入院8日目・・・退院

昨日の夜は眠れたけど、
顎下のしびれている感じの部分がなんだかウズウズ。
感触が戻ってきているんだろうか・・・。
ユーコちゃんに聞いてみるけど、
彼女にはそういった感じはないんだって。

でも、彼女の傷位置は、
わたしより随分上。
どうやら、首のしわに合わせて切ってくれたようです。
感謝。

今日の退院は午前中の予定です。
午後からでもいいって言われたけど、
一刻も早く下界に出たかったからね。
回診の後に退院です。


最後の朝ごはんを食べて、
荷造り開始です。
ユーコちゃんは午後からだけど、
それでも一緒にバタバタと始めます。

11時過ぎ。
ダーのお迎えでいよいよ退院。
長いようで短かった1週間。
なによりも同じ日に入院、同じ手術、同じ日に退院と
まるで双子のようだったユーコちゃんの存在はでかかった。
どれだけ心強かったことか。
下界の酒場での再会を約束してお別れしました。

結局、執刀してくれたN先生や、
チームリーダーのS先生には会えなかったけど、
問題はなさそうなので、OKです。


下界最初のランチは、
ジャンクめしが食いたーい！！ってことで、
お好み焼き・焼きそば・ビールで
一番最初の退院祝いをいたしましたっ。

入院7日目・・・術後4日目

昨日の夜は、まったく眠れなかった。
っていうのも、夜勤の看護師男女の話し声や笑い声がずーっと
夜の廊下に響いてたから。
最初は入院患者がダダこねてるのか思ったけど、
ずーっと続いているので、
ナースステーションでの話し声だと分かった。
まぁ大変なお仕事だし夜中に暇なんでしょうけれども、
衣擦れの音さえ気になるような静けさの中、
小さい声でしゃべってるつもりなんでしょうが、
すっごく耳障りだったのよ～。
思わず１階ロビーにある「皆さんの声」に投書してしまいましたわ・・・。
だから今日はすごく眠い！

７時１５分、採血。
これでなにもなければ明日退院予定。



おでぶちゃん先生が回診。
血液検査の結果、とりあえずカルシウムやリンに異常はなし。
でも、甲状腺ホルモンの値は月曜日以降でないと分からないとのこと。
退院後の金曜日に外来で結果を聞くことにした。
それに甲状腺ホルモンは変化するのに時間がかかるそうで、
本当に大丈夫かどうかは、二週間後くらいにもういちど採血をして
検査をしてみないと分からないんだそうだ。
ということで退院OKとのこと。

手術でとった腫瘍をとりあえず速攻で検査してOKだったけど、
たしかもっと詳しく病理検査を行うってダーが説明を聞いていた。
その結果、まだ聞いてないけど・・・・
というと、次の外来で教えてくれるそう。

それにそれに、入院前にS先生が、
「右側にある腫瘍も取れるような取る」って言ってたけど
あれはどうなったの？
と聞いてみると、そんな話は聞いてないとのこと。
多分見れなかったのでとらなかったのだと思うだって。
そういえば、昨日S先生やN先生が来なかったけど、
たしか学会があるとかって言ってたわ、入院する前。
今度外来で来た時に顎下の痺れとか、
右側の腫瘍とか、S先生に聞いてみることにしょうっと。

最近始めたジムでの運動。
せっかく習慣づいてきたので、ブランクをあけずに復帰したいけど
いつからOKか聞いてみると、2,3週間は様子見てだって。
まぁようは、首の傷だけなんだから、場所によってはマシンとか
OKだと思うのよねぇ。
いざ退院となると、次から次へと聞きたいことが満載。
もっと早く聞いておけばよかった。


ユーコちゃんも日曜日退院したいって、
先生に言ってみたけど、今ひとつはっきりした返事がないまま。
今日は先生がいないってことで、どうしようってことになったけど、
回診の先生が退院許可を出してくれました～。
ドレーン取るの私より１日遅かったからどうかと思っていたけど、
一緒に退院できて、よかったよぉ～。

ということで、２人一緒に売店へ行って、
傷口に貼る「３Ｍテープ」（約500円）を購入。
そして一緒に鏡を並べて看護師さんからレクチャーを受けます。
幅2cmくらいのテープを1cmくらいの長さに切ったものを
少しずつずらして傷口の上に貼っていきます。
ジャバラみたいな感じです。
ベターッと一気に貼ると動きが制限されて、
皮膚の動きがなくなるんだそうです。
とりあえず、6ヶ月間これをしておけば、
傷が目立ちにくくなるそうです。

