彼と自分を結びつけてここへ来たのだ、感情の度合はともかく、二人が頻繁に会って遊んでいることくらいは調べたのだろう。
「単刀直入に申し上げますわ」
手を切れ、と言うのだろうか。
親の勝手な引き合わせといえど、彼の会社での評価を聞けば少なからず興味を惹くと思われる。
まして、年若い少女なら、なおさら。
彼に憧れを抱き、彼の隣を独占したがるのも無理はない。
そうなれば。
カガリの存在は、軌道を邪魔するものと認識されても文句は言えないのだ。
言えない、けれど。
(……それって、やっぱり)
納得出来る、ものでもなくて。
自分にはアスランと過ごしてきた時間がある。言葉が、触れ合った熱がある。
それを、降って沸いた他人に丸ごと奪われる理由など。
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こんな感じです(ちょっとウソつき)
いま、この倍くらいの文量。仕上がりは…4倍分くらい、かなぁ
寒さに震えながらぽちぽちやってます。さむすぎる…
とりあえずもう寝支度しなくちゃならんのでこれにて!(置き逃げ)
ってことで次更新予定のLike Love、冒頭部分載っけてみたり。
…あー、一応、反転してみます……
以下、----で挟んだ部分、先読み平気な方はどうぞ~。
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◇11月11日(土)
マグカップから立ち上る湯気。
紅茶の、いい香り。
向かい合ったテーブル。
(うーん……)
カガリは無意識に正座しながら、招き入れた少女の様子を窺った。
「ありがとうございます」
ラクスと名乗った少女はやはりたおやかに微笑んで、紅茶に口を付ける。
――ラクス・クライン。
いくらカガリが鈍感とはいえ、その名から、彼女がどこの誰かを連想出来ないほどではない。
「カガリさん」
「…は、はい」
噂によれば彼女はまだ大学生だ。
それでも、滲み出るような気品と落ち着いた身のこなしは、さすがいいところのお嬢様、といった空気を匂わせている。
アスランのことで話がある、と言っていた。
どんどん忙しなくなる心臓を必死で宥めながら、あらゆる事態を想像する。
彼と自分を結びつけてここへ来たのだ、感情の度合はともかく、二人が頻繁に会って遊んでいることくらいは調べたのだろう。
「単刀直入に申し上げますわ」
手を切れ、と言うのだろうか。
親の勝手な引き合わせといえど、彼の会社での評価を聞けば少なからず興味を惹くと思われる。
まして、年若い少女なら、なおさら。
彼に憧れを抱き、彼の隣を独占したがるのも無理はない。
そうなれば。
カガリの存在は、軌道を邪魔するものと認識されても文句は言えないのだ。
言えない、けれど。
(……それって、やっぱり)
納得出来る、ものでもなくて。
自分にはアスランと過ごしてきた時間がある。言葉が、触れ合った熱がある。
それを、降って沸いた他人に丸ごと奪われる理由など。
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こんな感じです(ちょっとウソつき)
いま、この倍くらいの文量。仕上がりは…4倍分くらい、かなぁ
寒さに震えながらぽちぽちやってます。さむすぎる…
とりあえずもう寝支度しなくちゃならんのでこれにて!(置き逃げ)