どうもこんにちは麻生太郎です。。。
秋です。獅子舞の疲れから元の調子に戻るのに1週間近くかかり、さすがはオーバー
サーティー、いや、間もなく不惑(ちょっと気が早いか[笑])だという現実を感じずには
いられない今日この頃の自分ですが、みなさんは如何お過ごしでしょうか?
結構強引な運びです。出だしから空回りしてますねー(苦笑)
8月に思いっきりサザンを聴いた後、9月に入ってからは女性ヴォーカルを中心とした
アコースティックな感じの音ばかり聴いています。感傷的な感じ、昼より夕方や夜が合う
感じの音で、これぞ秋という感覚でしょうか。
例えば、元ドリーム・アカデミーのケイト・セイント・ジョン、マドレデウス、キャロル・キング(タツヤさんセレクション)、ビリー・ホリデイも哀しげで良かったですし、
日本では小島麻由美さんなんかも良いと思います(ダーツカさんに感謝!!)
男性ヴォーカルだとこの時期は誰が良いのかなあ。オススメがあればどなたか教えてく
ださいね♪ちなみに、プロディガル・サンズ(まゆまゆさんのオススメ)は音の感触が
この時期や夜に合うと思います♪♪
そうは言いながらも、そんなアコースティックな感じや、ミディアムかそれ以下の
テンポの音を良いと思えるようになったのはごく最近なんですがね。正確に言えば、
いっぽ堂を始めてからと言う方が自分でも分かり易いです。
そんな偶然が重なって出会ったのがこのイベント。これは必然なのか。
『大人のためのCAFE!!ROCK!!LIVE!! VOL.10
HEATWAVE 山口洋
on the road,again VOL.4』
8月9日。場所はもうおなじみと言っていい CAFE POULOWNIA。
記念すべき10回目は、このシリーズの最初を飾った人物であり、節目ではやはり
この人しかいないと言うべき、HEATWAVEの山口洋さん。
主催者のワタナベ君はずっと僕に言っていた。
「とにかくこの人(山口洋)のライブを観てほしい。全てはここから始まったから。」
自分はこれまで中々タイミングが合わず未体験のままシリーズに参加しており、その
意味でも今回はとても期待していたし、それは過剰な程でもあった。
例の如く自分は仕事を終えての参加。
ステージは既に後半も大詰め。チヨリンさんとのセッションの真っ最中だった。
「こんなに参加が遅かったら、せっかくのワタナベ君の言ってくれていた意味も感じ
られないまま観終わってしまうだろうな。。。」
諦めに近い気持ちでステージを眺めていた。
しばらくして気づく。
「あれ、チヨリンさん、今回はマリリンさんがいないのに、でも気迫というか、
テンションすごく高いなあ。」
会場も皆惹き込まれている。というか自分ももう気持ちが入り込んでいるのが分かる。
どっと沸いた状態でセッションが終わり、間もなく山口さんのソロが再開。
エンディングへと向かって行く中での、山口さんのMCがとても印象に残る。
以下がその内容。記憶を辿っての記述なので詳細や事実関係が若干違うかもしれませ
んが、どうぞご容赦ください。
自分がニューヨークにしばらく住んでいた事があり、その頃の話なんだけど、隣の住人が殺される(!!)という事件があって、その日の深夜に、自分一人でハーレム街で以前から約束していた人に会いに行かなくてはならなくて、さすがに不安になり、もう片方の隣の住人(もう友達になっていた)に思わず「オレ、これからそんな約束があるんだけど行って大丈夫なのかな?」と訊ねたら、彼はこう答えた。
「アンタ(自身)が絶対大丈夫だと思っていたら大丈夫、かもしれないが、アンタが
大丈夫じゃないと思っていたら、絶対大丈夫じゃない!!!」
この言葉を聞いた瞬間に、自分のこれまで積み上げてきた人生観や価値観みたいな
ものが自分の中で音を立てて崩れていった気がした。それで、スッキリした気持ちで
自分はその場所へ向かったんだ。(以上 山口洋さんのMCより)
どんな書物にも負けない位、究極の自己啓発の核心のようなコトバだった。このコトバ
を繰り返し話してくださった山口さんを観ていて、「あぁ、この人は大切な人(観客)に
自分が大事だと思う事を伝えるために全国を廻っておられるんだろうなあ。」としみじみ
思ってしまいました。普段はクールな感じで素っ気ない位の印象の方なんですがね。
そこがまたカッコイイんですが!!
