玉三郎の独り言

玉三郎の独り言

究極への道

2012-06-23 14:51:40 | ブログ

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先達て葉山の旭屋牛肉店のK君が若奥様 (新婚ホヤホヤで、いつも爽やかな茶道などたしなむ素敵なお嫁さんなんです。) と一緒に注文の食材を届けに来てくれた。

「えぇ~!! これ松坂牛じゃない。」 彼はその時々全国から最高の食材を調達してくれるのだが、今回はたまたま松坂牛が手に入ったらしい。

これはまた余談になってしまうが、あの料理家 北大路魯山人の書いた 「料理王国」 なる本を読んだとき魯山人は自身の創作する料理のためには手間隙をいとわず日本全国から最も優れた食材を探し、陶芸家でもある彼は自ら焼いた器に盛り付けるとか。

そんな料理家ではないが、男が料理を作るということは絵画や書と同様、芸術的なことなんだ、だからこんな素晴らしい食材が手に入ると俄然やる気と力が入ってくる。

もう頭の中は明日から作るカレーのことでいっぱい・・・その先の皆が美味しそうに食べる顔まで見えて来るから不思議なんだよね。

あのぉ~、随分と楽しそうなところ申し訳ありませんが、

         僕の話はさっぱり出てこないし、だいいち僕はカレー食べられないよねぇ

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こんな雨の日は

2012-06-16 09:23:02 | ブログ

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とうとう本格的な梅雨になってしまった。

これから当分の間うっとうしい日が続くのかと思うと少しアンニュイな気分にもなるが・・・

梅雨はそう悪い事ばかりではない、だってこの国の自然や文化には欠かすことの出来ない時期だから、草木はいっぱい水分を取って生き生きと育ち、詩や俳句そして名曲もたくさん生まれた。

こんな日は家の中から青々として水滴に輝く緑を眺めながら、ピチッ ピチッと庭の敷石に落ちる雨音を聞き、ぼ~っとしているのも悪くない。

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・・・の洗濯に。

2012-06-07 13:28:34 | ブログ

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日々の生活に流されて、少しずつ自分を失っていきそうになる。

汚れてしまった衣類なら洗えば綺麗になるが、人の心は洗濯機には入れられない・・・。

そんな時は出かけようクリーニング屋さんへ!! いやいやそうじゃなくて美術館でしょ・ねぇ。

昨日は雨の中上野へ行って参りました。 「高橋由一(たかはしゆいち)展」

四十歳をすぎて本場の西洋画を知らずに「和製油画」で写実に挑み日本の近代洋画の父と呼ばれた男。 初期から晩年まで多くの作品の中、際立つ絵がある。

誰もが美術の教科書で一度は目にした事のある、吊るされた新巻鮭の絵。

これが油絵では珍しい縦描きで140cm表装の額も入れたら2m以上ある、でかい。

圧倒される写実感と大迫力の明治の鮭に脱帽・・・。

今月24日(日) まで東京芸大美術館で展示されている、是非その目で本物を!!

あんたのは洗濯じゃなくてオタクでしょ、それで僕のお土産は?

       アメ横でマグロの刺身を買ってきたの・・・ご馳走様。 

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抜け毛の気になる貴方に・・・

2012-06-03 12:27:08 | ブログ

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とても陽気がよくなりまして、外を歩いている人を見ても半袖派が圧倒的に多くなりました。

人間は衣替えと称してこの時期涼しげな様子になりますが、僕達はまさかお腹のジッパーを下げて毛皮を脱ぐわけにもいかず・・・おっと、それらしい猫が実はいるんですねカナダ原産の「スフィンクス」って猫、素っ裸の猫って言ったらいいのかなぁ、ぜひ検索してみて下さい、笑っちゃいますよ。

話が脱線してしまい・・・着ぐるみではない純毛ですから、夏に向かって気温が上がって来ますと冬毛から夏毛に生え変わって参ります。

僕は毎朝あの人にブラッシングをしてもらうのですが、抜けた毛をひと月も集めたら可愛いクッションでも出来る程で、部屋の中も大変!! お掃除係のエリザベスも毎日せっせと働いてくれています。

さぁ~て今日もブラッシングしてもらおうかなぁ・・・

             あぁ~ちょっと、ちょっとトリートメントもお願いね。

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