東京砂漠１

東京に対する憧れと
大学への進学で上京してきた私ですが、
実は
「漫画家になりたい」
という幼い頃からの夢を叶えるというのも大きな理由のひとつでした。

その幼い頃の夢はそのうち、思春期に「やおい（ＢＬ）」にはまるにつれ
「同人誌を作りたい」
という夢に変わっていったわけですが・・・　・・・

『同人誌』

なんと甘い響きでしょう。
自分の思い通りに自分の好きなキャラを動かし、絡ませｗ、自分だけの脳内ファンタジー本を作れるのです。
表紙の紙、色、単色かフルカラーか、インクに蛍ピン入れるか、
ＰＰかマットＰＰか、
いややっぱり王道は1冊目はコピー本からだろう、
2冊目は表紙を多色刷りにして、次は憧れのフルカラー！！

という風に当時は同人誌にも王道のステップがあったんですが。

上京してきた私はしょっぱなからフルカラー本を出しましたっけ・・・
ぁぁ懐かしいぞな。

オタ友達がいないから、個人サークルで一般人の友人に付き合ってもらってましたっけ・・・


ジャンル？ジャンルですか？
某ゲームですよ。
しかも驚くことに、
私の選んだカップリングはなぜか、広いビックサイトでただひとつしかないカップリングだったのです。
そんなレア感だけはたっぷりの香ばしい同人誌を作っていましたっけね。

(*´Д｀*)んー。

それでも同人誌専門雑誌に通販投稿を載せてもらったり、
ほぼ2、3ヶ月に1度はイベントに参加したりして、
ほそぼそと活動していました。


夜も明けてきましたので、このお話はまた今度・・・