先日、20年ぶり位にアイリッシュ関係の友達と再会した。
そこで昔話に華が咲いた。
彼女は結婚して、子育てに追われてすっかりアイリッシュシーンから遠のいていた。
昔を懐かしんだ。。。
彼女が言う。
『昔はさ~、ただアイルランドが好きな人が集まってたねー』
『パブに行けばいつもの顔があって、いつでも会えて、
踊って、演奏して、それだけで楽しかった』
たしかに、肩書きとか関係なくただただアイルランドやアイルランドの音楽が好きな仲間だった。
今はもうアイルランドも有名になって、ギネスもどこでも飲めるようになった。
当時からは想像し得なかったな。
20年前はアイルランドと言えば飛んでって情報収集!
とにかく何もない時代だったから。。。
アイリッシュパブも大阪のマーフィーズ、六本木のパディ、、、
ギネスなんて生なんて夢、缶すらなかった。
アイルランドファンも小さなコミュニティで皆知り合い。
みーんな、アイルランドが大好きで、音楽やダンスが好きで、
ありとあらゆるアイルランド関連のものを広い集めてた。
もちろん、ワーホリもないし飛行機代は高いし、コミュニティも・・・だから今の人は本当に恵まれているなーと思う。
今はワーホリもあるし、格安チケットもあるし、パブもそこらじゅうにあって、ギネスも飲める。ライヴもセッションも。。。
それってベース(土台)をつくってきてくれた人が居るってことなんだよね・・・。
パレードも初めは本当に少人数で風船持って歩いてて歩行者に変な目で見られるくらいの規模だった(>_<)
それがどんどん大きくなって今ではなんと1,000人以上の規模!
ライヴは守安さんやマイクさんたちから始まり、私も1998年くらいからやらせてもらうようになった。
皆、アイルランドの良さを知ってもらおう、楽しさを分かち合おう、
そんな気持ちで演奏していた。
全てが人と人とのつながりだった。
関わりだった。
彼女はずっとアイリッシュシーンで今もダンスや音楽をやっている私を羨ましいと言った。
いやいや、昔と今は違うんだよ、と説明。
今の状況を告げ、単なるアイリッシュオタクにはとてもツライ時代です、と・・・。
ライヴを始め、今は商業的にビジネスとして金儲けの一つとして、という側面がほとんどになってきた。
(金儲けが悪いと言ってるわけじゃないよ。ビジネスになることで広まっていくのだから)
アイルランドが好き、という人に限定されないくらい大きな市場になった。
ニッチな産業に一つのビジネスとして参加する若者たち・・・
(私たちなんてそれを仕事にしようなんて思いもしなかったものね!そりゃそうか、単なるアイリッシュファンだものね(笑))
まあ、確かに昔から見てきた人間には疎ましい気持ちも無きにしも非ずだけど、それは仕方ない。でも、やっぱり愛がないのを感じられると非常に悲しくなるよ(+_+)
ただ、ここまでの枠、土壌があるというのは
先人たちが居たからこそ、というのは忘れたくない。
私もとても先輩方に感謝している。ダンスも沢山の人のおかげ。。。
そして、金儲けではなくそれらを継続してくれている人にも。
(決して、非営利が偉いって話じゃないよ)
この状況があるのはそれを継続してきた人が居るからこそだから・・・
もう一度言うが金儲けが悪いと言ってるのではない。
むしろ、金銭が絡まないでレベルが下がってしまうのは良くない。
重要なのは、昔の人と今の人の違い。
昔は関係性ありきでそこにギャラが出る、
今はギャラがあるから関係する。。。感じがする。。。
真逆。。。
昔は皆が共存するということを常に意識してきた。
誰かがやっている枠を取らないように、義理を通したり、、、という無言のマナーがあった。皆がそれぞれのことを思いやっていた。
まあ、実力でなら仕方ないが「私たちはギャラ要りませんから」とか知り合いの枠に営業するってケースもあるみたいだからね~。。。昔では考えられないよ。
ギャラが欲しくてやっているんじゃないって(+_+)
でも、プロが、プロ市場になって、ギャラありき、になっているんだよね~。。。
それはそれでいいのだけど、でもそれが当たり前で居れるのは土台があるからこそ。
まあ、目的も求めているものもすべて違うのかもしれない。
とにかく20年前10年前はアイリッシュのプロなんて居なくてさ・・・・
楽しかったね~~~
と、熱く語った夜だった。
どんな世界も追求する人も居れば、そうでない人も居る
好きなものだからこそきちんとした本来の姿を伝えるべく責任を担っている。
単に人前に出たいという人も狭い世界だからレベル関係なく苦労なく簡単だ。
私だって、そうですよ。
人数少ないから首相官邸のパーティーで踊ることできた。すごーいとか言われるけど単に人口が少ない世界だから、、、そんだけ。
それはさておき、個人的な古い人間の勝手な想いだが何が大切かと言えばやはり縁や義理や人との心のやりとりだと思う。
アイルランドに関しては特にこの人との関わり、つながりって言うのが非常に音楽やコミュニティに反映している特殊な部分があると思う。
代々とか家族とかフレンドシップとか・・・
だからこそ、彼らのパッションや魂を外国人である日本人として、
敬意を持って表現させて頂くことを誠実に行って行きたいと常に心に刻んでいる。
こんなこと言ってるから怖いとか敬遠されちゃうのかなー(笑)
だって、アイルランドが大好きなんだもん!!!許して!(笑)
そこで昔話に華が咲いた。
彼女は結婚して、子育てに追われてすっかりアイリッシュシーンから遠のいていた。
昔を懐かしんだ。。。
彼女が言う。
『昔はさ~、ただアイルランドが好きな人が集まってたねー』
『パブに行けばいつもの顔があって、いつでも会えて、
踊って、演奏して、それだけで楽しかった』
たしかに、肩書きとか関係なくただただアイルランドやアイルランドの音楽が好きな仲間だった。
今はもうアイルランドも有名になって、ギネスもどこでも飲めるようになった。
当時からは想像し得なかったな。
20年前はアイルランドと言えば飛んでって情報収集!
