Review the Reviews

レビューをレビューするブログ

とらの『ダークナイト ライジング』評

2012年07月29日 | 映画

01-vlcsnap-2012-07-28-13h52m46s233

 

『ダークナイト ライジング』(2012年/アメリカ・イギリス映画)

 

評者:とら

掲載サイト:『映画鑑賞日記』

概要:クリストファー・ノーラン監督によるバットマン新三部作の完結篇

[本家ブログの記事はこちら

 

 

さて、内容。

うーん、うまく言えない。

 

銃撃が始まったとき、コロラド州での銃乱射事件を思い出し、とても嫌な気分になった。

おのれ、あの犯人め…。

 

ボクは例の事件はスルーしたが、率直に語るのもひとつの手だろう。

映画ブログは、見たかぎりほぼ全員が無視。

まあ、ボクの批判さえビビって逃げる連中だから当然か(笑)。

 

ベインの魅力が分からない。

あと強さも良く分からない。

ベインてお金なさそうなのに、感心するのが部下の忠誠心。

恐怖で支配なのかな?ジョーカーみたいに悪のカリスマって感じはしない。

pure evilとか言われてたけど、そういう感じでもないよな~。

ラーズ・アル・グールの後継者で、ラーズのやろうとしたことを完結させるとか言っても、はぁ。

あと、いつもリュックの肩紐つかむみたいなポーズしてるのが気になって仕方なかった。

胸をはだけるのか?と思ったけど、そうでもなく…。

 

ベインというのは、腕力自慢の敵役。

部下は命令されると、なぜか平気で命を投げ出すんだよね。

まったくバカげており、いくら漫画の映画でも、誰かが指摘しないといけない。

それより「リュックの肩紐つかむみたいなポーズ」のところがおかしい。

うんうん、たしかにそんな手つきをしてた!

予告篇のほうが良かったという感想も、同感だ。

 

キリアン・マーフィーも本筋には関わらないけど出てる。

何してるんですか、スケアクロウさん。

このシリーズの中で一番生き生きとしていて、自分の役回りに満足している感じ(笑)。

 

キャスティングに作家性が感じられないのがクリストファー・ノーラン監督だが、

ただひとりキリアン・マーフィーだけイキイキしていた。

ボクは自分の記事を書くとき忘れてたし、思い出しても書かなかったろうが、

些細なことでも書いてみると面白みが出るものだ。

 

 

文体:★★☆☆☆ 推敲せずダラダラ書き流してるはず

情報:★★★★☆ 着眼点がよく、おもわず膝を打つ内容

熱意:★★★☆☆ 両論併記のレヴューだが、本音で書いている

平均点:3.0 今回もたくさんブログ記事を読んだが、一番よかった


最新の画像もっと見る