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名古屋ー苫小牧 日本最長フェリー乗船記ー1 名古屋のダルバートは突然に! ゴルカ@名古屋駅前
の続きです。
時間は17:00。こちらは名古屋駅の栄えている方の出口より徒歩5分・・名鉄バスセンターです。
ここから名古屋港までの太平洋フェリー連絡バスがあるとのことで、それに乗車するためにやってきました。
このバスにさえ乗れば間違いなくフェリー出港に間に合うのと、車内アナウンスによると事故渋滞などでこの連絡バスの到着が遅れた場合は、なんと!フェリーの出港も遅らせるとのこと・・・・。スゴイ!!
ランチは絶品ダルバートを頂いた後は、14時から16時40頃までリモート勤務し、フェリー内で食べる夕食の調達を名駅デパ地下で調達、バス待合室とバス移動中(※なんとWifi完備!!)にリモートワークの追込みです・・。
あ・・言い忘れていましたが、名古屋のカフェでリモワ中に次男坊と合流しています(笑)
このオトコ、今回は平日も含むので連れて行くのは辞めようと思っていたんですが、どーも神奈川県の高校入試の日程とバッティングして高校がお休みなようで、絶対に一緒に行きたい!ということでした。
そんで名古屋港に18:30までに来いと言って、予め¥12,000を渡しておいたんですが、時間のある彼は「ぷらっとこだま」で節約してゆっくり名古屋駅まで来たそうです。
所要時間40分、料金@¥690で無事名古屋港に到着しました。
バス車内は大体15名~20名程度だったかな。連絡バスで徒歩乗船の方・・大体8割は占めると思いますので、今日のフェリーも快適に過ごせそうです。
ちなみに本日乗船予定の太平洋フェリー「きそ」ですが、旅客店員は768名です!(笑)
名古屋港ターミナルに着いて、「きそ」が見えるんですが、いや・・まぁ・・呆れるほどデカイっすね(笑)
写真では判りづらいんですが、いや流石・・日本最大級・・!!
フェリーターミナルは東京の有明を彷彿とさせる古い公営企業的な作りですね。
最初に検温と健康チェックがあって、そこからの乗船手続きとなります。
ダイヤモンドプリンセスの事項があって、「船」へのコロナ対策がかなり厳しい情勢となり、業界的にその対策がそのまま継続しているようです。
無意味・・とまでは言いませんが、感染防止対策として本当に効果があるのかは甚だ疑問なんで、個人的にはやって効果が出ないものは辞めるのが良いと考えています。
日本人って、やって効果が出ないものを「やり方が不味いはずだ」とか「厳密にやってないからだ」と言って、さらに対策を強化して取り組む傾向があります。
「負け」を認めたくないので、その目的の達成よりも「やるべきことをやった」、「対策をやった」というプロセスを評価するんですよね。
コロナ対策ってビジネスと違って、そのプロセスにそもそも意味はなく、効果と結果のみで測られるのが合理的と考えています。従ってマスク着用も含めて、結果的に効果がなかったものはどんどん辞めて、コロナ前の日常に戻すべきと個人的には考えています。
個人的には既に家族全員罹患したしね・・!!負けですよ・・負け・・・。
太平洋フェリー乗船時のポイントは、Web決済の場合、事前決済に使ったクレジットカード原本がないと乗船できないことです。
本人確認に利用しているのですが、これ・・チェックのプロセスを見ていて気付いたんですが、係員さんカード券面のカード番号で照合していましたね。
これが何を意味するのかと言うと、完全なNL(Number Less)カードの場合どうすんだろ??ということです。
私は最近三井住友のNLにメインカードを切り替えたんですが、券面裏面にカード番号が記載しているタイプをチョイスしています。
その裏面の番号と係員画面に表示されている番号を照合していたので、完全NLカードだと厳しいかも知れません。
無事チェックインを終えて、ターミナル2Fから本日乗船する「きそ」を改めて撮影しました。
「きそ」の全長は199.9メートル。総トン数は15,795トンです。
船舶免許保持者なら大体判るこの全長問題・・。太平洋フェリー「きそ」の全長も199.9mとなっており、普通に考えるとなんかの事情があって200mを超えないように造船されたと想像できます!