とにかく何もない時代だったから。。。
アイリッシュパブも大阪のマーフィーズ、六本木のパディ、、、
ギネスなんて生なんて夢、缶すらなかった。
アイルランドファンも小さなコミュニティで皆知り合い。
みーんな、アイルランドが大好きで、音楽やダンスが好きで、
ありとあらゆるアイルランド関連のものを広い集めてた。
もちろん、ワーホリもないし飛行機代は高いし、コミュニティも・・・だから今の人は本当に恵まれているなーと思う。
今はワーホリもあるし、格安チケットもあるし、パブもそこらじゅうにあって、ギネスも飲める。ライヴもセッションも。。。
それってベース(土台)をつくってきてくれた人が居るってことなんだよね・・・。
パレードも初めは本当に少人数で風船持って歩いてて歩行者に変な目で見られるくらいの規模だった(>_<)
それがどんどん大きくなって今ではなんと1,000人以上の規模!
ライヴは守安さんやマイクさんたちから始まり、私も1998年くらいからやらせてもらうようになった。
皆、アイルランドの良さを知ってもらおう、楽しさを分かち合おう、
そんな気持ちで演奏していた。
全てが人と人とのつながりだった。
関わりだった。
彼女はずっとアイリッシュシーンで今もダンスや音楽をやっている私を羨ましいと言った。
いやいや、昔と今は違うんだよ、と説明。
今の状況を告げ、単なるアイリッシュオタクにはとてもツライ時代です、と・・・。
ライヴを始め、今は商業的にビジネスとして金儲けの一つとして、という側面がほとんどになってきた。
(金儲けが悪いと言ってるわけじゃないよ。ビジネスになることで広まっていくのだから)
アイルランドが好き、という人に限定されないくらい大きな市場になった。
ニッチな産業に一つのビジネスとして参加する若者たち・・・
(私たちなんてそれを仕事にしようなんて思いもしなかったものね!そりゃそうか、単なるアイリッシュファンだものね(笑))
まあ、確かに昔から見てきた人間には疎ましい気持ちも無きにしも非ずだけど、それは仕方ない。でも、やっぱり愛がないのを感じられると非常に悲しくなるよ(+_+)
ただ、ここまでの枠、土壌があるというのは
先人たちが居たからこそ、というのは忘れたくない。
私もとても先輩方に感謝している。ダンスも沢山の人のおかげ。。。
そして、金儲けではなくそれらを継続してくれている人にも。
(決して、非営利が偉いって話じゃないよ)
この状況があるのはそれを継続してきた人が居るからこそだから・・・
もう一度言うが金儲けが悪いと言ってるのではない。
むしろ、金銭が絡まないでレベルが下がってしまうのは良くない。
重要なのは、昔の人と今の人の違い。
昔は関係性ありきでそこにギャラが出る、
今はギャラがあるから関係する。。。感じがする。。。
真逆。。。
昔は皆が共存するということを常に意識してきた。
誰かがやっている枠を取らないように、義理を通したり、、、という無言のマナーがあった。皆がそれぞれのことを思いやっていた。
まあ、実力でなら仕方ないが「私たちはギャラ要りませんから」とか知り合いの枠に営業するってケースもあるみたいだからね~。。。昔では考えられないよ。
ギャラが欲しくてやっているんじゃないって(+_+)
でも、プロが、プロ市場になって、ギャラありき、になっているんだよね~。。。
それはそれでいいのだけど、でもそれが当たり前で居れるのは土台があるからこそ。
まあ、目的も求めているものもすべて違うのかもしれない。
とにかく20年前10年前はアイリッシュのプロなんて居なくてさ・・・・
楽しかったね~~~
と、熱く語った夜だった。
どんな世界も追求する人も居れば、そうでない人も居る
好きなものだからこそきちんとした本来の姿を伝えるべく責任を担っている。
単に人前に出たいという人も狭い世界だからレベル関係なく苦労なく簡単だ。
私だって、そうですよ。
人数少ないから首相官邸のパーティーで踊ることできた。すごーいとか言われるけど単に人口が少ない世界だから、、、そんだけ。
それはさておき、個人的な古い人間の勝手な想いだが何が大切かと言えばやはり縁や義理や人との心のやりとりだと思う。
アイルランドに関しては特にこの人との関わり、つながりって言うのが非常に音楽やコミュニティに反映している特殊な部分があると思う。
代々とか家族とかフレンドシップとか・・・
だからこそ、彼らのパッションや魂を外国人である日本人として、
敬意を持って表現させて頂くことを誠実に行って行きたいと常に心に刻んでいる。
こんなこと言ってるから怖いとか敬遠されちゃうのかなー(笑)
だって、アイルランドが大好きなんだもん!!!許して!(笑)