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限度額適用認定証が届く

2010年08月20日 | Weblog
2010年6月25日
なんだか大事そうな封筒が届いた。
中を見てみると、限度額適用認定証という名前の
紙の保険証みたいなのがペランと入っていた。

申請書を出しておけば、
自動的に限度額で請求されるのかと思ったけど
どうやらこの認定証を病院に見せるらしい。
ということで、これも病院に持っていくクリアファイル行き。

そして今日は保険のおばちゃんにもTEL。
っていっても、高校の同級生なんだけどね。
前回の菊地病の時は保険でなかったし、
今回もゼンゼン期待してないけど、
一応言っておこうかな・・・と。
しばらくしゃべってないし。
すると多分一時金も出るし、入院給付金もでる。
それに甲状腺は女性疾病になるらしく特約対象でもあるんだとか。
知らなかった・・・。
細かい金額はまた後でってことで、
とりあえず、手術名と病名を聞いてこいと言われました。

書類が届く

2010年08月20日 | Weblog
2010年6月15日
先日派遣会社から届いた書類。
傷病手当申請書と
健康保険高額療養費支給申請書と
健康保険限度額適用認定申請書。

傷病手当申請書は、手術や治療のために3日以上仕事を休まなきゃいけない場合、
4日目から支給されるお金を申請するための書類。
金額は通常の60%になるけど、こりゃ助かります。
この書類には担当医の証明が必要になり、
手術後にお願いして書いてもらうことになりますので、
入院するときに持ってくクリアファイルに入れときます。

健康保険高額療養費支給申請書と健康保険限度額適用認定申請書は
同じ封筒で届いたけど、どっちか一つでいいらしい。
健康保険高額療養費支給申請書は、病院で最後に治療費を支払うときに
とりあえず、自分で全額支払っておいて、後で、限度額を超える分のお金を
返してもらうのに必要な書類。
で、これは入院してる同僚から教えてもらったことなんだけど、
今までは上のやり方だけだったんだけど、
平成19年からあらかじめ申請しておけば後から返って来る分を最初から
差し引いて請求されるため、限度額+実費(パジャマ代とか)だけ
準備すればよくなったそうな。
っていうか、最初からそうしろよなって感じだけどね。
で、そっちの申請書が、健康保険限度額適用認定申請書。
もちろん私もこっちをお願いするので、
健康保険限度額適用認定申請書に必要事項を記入してすぐに返送しました。

私は派遣社員で健康保険も派遣健康保険組合とかってやつだから、
一般会社員とか国民健康保険とかとは違うかもしれないけど、
大体こんな感じでしょう。

外科の先生の診察

2010年08月03日 | Weblog
2010年6月11日
午前半休を取った。

午前10時ころ、ダーと共に診察を受ける。
先生は少し浅黒く細長い顔をしてて、輪郭は明石家さんまみたい。
歯は出てないけど、すごく滑舌が悪くて、
声も張れてないから、何度か聞きなおした。
でも、手術のこと、甲状腺のこと、
悪性の可能性のこと、これからのスケジュールのこと
などなど、この細かい私が一つも聞くことがないくらい、
すごく丁寧に説明をしてくれた。
これはすごく私を安心させてくれて、
やった方がいいやって思わせてくれた。

聞いたことをすぐ忘れてしまうので、
MP3で録音したのだが、
声の小ささに滑舌の悪さで、まったく何を言ってるのか、
判明できなかったけどね。

実際に切る場所を教えてくれたり、
エコーの感じから恐らく悪性ではないと思われると言われたり、
実際の手術の手順を教えてくれた。
全身麻酔になること、
切除した腫瘍をすぐに細かく病理検査して
もし悪性だった場合、リンパ節を郭清すること、
その時間は大体30分くらいだってこと、
悪性だとガンということになるが、
甲状腺のガンは他のガンとちょっと毛色が違い
すごくゆっくり進行するもので、
見つかってもリンパの郭清や薬で治療ができること、
などなど。

手術日もこのときに決定。
6月はもう無理ってことだし、
職場の同僚が一人入院予定なので私も無理。
で、最初7月12日入院で14日手術予定だったが、
15日16日が学会で不在になることが判明して、
術後すぐに先生がいないのは不安だったので、
1日早くして11日の日曜日に入院して、
13日に手術と決定。
約1週間入院し、自宅療養がその後1週間とのこと。
2週間お休みしなきゃいけない。

仕事は派遣社員3人で回している部署。
その中の一人が6月半ばから入院の予定。
彼女も1週間入院で1週間自宅療養で、2週間の予定。
示し合わせたように、2ヶ月続いて2週間の病欠。
いままで入院した人すらいなかったのに・・。
もう一人の彼女に頑張ってもらうしかない。

私はそのまま職場へ直行し、
まず他の二人にこの話をして、お願いした。
前から持ってる腫瘍は毎年検診してたし、
話してもあったので、スムーズにいった。
次には主任。
とりあえず、今すぐどうこうなる緊急手術的なものではなく、
将来的に考えての手術であること、2週間休むことなどをお願い。
その次は派遣元の担当者。
ここでも同じように説明し、
傷病手当や高額医療手当の手続の書類の手配依頼。
運よく(?!)じゃないけど、
同僚の彼女が入院することになっていたお陰で、
担当者もスムーズに申請手続きを行ってくれた模様。
それに彼女から高額医療の申請をあらかじめすることで
限度額以上の入院費用を用意しなくてもいい制度など、
私にはまったく疎い部分の情報をもらえたのは、
本当にありがたかった。
どうやら彼女は以前、総務系の仕事をしていたようで、
詳しいっていうのも、あったらしいけど。

