森林下の薄暗い中、落ち葉に埋もれるようにひっそりと咲いているのは
小さなカンアオイ、ミヤビカンアオイです。ミヤビカンアオイは奄美大島
のみにみられる固有種で、この時期地上付近に直径約1cmほどの小さ
な花をつけます。奄美大島にみられる小さなカンアオイ類3種は似てい
て決定的に違うのがシベの数ですが、いずれも絶滅危惧種だけに花を
割って中を見ることはできず、識別に迷うことも少なくありません。
【島口バージョン】(キシゆむた)
山ぬしゃーぬ薄暗かん中、落てぃたん葉ちうさわれぃんにしよおりくゎ咲
しゅんやいなさんカンアオイ、ミヤビカンアオイだりょっと。ミヤビカンアオ
イや島じしかにゃらんしじょあてぃ、くん時期地なんてぃ直径やて~げ1cm
べりぬいなさん花ぬくっかりょっと。島なんにゃれぃんいなさんカンアオイ
ぬみいいちみしじょや、にしゅんばはっきり違ゆんやシベぬいくちあんか
あてぃ、全部なぁねんなろっちしゅんしじょあんかな、花ば割てぃ中ばにゅ
んくとぅやでけらんてぃ、どぅっかどぅれぃがぬ分からんなりゅんくとぅだか
ありょっと。