そしてステージは最終曲、『STILL BURNING』に突入。
THE CLASHのジョー・ストラマ―が山口さんに言ったコトバがそのまま曲名
になったそうだ。
アコースティック・ギター1本とハープで彼は静かに、でも熱く唄い上げる。
「STILL BURNING,STILL BURNING.
STILL BURNING,燃えとるとです」
九州出身の山口さんらしく九州弁を織り交ぜたそのコトバに、自分も何か感情が沸き
立って熱くなるのが分かった。
ステージ終了直後に『STILL BURNING』の入っているアルバムを会場で
ボクが即買いしたのは言うまでもありません。
写真はその時の山口さんとのショット。自分もサマーカットで頑張ってます(笑)
山口さん個人のスタジオで収録されたアルバム『made in aso』の最初の
ナンバーがこの曲なのだが、これがまた良いんです。
冒頭の話の続きにもなりますが、このアルバムも、秋の夜にじっくり聴けそうです。
夏の午後や、夕方のイメージも強いので、梅雨位からずっと聴いていられそう♪
まだまだ伝えたい事があるのですが、30分にも満たないだろう参加でさえもこれだ
けの事を感じさせてくれた山口さん。やはりワタナベ君の言った通りだなと思い、
あらためてワタナベ君にも感謝したい気持ちです☆
「燃えとるとです」と静かな口調でありながら叫びにも聞こえた感情を秘めた山口さん
のライブ、是非また観たいと思いました。
あぁ、これでようやく夏の締め括りが出来た気がします。全然言い足りてないの
ですがね(笑)
今回も長くなってしまいました。お付き合いくださった方どうもありがとうございます!
ではまた☆
秋です。獅子舞の疲れから元の調子に戻るのに1週間近くかかり、さすがはオーバー
サーティー、いや、間もなく不惑(ちょっと気が早いか[笑])だという現実を感じずには
いられない今日この頃の自分ですが、みなさんは如何お過ごしでしょうか?
結構強引な運びです。出だしから空回りしてますねー(苦笑)
8月に思いっきりサザンを聴いた後、9月に入ってからは女性ヴォーカルを中心とした
アコースティックな感じの音ばかり聴いています。感傷的な感じ、昼より夕方や夜が合う
感じの音で、これぞ秋という感覚でしょうか。
例えば、元ドリーム・アカデミーのケイト・セイント・ジョン、マドレデウス、キャロル・キング(タツヤさんセレクション)、ビリー・ホリデイも哀しげで良かったですし、
日本では小島麻由美さんなんかも良いと思います(ダーツカさんに感謝!!)
