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入院4日目・・・術後1日目

2010年09月07日 | Weblog
結局4時間くらい寝れたかなっていう感じ。
朦朧としてる。
尿道カテーテルが気になって
体を自由に動かせなくて、
それで腰も痛くなってるような状態。
首は大分楽になった気がする。

なのでお願いして尿道カテーテルを外してもらう。
予定では午前中となっていたので、
9時すぎには心電図と一緒に外してもらった。
とたんに足を動かせて腰がバツグンに楽になった。


やっと自分の状況をここに来て確認。
傷口は思っていたより随分下のほうだった。
そしてその傷とは別に、
その左下のほうに管が皮膚に刺さっていて、
そこから細い銅線みたいな線がでてて、
横3cm×高さ4cm×幅2cmのプラスチックのジャバラになった容器に
つながれていて、血みたいなのがそこにたまってた。
その容器はテープで体につけられている。
いわゆるドレーンってやつ?

でも、体にはテープがいっぱいつけられていて、
この頃になると、これがどうにも痒くなってきた。

だんなが来たので、調子に乗って、
ベットの背もたれを起こしてもらったら、
ここであの低血圧性ショックが発生して気持ち悪くなる。
起こしては休み、起こしては休みと2回ほどそんなことを繰り返して、
起きれるようになった。

尿道カテーテルを取るということは、
自力でトイレに行かなくては行けない。
でも術後初めてのトイレは看護師さんに付き添ってもらう。
だけど、研修中のような若いメンズでちょっと恥ずかしいじゃないの。
心配していたカテーテル後の痛みはなくて、ちょっと安心。

尿管カテーテルがなくなると途端に他の部分の痛みも気なりだした。
喉が痛い。つばを飲みこんでも痛い。
ゲップが出来ないような詰った感もある。

午前中になんかのドラマのような、外科の先生の回診があった。
私の担当した先生でなく、若い女性。
まったく笑顔もなくつんけんした物腰。
男性の多い職場で大変だろうが、
せっかく整った顔してるし女性として生まれたんだから
その良さを生かしてあげろよ!と
病人ながら思うのでした。

回診は傷口に貼ってあるガーゼを取り替えて、
ドレーンの液をシリンダーに入れてその量を確認。

11時に抗生剤の点滴が終わった。
お昼からはお水を飲んでもいいと言われた。
体を拭いてくれて、それでT字帯と病院パジャマとおさらば。
普通のパンツとパジャマに戻って、
なんとなく元気になった。

しかし、熱が復活。
38度5分に血圧が89/55。
注射を打ってもらいしばらくすると熱が下がった。


そのうちチームリーダーのS先生が来て、
傷の辺りをさわり「うん、大丈夫」と言って行った。
次に来たN先生は「麻酔するだけでも2日位は熱が出るし、
喉の痛みは呼吸器だから3日もすれば治る」といわれた。


手術後初めての食事。
ほぼ水分のお粥だが、なかなか食べ切れない。
それに飲み込むときに、喉がまだ痛い。

夜もう一度だんなが来てくれた。
昨日に比べて大分顔色がいいって言ってた。
午後から随分動きが出来てきて、歩けるようにもなったし、
大分楽になってきた。

ただ、少し下腹部が痛い。
カテーテルのせいかもしれないので、
なるべくすぐトイレに行くようにした。