昼からはフツーに全身シャワーを浴びて、
髪の毛も洗えた。

午前中に貼ったテープを外して、自分だけで貼ってみたり、
これまたフェイスパックをしたりと、
私たちの病室に新たに入る人もいなくて、
貸切状態で、自由にいろんなことしてます♪

私たちの退院が日曜日ってことで、
平日とは違って、入院費用の支払いは郵送で来るんだって。
金曜日の外来の予約はすでに入っているとのこと。
これで、明日の退院は問題なさそうです♪

入院6日目・・・術後3日目

朝の検温、6度5分。
アタシにしてはちょっと高いけど、ゼンゼンだるくはない。
とってもすっきりした感じで、
すっかり普通っぽくなってきました。

入院中初めてパン食。
だけど、パンがパッサパサ。
でも、量はちょうどいいです。

ご飯食べてしばらくすると急激な下腹部痛。
いよいよ下剤が効いてきたようです。
それにしても、痛い・・・。
数分後、ほぼ5日分の便がどわーっと出て、
そりゃぁもうすっきり。
もちろん腹痛もGoneです。

となりのユーコちゃんとこれまたあーだこーだ。
2人ともかなりの復活ブリです。
でも、ユーコちゃん曰く、
昨日の夜、結構うなされたよぉ～って。
確かに廃墟で遊んでる子供が2階から落ちてきて無事キャッチする夢や、
このまえ来てくれた友達から不倫を告白されて
相手からバターをプレゼントするんだなんて言われる夢を見たりはしたけど、
うなされるようなものではなかったような・・・・
でも確かに夜、何回か先生や看護師さんが見に来ていたような気がする。
なんだったんだろう。

今日の回診は私の執刀をしてくれたN先生だったので、
ドレーン抜いちゃった。
ちょっとズルッってやな感じがはしたけど、一瞬で終わり。
ただ、そのあと薬も着けずにガーゼをふんわり
はっつけただけだけど、いいのかぁ～？

昼前くらいから左の中指、薬指、小指がしびれてズーンと重くなった。
先生が様子を見に来たときによく、「手足のしびれはないですか？」って
聞くけど、これがそうなのか？


お昼を食べて、少し横になる。
14時頃、だんなが登場。
熱は37度。
一応看護師さんにしびれのことを話すと、
ひどくなってないのなら少し様子見ましょうってことになった。

しばらくして、高額保険証を１階の書類窓口へ出してきた。
持っていかれるものなのかと思いきや、５分ほどで返還された。
傷害手当ては今出すと、今日までの分しか証明できないとのことなので、
退院した後に持っていくことにしました。

夕方16時頃に下半身だけシャワーを浴びた。
わりと早くシャワーとか浴びれてウレシイ。
もっとドロドロになるまで、無理なのかと思ってた・・・。
シャワーを浴びたらちょっとしびれの感じがよくなってきた。


午後になってユーコちゃんの向かいにいたおばさまが退院したので、
もう私とユーコちゃんだけになってしまって、
そうなったらもう合宿所状態。
シャワー上がりにふたりでフェイスパックしてジェイソン状態だったり、
ボディクリームで足のマッサージを入念にやったりしながら、
いろんな話をしたら、実は職場が20mと離れないことが発覚！
これまた凄い偶然です。


夕方の検温では5度7分。
薬が効いてるみたいです。


20時頃、くまみたいな先生登場。
傷跡の上から顎下までの一帯の皮膚感覚がおかしくって、
ちょうど顎下の部分は歯医者の麻酔の切れかけみたいな感じで
しびれてて、喉の真ん中から下半分くらいはほぼ感覚がないの。
なのでちょっと聞いてみると、感覚がない部分は実際に腫瘍があった部分で、
傷口からそこまで皮をベローンとめっくて手術を行っていて、
首をぐるりと覆っている一番皮膚側の薄い筋肉を切っているので
違和感があるんだと思うとのこと。
でも顎下の部分は全く触ってないから、関係ないんじゃないか？
みたいなことを言うから、すぐ下の部分を手術したあとに、
偶然ここが別の原因でしびれたりすることがあると思うのかよぉ～と思い、
「手術前はなんともなかったですから」と言ってやりました。
もう、すぐ責任逃れみたいなことをいうので、
感じ悪いったらありゃしない。
もっと信頼できる先生に成長して欲しいものです。

で、明日検査してOKなら、明日であさってでも退院OKとのこと。
日曜日に退院するつもりマンマンだったので、
じゃぁ日曜日にって言ったら、分かりましたということでした。
日曜日に退院が決定です。
（。。。検査でなんともなければですが）