男性ヴォーカルだとこの時期は誰が良いのかなあ。オススメがあればどなたか教えてく
ださいね♪ちなみに、プロディガル・サンズ(まゆまゆさんのオススメ)は音の感触が
この時期や夜に合うと思います♪♪
そうは言いながらも、そんなアコースティックな感じや、ミディアムかそれ以下の
テンポの音を良いと思えるようになったのはごく最近なんですがね。正確に言えば、
いっぽ堂を始めてからと言う方が自分でも分かり易いです。
そんな偶然が重なって出会ったのがこのイベント。これは必然なのか。
『大人のためのCAFE!!ROCK!!LIVE!! VOL.10
HEATWAVE 山口洋
on the road,again VOL.4』
8月9日。場所はもうおなじみと言っていい CAFE POULOWNIA。
記念すべき10回目は、このシリーズの最初を飾った人物であり、節目ではやはり
この人しかいないと言うべき、HEATWAVEの山口洋さん。
主催者のワタナベ君はずっと僕に言っていた。
「とにかくこの人(山口洋)のライブを観てほしい。全てはここから始まったから。」
自分はこれまで中々タイミングが合わず未体験のままシリーズに参加しており、その
意味でも今回はとても期待していたし、それは過剰な程でもあった。
例の如く自分は仕事を終えての参加。
ステージは既に後半も大詰め。チヨリンさんとのセッションの真っ最中だった。
「こんなに参加が遅かったら、せっかくのワタナベ君の言ってくれていた意味も感じ
られないまま観終わってしまうだろうな。。。」
諦めに近い気持ちでステージを眺めていた。
しばらくして気づく。
「あれ、チヨリンさん、今回はマリリンさんがいないのに、でも気迫というか、
テンションすごく高いなあ。」
会場も皆惹き込まれている。というか自分ももう気持ちが入り込んでいるのが分かる。
どっと沸いた状態でセッションが終わり、間もなく山口さんのソロが再開。
エンディングへと向かって行く中での、山口さんのMCがとても印象に残る。
以下がその内容。記憶を辿っての記述なので詳細や事実関係が若干違うかもしれませ
んが、どうぞご容赦ください。
自分がニューヨークにしばらく住んでいた事があり、その頃の話なんだけど、隣の住人が殺される(!!)という事件があって、その日の深夜に、自分一人でハーレム街で以前から約束していた人に会いに行かなくてはならなくて、さすがに不安になり、もう片方の隣の住人(もう友達になっていた)に思わず「オレ、これからそんな約束があるんだけど行って大丈夫なのかな?」と訊ねたら、彼はこう答えた。
「アンタ(自身)が絶対大丈夫だと思っていたら大丈夫、かもしれないが、アンタが
大丈夫じゃないと思っていたら、絶対大丈夫じゃない!!!」
この言葉を聞いた瞬間に、自分のこれまで積み上げてきた人生観や価値観みたいな
ものが自分の中で音を立てて崩れていった気がした。それで、スッキリした気持ちで
自分はその場所へ向かったんだ。(以上 山口洋さんのMCより)
どんな書物にも負けない位、究極の自己啓発の核心のようなコトバだった。このコトバ
を繰り返し話してくださった山口さんを観ていて、「あぁ、この人は大切な人(観客)に
自分が大事だと思う事を伝えるために全国を廻っておられるんだろうなあ。」としみじみ
思ってしまいました。普段はクールな感じで素っ気ない位の印象の方なんですがね。
そこがまたカッコイイんですが!!
そしてステージは最終曲、『STILL BURNING』に突入。
THE CLASHのジョー・ストラマ―が山口さんに言ったコトバがそのまま曲名
になったそうだ。
アコースティック・ギター1本とハープで彼は静かに、でも熱く唄い上げる。
「STILL BURNING,STILL BURNING.
STILL BURNING,燃えとるとです」
九州出身の山口さんらしく九州弁を織り交ぜたそのコトバに、自分も何か感情が沸き
立って熱くなるのが分かった。
ステージ終了直後に『STILL BURNING』の入っているアルバムを会場で
ボクが即買いしたのは言うまでもありません。
写真はその時の山口さんとのショット。自分もサマーカットで頑張ってます(笑)
山口さん個人のスタジオで収録されたアルバム『made in aso』の最初の
ナンバーがこの曲なのだが、これがまた良いんです。
冒頭の話の続きにもなりますが、このアルバムも、秋の夜にじっくり聴けそうです。
夏の午後や、夕方のイメージも強いので、梅雨位からずっと聴いていられそう♪
まだまだ伝えたい事があるのですが、30分にも満たないだろう参加でさえもこれだ
けの事を感じさせてくれた山口さん。やはりワタナベ君の言った通りだなと思い、
あらためてワタナベ君にも感謝したい気持ちです☆
「燃えとるとです」と静かな口調でありながら叫びにも聞こえた感情を秘めた山口さん
のライブ、是非また観たいと思いました。
あぁ、これでようやく夏の締め括りが出来た気がします。全然言い足りてないの
ですがね(笑)
今回も長くなってしまいました。お付き合いくださった方どうもありがとうございます!
ではまた☆
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