はい!コレ試験にでますからね・!!(笑)
海上交通安全法 第2条 ね! これで全長200m以上の船舶は「巨大船」と定義されて、外海は良いんだけど、主要港にアクセスするためには日本国内の航路、はい・・!!これも試験に出ますが、「浦賀、中ノ瀬、伊良湖、備讃瀬戸、水島、来島海峡」の航路を通る際には規制が出てくるんですよ。
夜間航行禁止とか、視界が悪いと航路外で待機とか・・。
そうすると物流が止まっちゃうフェリーにとっては致命的なんで、日本国内では全長200m以下に抑えるのが通常となっているのです。
さて、フェリーターミナルに居てもしょうがないんでとっとと、乗船しましょう。
これがチケットなんですが、なぜ・・今回・・こんなに平日勤務もリモワも頑張って名古屋まで来たかと言うと、チケットに記載がある金額・・見えますか?
¥15,600と書いてありますが、コレ・・独りの料金じゃないんです・・2人分の価格なんですよ。
名古屋から苫小牧までの運賃としても1人¥7,800はかなり破格ですが、大好きなフェリーに40時間も居れて、お風呂も入りたい放題、寝たい放題で¥7,800ですからね!
これだからフェリー旅は辞められません・・。
(※嫁さんからは横浜から名古屋に行くのに@¥10,000以上、苫小牧から千歳へ移動してそこからの飛行機代で@¥20,000位掛かっているのを突っ込まれましたが、それは無視します(笑))
正規料金だと、名古屋ー苫小牧は @¥15,600ですが、WEB予約の「早割り」というのがあって、人数限定なんですが1か月以上前の予約・決済で最大50%引きになるのを最大限活用させていただきました。
物流ならまだしも北海道へのフェリーは札幌雪祭り時期を除いて、冬季旅客ってのは閑散期ですからね。特に2月、3月は狙い目ですよ。
乗船後はまず最初にまっさきに寝床・・に向かいます。
今日はS寝台という下から3番目のクラスを予約しました。
太平洋フェリーはその大型船舶を利用して、個室が多数装備されているんですが、下はカーペットスタイルの2等和室から、2段カプセルホテルタイプの「B寝台」、そして1段カプセルホテルタイプの「S寝台」と下級クラスバリエーションも豊富です。
今回我々が予約したS寝台ですが、536というブロックで、S寝台が16ブース用意されていました。
こんな感じで、1段ベッドの割と背の高い半個室ブースが寝台となっています。
この旅程でこの536ブロックにお客が満室・・ってことは全然なくて、結果的に見た感じ我々を含めて6名程度しか埋まってなかったです。
我々は奥2つが割り当てられましたが、手前2室は最後まで空席でした。
枕は良かったのですが、キルトケットがちょっと薄いかな・・。
船内は完全に空調が効いているものの、もうちょっと厚みのある暖かさが欲しいキルトケットでした・・。
あと、シーツももう1枚欲しいですね。
装備的に感心したのがこのタオル掛けフック。
下級船民である我々は、お風呂に入るときに薄い手ぬぐいというか、ペラペラの小タオルを持参しているのですが、入浴後にそのタオルを洗面所で洗って水気を絞ってここに掛けておくのです。
そうすると数時間で乾くので再度の入浴の際にとっても便利でした。
室内には蛍光灯があって、その下部にコンセントも完備されています。
流浪のリモートワーカーの私は常に電源延長ケーブルと分岐タップは持ち歩いていますので、充電環境もバッチリです!
個室内にはTVもあって、その上部は物置になっています。
上部左側にはハンガーが2個完備されており、衣類を掛けることもできます。
こういう細かい作りは素晴らしいです。
ただ、このご時勢・・個室にTVが必要か?と言われると、個人的には全く見なかった・・・デス。
前回のフェリー旅行記にも記載しましたが、スマホ全盛の時代、フェリー船内は外海に出るためインターネット接続はできなくなりますが、そのためにNetfrixの映画や、今回はebookのコミックをダウンロードしてきてますので、TVは観ないですし、結局就寝時以外は船内の豊富な共用スペースで過ごしていてそこにもTVがありますんで、部屋内には不要なのでは・・?と思っております。
ブロック毎に清潔で大型のゴミ箱も完備されており、ゴミ捨てストレスは全くないのもフェリー旅の魅力です。
さて、この後は船内散策に行きましょう!!
つづく・・・。
ここが最高にツボでした。
しっかし、お詳しいですね。
しかしコロナ、今ころになってワクチンは害があったとかなんていうかホントいきあたりばったりだったんですね〜(T_T)
次にフェリーに乗ることがあれば、全長に注目してみたいです。
絶対に一緒に行きたい! とは嬉しいお願いですね(^O^)/