ロンドンオリンピック:日本 1-0 モロッコ
評者:netarrows
掲載サイト:『サッカー鍋【石に立つ矢】』
概要:リーグD第2戦。永井謙佑のゴールで勝利。ベスト8進出を決めた
サッカーの本質はどうも理解されづらくて、ファンは歯痒い思いをする。
だがそれも昔話になるかも。
モロッコ戦後、評者の職場で「守備」が話題となった。
それ以上に人気が高いのが吉田麻也。
後半ロスタイムのモロッコのシュートをクリアした場面にはシビレたという女性もいました。
キャプテンとしてチームとディフェンスを引っ張る姿は、
あまりサッカーを見ない人も魅了するようです。
女性は「頼れる男」に弱いからね。
ありそうな話。
ちょっとサッカーを知っている人は、徳永悠平が渋い、
鈴木大輔は落ち着きが出た、酒井高徳も結構やると言っています。
ディフェンスの選手の名前がポンポン出る会話に、ぼくはうれしくなってしまいました。
レベルの高い職場だな(笑)。
ボクよりずっと詳しい。
一応これでも、とある日本代表選手の掲示板を長く運営してるんだけど。
スターが人気を引っ張る段階から、
チームプレーを全体として見れる観衆の登場という転換。
日本のサッカーの裾野が広がってきた証だと思います。
ホントかよと眉に唾つけながらも、こういうレヴューもありかなと思う。
ところで後藤健生は、第3試合・ホンジュラス戦後にこう語っている。
もしもである。
今回のオリンピックで男女がそろって決勝に進出でもしたら、
これまで日本のサッカーに対して比較的好意的だったヨーロッパのサッカー界あたりからも、
「勝利のために手段を選ばない」といった批判の声が上がってくるかもしれない。
なんの心配をしてるんだという感じでおかしいが、
サッカーファンはひねくれて、マゾヒスティックなところがある。
文体:★★★☆☆ うつくしい文体のサッカーブログをどなたか教えてください
情報:★★★★☆ 身辺雑記をうまく絡めている
熱意:★★★☆☆ サッカーファンの本音の本音は、簡単にはつかめない
平均点:3.3 ループシュートみたいな意外性のある記事