実は今年の夏、
7月、8月は遊ぶ予定をそれぞれ入れていた。
どちらも同じ友達と過ごす予定になっていたが、
別の友達の家に遊びに行く予定もあったりして、
それら全てがキャンセルになることになった。
まずは、すぐに友達に連絡。
つい先日も来たるその遊ぶ予定の話で楽しく盛り上がっていたのに、
とっても申し訳なくって。
でも、彼女は
「そんなのはいつだっていけるんだから、まずは体を治してからっ!」って
言ってくれた。スマン。

それから泊まらせてもらう予定だった
友達二人にも連絡。
押さえていたAIRやホテル、レンタカーも見事にキャンセル。
ふぅ~苦労して取ったんだけどなぁ~。

遊んだ後でもゼンゼン良かったんだろうけど、
取らなきゃいけないものを持ちながら遊んだってねぇ~。

夜になって、ダーと二人、
とりあえず、先生から聞いたことを
あー言った、こー言ったと繰り返しながら、
自分達自身で確認するように話をした。
やっぱりダーも「ガン」っていうワードにはちょっと
ビクンってしたらしい。

内分泌の先生の診察

2010年08月03日 | Weblog
2010年6月8日
1年に一度の定期検査が内分泌の先生ではなく、
なんだか納得いかない診察だったので、
改めて内分泌の先生が外来担当の時に受診。
もちろん健康診断で借りてきたレントゲンも持参。

この病院に3人いる内分泌の先生の中で唯一の女性の先生。
初めて受診する。

強烈だった。
恐らく40代後半から50代前半。
髪の毛は多分天パーでグリングリンと暴れている上に40%が白髪。
色白で細面でスルッとした顔つきにキレイな一重のでつぶらな目。
しかしそのまぶたには緑と青のくっきりした2重奏。
思わず、このメイクにしばし心奪われる。

この先生。
非常に淡々と事実を確認。
そして


「3cm越えてますね。
去年からみるとそうでもないけど、
最初の年からみるとかなり大きくなってるし、
2006年くらいから存在感が大きくなっている。
このままでいくといずれは取ることになると思うので、
今とってもいいと思います。
3cmあれば、外科も断らないと思いますし・・・」


驚いたことが二つ。
一つは、「えええええっ!?手術ってこと?」。
ナットク行かないなんていって再診してもらったくせに、
切除するなんてことはちっとも覚悟してなかった。
ちっ。油断した・・・。

次に同じ病院の先生なのに、
外科に対しての感じがまるで別病院。
総合病院といえども、科が違えばそういうものなのね。
その証拠に、外科へは内科から紹介状を書いてもらうのよ。
電子カルテは共有できるけど、
このアイシャドウ先生と外科の先生が話をしたりすることは
ないんだろうね、きっと。
だからなのか、
「もし手術を別の病院で希望されるのであれば、
そちらへ紹介状を書きますので言って下さい」だって。
普通そういうのって、こっちが何か聞いてからの回答だよね。
わたし何にも言ってないのに、そういうことを言うのは
何か原因でもあるのかと思ったから、診察後看護士さんに聞いてみた。
「他の病院で手術される理由ってなんなんですか?」って。
家に近い病院だったり、以前手術してもらった先生がいる病院だったり、
なんだそうな。
思わず不安になり、「この病院の外科でやってもいいんですよね?」
「もちろんです。ここの外科ならコレまでの診療記録などが分かるし、
何かの時にはすぐに内分泌の先生に聞くことができます。」
ですよね。フツーこっちの方がメリットあるはずよね。
なのに、他の病院OK的な発言をしょっぱなからするもんだから、
いろいろ不安になっちゃうじゃないのぉ~。

というわけで、
同じ病院で手術することになりました。

アイシャドウ先生曰く、
「(エコーの写真を見ながら)腫瘍の左上の方に、
ポコンと出ているところもある。
以前の針で細胞を取って良性とでているが、
甲状腺の場合、腫瘍の場所によって違うこともあり、
腫瘍を摘出して病理検査を行って初めてガンと分かる場合もある。」

ガンって言葉にやっぱりドキンとする。
もしかしたら、ガンかも知れないってことだよね。
そんな表情を読み取ったのか、
「このエコーの感じでは恐らく悪いものではないと思いますが、
いずれ大きくなればその分傷跡も大きくなるのでねぇ」

最近の先生は「○○しなさい」とかあんまり言わない。
あくまでも促す感じで、決定は患者にさせるスタンスだ。
まぁ以前と違って、先生さまさまと何でも言うことを聞くという人は減ってるし、
何かといえば医療ミスを指摘されるのだから、
まぁしょうがないんでしょうけど。
たかだか5分ほどの説明で、手術するかどうかの判断を
知識のない患者が出来るわけもなく、
やっぱり先生の判断をしりたいわけだよね。
だから私はこういう時、「先生だったら○○するっ?」って聞くことにしてる。
で、今回も聞いてみた。
すると、「仕事など手術できるタイミングが合ってるのであればする」って言った。

・・・・手術することに決めた。

「次は家族と一緒に火・水・金のいずれかにいらしてください。
その前に一度電話で予約して下さい。」

ダーに手術と言ったら動揺するだろうな。
なるべく、衝撃を少なくなるようにダーに告知。
「まぁいつでもいいんだけど、取った方がいいモノがあるんだったら、
早めにしたいからさぁ~」なんて言って。
まぁ細かい話は、ちょっとずつ地面を固めるようにしていきましょう。


翌6月9日に病院へ電話して、
2日後の6月11日に夫を連れて、
外科の外来を受診することにきまった。